車の場合には、修理や車検の時に代車を貸してくれるという事は一般的です。
では、バイクの時にはどうなのでしょうか?
車検や修理でバイクを預ける場合、代車が無いと困るという人もいますよね。
結論から言うと、バイク屋の場合には代車があるショップとないショップがあります。
そのため、ここでは
などについて詳しく解説しています。
バイク屋でも代車の貸出しがあるところは多い
バイク屋の場合には、あまり代車のイメージが無いかも知れませんが、代車の貸出しをしているショップも多いです。
「多いです」と言うのは、貸出しをしていないショップもあるから。
代車の貸出しがあるかどうかは、そのショップによって異なるという事です。
ただ、昔に比べると、貸出しを行っているショップが増えて来ているのも事実。特に、大手のチェーン店やディーラーの場合には、ほとんどのショップで代車があります。
また、小規模のショップは代車が無いかと言うと、そんなこともありません。
確かに、小規模のショップは代車が無いところも多いです。
とはいえ、無いと決めてしまうのは早計。
まずは、代車があるのかどうか確認をしてみると良いでしょう。
代車を貸してくれる条件とは?
代車があるショップでも、貸してくれる条件があります。
基本的には上記のような時で、「自分バイクを預けなくてはならない」時。
これが代車を借りられる条件です。
たまに、
このような質問もありますが、基本的には断られてしまいます。
あくまでも、修理や車検の依頼と代車の貸出しはセットになっているからです。
バイクの代車の料金は?
代車を借りる場合、費用は掛かるのでしょうか。
基本的には代車は「無料」のショップがほとんどです。
ただ、修理の時だけ「有料」というケースもあります(多くはありませんが)
費用についても、ショップに違いがあるので事前に確認をしておいた方が良いでしょう。
また代車はないけど「レンタルバイク」ならあると言うショップもあります。
このような場合は、レンタル費用で数千円~掛かってしまうので、代車が必要であれば代車のあるショップを選んだ方が良いでしょう。
代車で借りられる車種
多くの場合、代車は原付スクーターです。(50ccもしくは125㏄)
なかには250㏄以上を貸してくれるショップもありますが、極めて少ないです。
中型や大型バイクを預けても、借りられるのは原付という事ですね。
これは、代車を用意しておくにもコストが掛かるからです。
中型や大型の代車を常備しておけるほど、バイク屋さんは余裕が無いんです・・・。
バイク屋の代車は予約と事前確認が重要!
代車には、台数に限りがあります。
バイク屋の代車はそれほど多くはなく、大手でも4~5台あれば良いほう。
多くのショップは2~3台。1台のみというショップもあります。
そのため、代車があっても全部貸出し中というケースも少なくありません。
また、代車の貸出しには「事前予約が必要」としているショップも多いので、代車を借りたいという場合には、事前の確認をするようにしましょう。
大手ショップの代車の状況
全国にある、大手ショップの代車について簡単にまとめてみました
レッドバロンの代車
レッドバロンは、各店舗に数台の代車があります。
修理や車検、点検、カスタムなどでも無料で借りられます。
主に原付がメインですが、稀に250㏄以上の代車がある店舗も。
もちろん、空き状況によっては借りられない事もあるので、事前確認と予約がおススメです。
2りんかんの代車
2りんかんは車検の時に代車の貸出しサービスがあります。
ただ、
となっているので事前確認が必須です。
また、車種はスクーター、費用は無料です
NAPSの代車
NAPSも車検時には無料で代車が借りられます。
ただ、2りんかんと同様に、一部の店舗では取扱いがありません。
事前に代車の用意があるか、確認するようにしましょう。
車種は店舗によって異なりますが、50㏄から中には250㏄を貸してくれる店舗もあります。
SOXの代車
大手のSOXグループも車検時には代車の貸出しが可能です。
基本的には全店舗で借りることができますが、各店舗の代車数はそれほど多くありませんので事前に確認をしておくようにしましょう。
代車を借りる時の注意点
バイクショップで代車を借りる時には、注意しておくこともあります。
下記にまとめていますので、チェックしてみて下さい。
事故修理の場合は保険会社に確認
修理や車検で代車を借りる事が多いと思いますが、注意が必要なのは「事故による修理」のとき。
事故を起こして修理する場合には
との兼ね合いもあります。
事故修理の場合には、長期間の預かりになります。
また、車検や点検・普通の修理と異なり、代車費用が掛かる事も多いのです。
この代車費用が、「保険で補償されるのか」「いくらまで補償されるのか」という問題が出てきます。
そのため、事故修理の場合には、保険会社にも相談をしたうえで代車を借りるようにしましょう。
借りている間の保険状況を確認しておく
代車を借りている間に、その代車で事故を起こした場合にはどうなるのでしょうか?
実は、このあたりの対応はショップによってバラバラです。
当然、ナンバーが付いている以上は自賠責保険には加入しています。
ただ、乗っている人をカバーしている保険まで加入しているとは限りません。
このような時の対応や、保険の状況は事前に確認しておきましょう。
ガソリン満タン返しが基本
代車の費用は無料でも、使用したガソリンは自分持ちが基本です。
事前に説明が無かったとしても、マナーとして満タンにして返すようにしましょう。
ただ、借りる時に満タンになっていない時もあります。
これを満タンで返すのはおかしいですよね。
なので、借りる時にはガソリンの残量を確認して、満タンでなければ「返す時のルール」を聞いておくと良いです。
まとめ
通勤や通学で使用している人は、バイクが無いと困りますよね。
最近は代車を貸してくれるバイク屋も増えて来ていますので、事前に確認をしてみると良いでしょう。
ポイントは、
です。
また、繰り返しになりますが、代車の保険状況や、転倒や傷つけた時の対応も確認しておくようにしましょう。