バイク乗りの「あるある」のひとつが、虫問題。
特に夏の夜などは、走っている時の虫アタックや、走った後の虫汚れに悩んでいる人も多いのでは。
そのため、ここでは
などについて詳しく解説しています。
バイクで虫を避けるのは不可能?
結論から言ってしまうと、バイクに乗っていて虫を避ける方法はありません・・・。
虫の少ない冬場の日中ならあまり困る事は無いと思いますが、夏の夜などは、どうにもならないと言って良いでしょう。
ご存知のように虫は光に集まってくるので、ヘッドライトはもちろん身体にも多くの虫がぶつかってきます。
気持ちの悪い話で恐縮ですが、夏の夜に高速道路を走ったりした時には、潰れた虫の処理が大変です・・・。
また、昼間でも山の方へ行ったときには結構な被害がありますよね。
羽虫だけなら良いですが、カナブンのような硬い甲虫が顔や体に当たると、石かと思うような痛みも。
バイク乗りの「あるある」ではないでしょうか。
どうしても嫌なら、夏の夜は走るのを控えるくらいしかないのが現状です。
バイクで走っている時の虫対策
避ける事が出来ないのなら、できるだけ被害を減らすしかありません。
まずは、走行中の身体を守りましょう。
ヘルメットのシールドは必須
ヘルメットはフルフェイス、もしくは、ジェットヘルメットでもシールドは必須です。
硬い虫が顔に当たるとメチャクチャ痛いですし、気持ち悪い・・・。
とにかく、顔に直接当たらないようにする事が大事ですね。
どうしてもシールド付きのヘルメットが無い時には、最低限アイウェア。目を守るようにした方が良いでしょう。
目に虫が入ると危険です。羽虫ならまだしも、硬い虫が目に直撃したら痛いだけでは済まない事も。
ただ、夜にサングラスだと、それはそれで暗くて視界も悪くなるので、視界を奪わないアイウェアを。
なんだかんだ言っても、シールド付きのヘルメットを選ぶのが一番です。
夏でも長袖が良い
夏は半袖でバイクに乗りたい気持ちもありますよね。
ただ、虫対策で言うと(もちろん安全面でもですが)長袖を着用すると良いでしょう。
直に硬い虫があたると、結構な痛みです。
余談ですが、カナブンなどの甲虫だけでなく、蜂とかも痛いです・・・。
もちろん、グローブも必須ですね。
走った後の虫汚れの掃除方法
もしかしたら、走っている時よりも、走った後の虫汚れの方に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
「ヘルメットを脱いだら虫だらけで萎えた・・・。」
「バイクが汚くて洗車したいけど夜だし・・・。」
こんな時もありますよね。
虫汚れの対策について解説していきましょう。
応急処置をするだけでも全然違う
ヘルメットやバイクの虫汚れですが、できる事ならすぐ洗うのが一番。
とは言っても、夜だったり宿泊するケースもあるでしょう。
そんな時には、とりあえず応急処置だけでもしておくと全然違います。
潰れた虫は、時間がたって乾燥するとこびり付いて落としにくくなります。
ヘルメットのシールドは視界にも影響するので、直ぐに掃除する人も多いと思います。
ただ、バイクの方もそのまま一晩置いてしまうのではなくて、ウェットティッシュなどでサッと綺麗にしておく事が大事です。
虫取り専用のシートクリーナーもあるので、夏のツーリングの時には携帯しておくと便利です。(300円くらいでお手頃)
バイクにもヘルメットにも使えます。
また、虫が潰れたまま長期間放置しておくと、汚れが取れにくくなるだけでなく、塗装を痛める事があります。
汚れが取れてもシミになってしまう事もあるので、できるだけ早めの対処がベストです。
ただ、毎回すぐに洗車なんてできませんよね。
なので、余計に応急処置をしておくことが大事という訳ですね。
ヘッドライトまわり以外もチェック
時間ができたら、早めに洗車をするのが一番きれいになります。
ただ、残った虫汚れが取れないという事も。
そんな時には専用の虫クリーナーを使うと良いでしょう。特に泡タイプがおすすめです。
虫汚れに吹きかけて少し時間を置きます。ふやけてきたら柔らかい布やウェスで拭き取ればきれいにとれます。
泡タイプでない場合には、ティッシュなどに含ませて貼り付けておくと良いでしょう。
(あまり放置しすぎると、逆にシミになる事もあります。30秒ほどで充分です)
また、ヘッドライト周りの外装だけでなく、バイクの前面にラジエーターがある場合には、ここもチェックしましょう。
ラジエーターのフィンに虫が挟まっていたなんて事も良くある話です。
ちょっと面倒なのですが、フィンが曲がらないように地道に綺麗にするしかありません。
濡れても問題ない箇所ですが高圧洗浄機などで水を吹きかけるのはよくありません。
フィン曲がりの原因になります。
使い古しの歯ブラシなどで掃除すると良いでしょう。
まとめ
まとめると、ポイントは
という事ですね
夏のバイクや、自然の多いところへのツーリング。
バイク乗りは虫ともうまく付き合っていくしかありませんね!