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バイク用におすすめのガソリン携行缶!使用時の注意点も解説

バイク用におすすめのガソリン携行缶!使用時の注意点も解説お役立ち情報
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ツーリング時の心配事のひとつにガス欠があります。

タンク容量の大きなバイクならまだしも、オフロード車や小さなタンクのバイクだと、容量が7~8L以下のバイクもあります。

タンク容量が少ないバイクでも、満タンなら少なくとも100km以上は走れるでしょうし、いらぬ心配かもしれません。

もちろん、事前にバイクの燃費やスタンドの位置を計算して、計画的に走ると言う事も重要です。

ただ、スタンドの少ない地域に行く時。地方のスタンドは早く閉まったり、週末休みだったりすることがあるのも事実。

心配を払拭するためには、ガソリン携行缶を用意しておくのもひとつの方法です。

ただ、ガソリンは危険物なので、しっかりと消防法に適合した携行缶を選ぶべきでしょう。また、最近はガソリン携行缶への給油なども厳しくなっています。

そのため、ここでは

  • バイク用でおすすめの消防法に適合したガソリン携行缶
  • ガソリン携行缶への給油
  • ガソリン携行缶を使う時の注意点

などについて詳しく解説しています。

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ガソリン携行缶は消防法適合品を選ぶ

ガソリン携行缶を選ぶときのポイントのひとつが、消防法に適合している携行缶を選ぶことです。

ガソリンは危険物にあたりますので、容器や運搬方法について法律で決まっていると言うわけですね。

第十六条 危険物の運搬は、その容器、積載方法及び運搬方法について政令で定める技術上の基準に従つてこれをしなければならない。

引用:消防法

法律で決まっているという事もありますが、

  • 危険なガソリンを持ち運ぶため、安全面を考慮して適合品を選ぶ
  • 消防法適用外の携行缶だと、給油を断られる

と言う事も理由です。

そのため、バイクのガス欠対策で携行缶を購入する場合には、消防法適合品を選びましょう。

消防法適合マークとUNマーク

消防法に適合している携行缶には、

  • 消防法適合マーク
  • UNマーク

のどちらか(もしくは両方)が付いています。

携行缶を選ぶときには、このマークが付いているものを選ぶと良いでしょう。

これらのマークは危険物の運搬用として、所定の検査を受けて合格した証になるマークです。

ちなみに、UNマークは船舶で危険物を運搬するときに必要な規格ですが、UNマークがあると消防法に適合しているとみなすことができます。

アウトドア用は消防法に適合していないものも多い

キャンプなどアウトドアが好きな方であれば、アウトドア用のフューエル(燃料)ボトルを使っているかもしれません。

ただ、アウトドア用の燃料ボトルは、実は消防法に適合していないものが非常に多いのです。

もちろん、品質が低いと言うわけではなく、既定の検査を受けてないだけという商品もたくさんあるでしょう。

しかしながら、消防法適合外だと給油に苦労することも多いので、注意が必要です。

携行缶の容量はどれくらいを選ぶべき?

携行缶の容量はどれくらいを選ぶべき?

ガソリンの携行缶にも色々な種類があります。大きなものであれば、10Lや20Lのモノも。

ただ、バイクのガス欠対策として考えるのであれば、やはり携帯性を重視する方が良いでしょう。

大きなタンクのような携行缶をバイクに乗せて走るのは、あまり現実的ではありません。

そのため、1L前後のボトルタイプの携行缶がおすすめです。

あくまでも緊急用と考えれば、1L缶でも、だいたい20km前後は走行できます。

20kmくらい走れれば、近くのガソリンスタンドや、助けを呼べる場所までの移動はできるでしょう。

もし、心配であれば2本持つと言う事も可能です。

それでも、大型の携行缶を持ち運ぶよりかはずっと良いでしょう。

バイク用におすすめのガソリン携行缶

バイクのガス欠対策として携帯するのに、おススメの携行缶を紹介します。

X-EUROPEガソリン携行缶 1L

X-EUROPEガソリン携行缶 1L

X-EUROPE (クロスヨーロッパ) は、バイク用品を多数扱う岡田商事さんのブランド。

岡田商事さんはアルパインスターズやバイクロックのABUS、バッテリー充電器のテックメイトなどの輸入代理店もやっています。

ガソリン携行缶もアマゾンなどで非常に評判が良く、人気のある商品です。

迷った時には、こちらをおすすめします!

