国内バイクの燃費ランキング【2019】排気量別の最強はどれ?

国内バイクの燃費ランキング【2019】排気量別の最強はどれ?お役立ち情報

バイクはもともと燃費の良い乗り物です。

特に原付や小排気量のバイクは、燃費が良いとされているハイブリットカーも相手にならないほどの低燃費。

通勤や通学にバイクを使う人にとっては非常にメリットがあります。

また、大型バイクに乗る人やツーリングに良く行く人も、燃費が気にならないと言う人は少ないのではないでしょうか。

そのため、ここでは

  • 排気量別の低燃費バイクランキング
  • 燃費のカタログ値について
  • カタログ値と実燃費

などについてまとめています。

スポンサーリンク

そもそも燃費とは?

そもそも燃費とは

バイクの燃費ランキングの前に、燃費の基礎と「WMTCモード値」について触れておきましょう。

そもそも、燃費とは「リットルの燃料で走ることのできるキロ数」のこと。

つまり、燃費が20km/Lであれば1Lのガソリンで20km走れると言う事になります。

また、この燃費については個々のバイクの使い方(運転の仕方)によって差が出てきます。

エンジンをガンガン高回転まで回したり、急発進&急停止を頻繁に行う人と、一定の速度で穏やかな発進&停車をする人では燃費に差が出ると言うわけですね。

燃費のカタログ値「定地燃費値」と「WMTCモード」

人によって差が出るとは言っても、バイクの基本的な燃費がどれくらいかは知りたいものです。

そのため、メーカーではバイクごとに「燃料消費率(燃費)」を公開してます。いわゆるカタログ値です。

ただ、注意が必要なのが、このカタログ値には

  • 定地燃費値
  • WMTCモード値

の2種類あると言うこと。

昔は定地燃費値しかなくて、これは「平坦な直線の舗装路を時速60km(50㏄以下は時速30m)で走行」して計測する方法。

ただ、実際にバイクに乗る時の燃費とは大きな差が出ていました。

そこで、2012年から導入されたのが、WMTCモード値です。

WMTCモード値の場合には、

  • バイクの種類(排気量や最高速度)によって計測時のクラス分け
  • 運転中の発進、加速、停止などの様々な走行パターンを計算

して算出しています。

そのため、より実燃費に近い数値が出せるようになっていると言う事です。

カタログ値には定地燃費値とWMTCモード値が併記されていますので、実燃費に近いWMTCモードを参考にすると良いでしょう。

※WMTCモード値の表示は、法律で決まっているわけでは無く、国内4メーカーの自主的な取り組みで行っています。そのため、輸入車などの場合には表記されていない事も多いです。

排気量別の低燃費バイクのランキング

低燃費(燃費の良い)バイクをランキング化するにあたっては、排気量別に調査しています。

やはり、50㏄とリッターバイクを同じ土俵で比べるのは無理があるからです。

ただ、バイクの種類(スポーツやアメリカン、オフロードなど)は特に区分していません。

あくまでも「燃費」での比較です。

また、以下の点にもご留意ください。

  • 国内4メーカーのバイクのWMTCモード値でランキング
  • 生産中止のバイクは原則対象外
  • 2019年9月時点で国内向けに新車販売されている車種を中心に比較
  • 全ての車種を網羅しているわけではない(あくまでも主要のバイク)

50㏄(原付1種)クラスの燃費ランキング

50㏄(原付1種)クラスの燃費ランキング

日常の足にも便利な50㏄クラスは通勤や通学に使う人も多く、燃費が気になる人も多いでしょう。

ランキングトップは、やはりスーパーカブ

69.4km/Lという驚異の数値を出しています。ちなみに、定値燃費だと105.0km/L(時速30km)という数字です。

※クロスカブも同燃費の69.4km/Lなのですが、定値燃費が94.0km/Lだったのでスーパーカブをトップにしています。

仮に実燃費がカタログ値の7割だとしても、1Lで50kmくらい走れてしまうのは、本当に素晴らしいですね。

ただ、その他のスクーターもかなりの低燃費です。昨今は、50㏄クラスの販売数は落ち込んでいますが、燃費だけで考えれば50㏄は最強の乗り物と言えるでしょう。

メーカー車種排気量燃費(WMTCモード値)
ホンダ スーパーカブ5069.4km/L
ホンダ クロスカブ5069.4km/L
ホンダ タクト5058.4km/L
ヤマハビーノ5058.4km/L
ヤマハJOG5058.4km/L
スズキレッツ5053.4km/L
スズキアドレスV505053.4 km/L
ヤマハギア5052.2km/L
ホンダ ベンリィ5050.7km/L

