ミッションのバイクの場合、足でギアチェンジ(シフトチェンジ)をする必要があります。
当たり前の話ですが、なかには
と言うような人も居るようです。
そのため、ここではバイクのギアチェンジ(シフトアップ)の時の、足や靴の保護方法について解説しています。
ギアチェンジでの「足の痛み」や「靴の傷み」の原因と対策
ギアチェンジで足が痛くなってしまったり、靴が傷んでしまったりするのは、基本的に左足の甲の部分。
特にギアを上げる(シフトアップ)するときにシフトペダルと靴(足)の甲が当たる場所です。
原因としては、ペダルと靴が擦れること。
また、ギアチェンジが硬い(動きが渋い)と言う事も原因としては考えられます。
更に、シフトアップするときの面圧が強いと、長時間運転することにより傷みを感じることがあると言う訳ですね。
そのため、対策としては、
という方法を取る事で、改善が見込めます。
まずはギアの動きを確認してみる
まず最初に、バイクのギアの動きを確認してみましょう。
スムーズにギアチェンジができれば問題ありませんが、ギアが硬くなっていると言う場合もあります。
もちろん、古い車種などの場合には元からそれなりに硬いという場合もあるでしょう。
ただ、一般的なバイクであれば、クラッチを握ってカチャカチャとスムーズにギアチェンジができるはずです。
動きが渋い、または、なかなかギアが入らない。
このような時にはメンテナンス不足も考えられます。
このような基本的なことでも、ギアが硬くなったり、うまく入らない要因になってしまいます。
もし、心当たりがあるようであれば、まずはメンテナンスをしてみると改善する可能性も充分あります。
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シフトペダルのゴムをチェックしてみる
もし、長い事バイク乗っているバイクであれば、純正で付いているシフトペダル(チェンジペダル)のゴムが擦り減っている可能性もあります。
普段はなかなかチェックする事もない場所ですが、足が当たる場所を確認してみましょう。
もし、摩耗が進んでいるようであれば、新品に交換してみると良いでしょう。
バイクショップに依頼すれば、取り寄せてくれます。
シフトペダルに緩衝材を付ける
ギアの動きや、シフトペダルゴムの摩耗に問題が無い場合には、更にペダルに緩衝材を付けると言う方法がおすすめです。
バイクのシフトペダルカバーと言う商品が市販されていますので、靴やブーツの保護には非常に効果的です。
また、クッションにもなるので足の傷みの緩和も期待できます。
種類としては
など、取付方法にいくつかの種類があります。
カラーも豊富なので、自分のバイクに合いそうなのを選ぶと良いでしょう。
また、既製品を購入しなくても、ホームセンターなどで販売しているスポンジカバーを巻き付けてタイラップで止めていると言う人も居ます。
基本的に、原理は一緒でペダルに緩衝材を巻いて靴の保護や傷み軽減に効果があるという事ですね。
また、靴の汚れよりも、足の痛みの方が気になるという場合には、特殊に設計されたシフトペダルゴムも販売されています。
足に当たる面積を広げ角度を付ける事で、面圧を10分の1以下に引き下げる事を可能にしています。
また、底面にフッ素樹脂シートを貼り付けることで、汚れ軽減対策もしてあります。
実際に購入したユーザーからの評判も上々の商品です。
汎用品で、シフトペダル芯径8mm程度に装着可能とのことなので、だいたいの車種に取付可能だと思います。
(事前に確認してみて下さいね)
靴(シューズ)にカバーを付ける
靴の保護の場合、ペダル側ではなく逆にシューズ側にカバーを付けると言う方法もあります。(シフトガード)
こちらも市販されている商品が色々あるので、シューズの種類に合ったものを選ぶと良いでしょう。
ただ、シューズカバーの場合には靴の保護と言う観点では効果的ですが
と言うデメリットもあります。
もちろん、商品によっては上記のデメリットをカバーできる商品もありますが、マイナス面も考慮して検討すると良いでしょう。
ライディングシューズを見直してみる
靴の汚れや傷みが気になると言う人の多くは、普段履いているシューズをバイクでも履いているのではないでしょうか。
「いかにもバイク用と言うシューズが好きではない」
「普段履いている靴で、気軽にバイクに乗りたい」
など、理由は様々だと思います。
ただ、バイク専用のシューズの場合には、
など、バイクに乗るには最適な機能のモノが多いです。
(※全てのバイク用シューズに当てはまる訳ではありません)
たしかに、「いかにも」バイク用な感じのシューズが多いのも事実ですが、色々と探してみると、スニーカータイプやデザインセンスのあるレザーシューズもたくさんあります。
改めて、バイク用ライディングシューズを見てみるのも選択肢のひとつです。
まとめ:ギアチェンジの足の痛みや靴の傷みは改善できる
ペダルに緩衝材を付けたり、シューズにカバーをしても、ギアの動作が渋いままだと効果も半減です。
そのため、まずは正常にシフトアップ、シフトダウンができるか確認をしてみる事が重要です。
そのうえで、問題ないようであれば次の対策を考えてみると良いでしょう。
どちらかと言うと、シューズへのカバーよりも、シフトペダル側への対策の方がおすすめです。
是非、試してみてください。