  • 消防法適合商品・UN規格取得
  • 収納袋、給油ノズル付き
  • 錆に強いステンレスキャップ採用
  • 本体は電気亜鉛メッキ鋼板
  • 外形寸法:最大直径95×高さ195(※1Lタイプ)

エマーソン ガソリン携行缶アルミボトル1L

エマーソン ガソリン携行缶アルミボトル1L

エマーソンのガソリンボトルは、ニューレイトン株式会社という会社の携行缶。

ニューレイトンは、ガソリン携行缶やジャッキ、ワイパーブレードやレンチなどを手掛けている会社です。

アフターパーツでパッキンやノズル、キャップの別売りもしているのは非常に便利です。

  • 消防法適合品・UN規格取得
  • 軽量のアルミボトル
  • 給油ノズル・収納袋付き
  • メーカー保証1年付き
  • 本体サイズ:直径80×高さ246mm(1Lタイプ)

メルテック ガソリン携行缶 1L アルミボトル

メルテック ガソリン携行缶 1L アルミボトル

メルテックは大自工業株式会社と言う会社のガソリンボトル。

携行缶やバッテリー、ブースターケーブルなど車関連の商品を扱っている会社ですね。

  • 消防法適合・UN規格取得
  • 収納袋・給油ノズル付き
  • 本体サイズ:直径約80×高さ245mm(1Lタイプ)
  • 軽量のアルミボトル

キジマ ガソリン携行缶 900ml

キジマ ガソリン携行缶 900ml

ガソリン携行缶の定番と言えば、矢澤産業の携行缶。

昔からあるガソリン携行缶です。

ただ、今はバイクのアフターパーツで有名なキジマさんからの販売になっているみたいですね。

ボトルタイプだと、最大でも900mlのサイズです。こちらも消防法適合品(UN規格取得品)で、本体はステンレスです。

  • 消防法適合品・UN規格取得
  • 本体はステンレス(キャップはナイロン6)
  • 直径80×高さ高さ275mm(900mlタイプ)
  • 給油ノズル付き

SOTO ポータブルガソリンボトル750ml

SOTO ポータブルガソリンボトル750ml

SOTOは新富士バーナー株式会社のアウトドアブランド。

一流アウトドアブランドなので、見た目にもカッコいいガソリンボトルです。

SOTOのフューエルボトルは沢山あるのですが、持ち運び用として消防法適合品、UN規格取得品は、このポータブルガソリンボトルだけです。

(他のアウトドアブランドのフューエルボトルを見渡しても、消防法適合、UN規格取得品はほとんどない?)

容量は750mlサイズだけなのですが、あくまでも緊急用と考えれば十分かもしれません。

カッコいいボトルにこだわりたい人にはおすすめです。 電気亜鉛メッキ鋼板製。

  • 消防法適合・UN規格取得
  • 750mlタイプのみ
  • 給油ノズル付き
  • 直径約100×高さ154mm
  • 本体:電気亜鉛メッキ鋼板

ガソリン携行缶への給油方法

ガソリン携行缶は、とても便利なアイテムですが、給油には少々苦戦するかもしれません。

まず、セルフのガソリンスタンドで、自分で携行缶に給油するのはNGです。

法律の話をすると、セルフのスタンドは以下のように定められています。

令第十七条第五項の総務省令で定める給油取扱所は、顧客に自ら自動車若しくは原動機付自転車に給油させ、又は灯油若しくは軽油を容器に詰め替えさせることができる給油取扱所とする。

引用:危険物の規制に関する規則 第二十八条の二の四

少し分かりにくいのですが、「顧客が車やバイクに直接給油するのはOKでも、容器に給油・詰め替えを行うことは認められていない。」という解釈です。

(灯油や軽油はOK)

