九州は、阿蘇をはじめとして、ツーリングの快走ルートがたくさん有ることで知られています。
そんな九州へのツーリングを計画した時には「フェリー」を使うことを検討する人も多いのではないでしょうか。
ただ、フェリーを使う場合には、複数のフェリー会社やルートが存在するためいまいちわかりにくいのも事実です。
そのため、ここでは
について、所要時間や料金の目安などをまとめています。
東京から九州へ上陸する航路(ルート)
出発地 | 九州の到着地 | 所要時間(目安) | フェリー会社 |
東京 有明 | 福岡 北九州新門司 | 約34時間(※徳島経由) | オーシャン東九フェリー |
関東から九州へのフェリー航路は東京(有明)からの「オーシャン東九フェリー」だけになります。
そのため、関東以北の東北在住の方も、東京までは来ないとフェリーで九州には行けないということになりますね。
オーシャン東九フェリーで九州に行く場合には、徳島県(沖洲)経由で北九州市の新門司港へ到着するルートです。
関西から九州へ上陸する航路(ルート)
出発地 | 九州の到着地 | 所要時間(目安) | フェリー会社 |
大阪 大阪南港 | 大分 別府港 | 約12時間 | フェリーさんふらわぁ |
兵庫 神戸港 | 大分 大分港 | 約11.5時間 | フェリーさんふらわぁ |
大阪 大阪南港 | 鹿児島 志布志 | 約16時間 | フェリーさんふらわぁ |
大阪 大阪南港 | 福岡 北九州新門司 | 約12.5時間 | 名門大洋フェリー |
大阪 泉大津 | 福岡 北九州新門司 | 約12.5時間 | 阪九フェリー |
兵庫 神戸港 | 福岡 北九州新門司 | 約12.5時間 | 阪九フェリー |
兵庫 神戸港 | 宮崎 宮崎港 | 約12.5時間 | 宮崎カーフェリー |
関西エリアから九州へのフェリー航路は複数あります。
メインは大阪の南港から。次いで神戸港。また、大阪の泉大津からのフェリーもあります。
南港はフェリーの会社によって、乗り場の場所が異なりますので確認をするようにしましょう。
到着する港は、北九州の新門司~大分・別府~宮崎~鹿児島と、北から南までありますので、ツーリングのルートに応じて選ぶことができます。
目的の港に合わせて、フェリー会社(出発港)が決まるという感じでしょうか。
東京・関西から九州へのフェリー料金の目安
では、航路の次は料金です。
フェリーの料金は時期(シーズン)によって変動するのが一般的なので、あくまでも目安として捉えて頂きますようお願いします。
注意点としては、
出発地 | 九州の到着地 | 最安客室料金 | バイクの運賃 | |||||
閑散期 | 繁忙期 | 原付 | 125㏄ | 400㏄ | 750㏄ | 750㏄超 | ||
東京 有明 | 福岡 北九州新門司 | 17,080円 | 17,400円 | 6,330円 | 6,330円 | 9,480円 | 12,650円 | 12,650円 |
大阪 大阪南港 | 大分 別府港 | 11,200円 | 12,310円 | 4,700円 | 4,700円 | 7,900円 | 7,900円 | 7,900円 |
兵庫 神戸港 | 大分 大分港 | 11,200円 | 12,310円 | 4,700円 | 4,700円 | 7,900円 | 7,900円 | 7,900円 |
大阪 大阪南港 | 鹿児島 志布志 | 13,500円 | 15,620円 | 5,500円 | 5,500円 | 10,100円 | 10,100円 | 10,100円 |
大阪 大阪南港 | 福岡 北九州新門司 | 6,700円 | 7,020円 | 3,550円 | 3,550円 | 5,090円 | 6,630円 | 6,630円 |
大阪 泉大津 | 福岡 北九州新門司 | 6,680円 | 7,400円 | 3,540円 | 3,540円 | 5,080円 | 6,630円 | 6,630円 |
兵庫 神戸港 | 福岡 北九州新門司 | 6,680円 | 7,400円 | 3,540円 | 3,540円 | 5,080円 | 6,630円 | 6,630円 |
兵庫 神戸港 | 宮崎 宮崎港 | 11,420円 | 13,070円 | 5,720円 | 5,720円 | 7,920円 | 9,020円 | 9,020円 |
また、各フェリー会社とも、「往復割引」や「学生割引」など、色々な割引制度を用意していることが多いです。
予約をする時には、適用できる制度がないか、チェックしてみると良いでしょう。
フェリーの予約方法
計画的に九州へのツーリングをする場合には、予約は必須です。
関西から九州へのフェリー会社は、2か月前からの予約受付になっています。(オーシャン東九フェリーは1ヶ月前から)
大型連休の時などは、予約が困難になることも多いので、早めの予約をすることをおススメします。
基本的には、Web予約・電話予約が可能ですが、フェリー会社の予約規約を確認しておきましょう。
四国から九州へのフェリーもある
今回は、東京・関西からの航路を紹介していますが、四国から九州へ上陸するフェリーも複数出ています。
四国からの場合には、次のような航路があります。
各フェリー会社とリンクを貼ってありますので、興味のある方は調べてみてください。
まとめ
フェリーを使ったツーリングは、時間も掛かりますが良いこともたくさんあります。
九州行きのフェリーは朝到着の便がほとんどです。
そのため、航海中にゆっくり休んで、到着後は万全の状態で九州を堪能できるのもメリットでしょう。
また、フェリーの道中も楽しいものです(慣れている人は暇という人も多いですが・・・)
まとまった休みが取れるのであれば、フェリーでの九州ツーリングはおススメですので是非チャレンジしてみて下さい。