つまり、携行缶への給油はスタンドの従業員が行わなくてはなりません。

ただ、セルフの場合には

  • スタッフが少なくて対応できない
  • スタンドの方針として携行缶に給油しない

というガソリンスタンドが非常に多いのが現状です。

そのため、携行缶への給油は、フルサービスのガソリンスタンドを探すと良いでしょう。

ただ、昨今は大きな事件の影響もあり、フルサービスのスタンドでも携行缶への給油は厳しくなっているところもあります。

中には、使用目的の確認や身分証確認などをするところもあるようです。

セルフは携行缶NGなスタンドが非常に多い
セルフは携行缶NGなスタンドが非常に多い

ガソリン携行缶を使用するときの注意点

繰り返しになりますが、ガソリンは危険物です。

そのため、携行缶を使用するときの注意点にも触れておきましょう。

携行缶を満タンにはしない

携行缶の取扱説明書にも記載があるはずですが、容器の目一杯までガソリンを入れてはいけません。

ガソリンは揮発性が高く、ボトルの中で膨張し、かなりの圧力が掛かります(−40℃でも気化します。)そのため、容器満タンまで入れておくと、走っているうちに容器の中はパンパンの状態になります。

そうなると、開ける時にガソリンが噴き出したり、最悪の場合には破裂する恐れもあります。

だいたい、ボトルの容量の7割程度が適正な量になります。(きちんと説明書も確認しておきましょう。)

また、定期的に圧力を抜いておくことも重要です。

給油時は火気厳禁

携行缶のガソリンを給油する時には、

  • 携行缶が熱くなっていたら常温まで待つ
  • 少しずつ開けて、圧力を抜いていく
  • バイクのエンジンは必ず停めておく
  • 火気厳禁(静電気にも注意)

と言う事に注意が必要です。

ガソリンは非常に気化しやすい液体です。

給油する時には、必ずエンジンを止め周りに火気が無いか確認してください。(静電気にも注意しましょう)

また、ボトルのキャップを開ける時には、少しずつゆっくり開けるようにします。

プシューと圧が抜けていきますので、一気に開けるとガソリンが噴き出すこともあります。徐々に圧を抜きながら開けていきましょう。

漏れの対策をしておく

携行缶はガソリンの持ち運びを目的としていますので、基本的には密封され漏れにくい構造になっています。

ただ、パッキンの不具合や劣化、バイクの振動や運搬方法によっては、漏れてくることも想定しておくと良いでしょう。

そのため、ツーリングで携行する時(バッグなどに収納する場合)には、

  • できるだけ縦置きを心がける
  • 衣服などの荷物と直接触れないようにする
  • 大型のジップロックなどに入れておく

など、万が一の時の「漏れ対策」もしておくと良いでしょう。

余ったガソリンは早めに使う

無事にツーリングが終わって、携行缶にガソリンが余っていた時(使わなかったとき)には、できるだけ早く使うようにしましょう。

ガソリンは劣化していきますし、そのままにしておくと携行缶に常に圧が掛かった状態になります。

バイクのタンクの残量を確認して、余裕があれば入れてしまうと良いです。

また、携行缶は必要な時だけ使用し、普段は持ち歩かないようにしましょう。

まとめ

  • ガソリン携行缶は消防法適合品を選ぶ
  • セルフのスタンドで、自分で給油はできない
  • フルサービスのスタンドで給油してもらう
  • ガソリンは揮発性が極めて高いので、運搬・給油には気を付ける(危険物だと言う事を忘れない)

小さなタンクのバイクに乗っていると、ガス欠の不安は常にありますよね。

特に、燃料計もないバイクだと、ガソリンの残量が気になって仕方がないと言う事もあります。

そんな時に携行缶で500mlでもガソリンがあると、かなり気持ちが楽になります。

ただ、とても便利な一方で、危険物だと言う事は忘れないようにしましょう。

運搬・給油の時には、くれぐれも注意してください。

また、必要な時だけ使用し、日ごろから携行缶を積載しっぱなしと言う事は絶対にやめましょう。

※本記事は2019年9月に記載しています。ご活用の際は、有用性を確認くださいますようお願い致します。
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