125㏄(原付2種)クラスの燃費ランキング

125㏄(原付2種)クラスの燃費ランキング

125㏄になると、スクーターやミニバイクなど、色々な種類が選べるようになります。

燃費にも各車差が出てきますが、トップはホンダのモンキーとGROM。

スーパーカブ110をわずかに抑えて、同時にトップです。

ちなみに、モンキー125は、GROMのエンジンをベースにして開発されていますが、全く同じエンジンではありません。

また、ホンダのCB125Rや、スズキのGSX-R125など、ミッションバイクでも125㏄ならかなり燃費が良いですね。

メーカー車種排気量燃費(WMTCモード値)
ホンダ モンキー125/GROM12567.1km/L
ホンダ スーパーカブ11011067.0km/L
ヤマハアクシスZ12554.6km/L 
カワサキZ12512554.2km/L 
スズキアドレス12512551.0km/L 
ホンダ PCX125 12550.7km/L
スズキスウィッシュ12550.1km/L 
スズキアドレス11011048.9km/L 
ホンダ CB125R12547.2km/L
スズキGSX-R12512544.7km/L 
ヤマハNMAX12543.6km/L
ヤマハトリシティ12512543.6km/L
ヤマハシグナスX12537.3km/L

250㏄クラスの燃費ランキング

250㏄クラスの燃費ランキング

250㏄クラスは、125㏄超~250㏄までの軽二輪のバイクです。

最近人気の150㏄や、本格的な250㏄ロードスポーツまで。

その中で低燃費トップになったのは、スズキのジクサー。51.0km/Lと言う、原付並みの低燃費です。

また、250㏄で限定すると、ヤマハのセローがトップ。ホンダのCBR250RRや、ヤマハのR25、カワサキのNinja250など、本格ロードスポーツ系は燃費面で見るとやや不利な結果になっています。

メーカー車種排気量燃費(WMTCモード値)
スズキジクサー15551.0km/L
ホンダ PXC15015046.0km/L
ヤマハトリシティ15515541.7km/L
ヤマハNMAX15515541.7km/L
ヤマハセロー25025038.7km/L
ヤマハマジェスティS15537.5km/L
ヤマハXMAX25034.5km/L
ホンダ レブル25025034.1km/L 
ホンダ CB250R25033.7km/L
カワサキKLX23023033.4km/L 
ホンダ フォルツァ25033.3km/L
ホンダ CRF250L25033.1km/L
スズキGSX250R25032.5km/L 
スズキVストローム250 25031.6km/L 
スズキバーグマン20030.3km/L
ヤマハYZF-R2525027.2km/L
ヤマハMT-2525027.2km/L
カワサキZ25025027.2km/L 
ホンダ CBR250RR25026.7km/L
カワサキNinja25025026.2km/L 
カワサキVERSYS-X 25025024.8km/L

400㏄クラスの燃費ランキング

400㏄クラスの燃費ランキング

車検のある小型二輪でも、排気量の小さい400㏄まで。

このクラスは、ヤマハのSR400がトップ。

SRは重量(乾燥重量)が175㎏しかないのも大きく影響していると思われます。(ちなみに、ホンダのCB400SFは201㎏)

軽くて燃費も良い、人気のバイクですね。

余談ですが・・・気になったのは、このクラスの現行車両の少なさ。筆者は400㏄のラインナップが豊富だった時代の人間なので、少し寂しいですね。。。

メーカー車種排気量燃費(WMTCモード値)
ヤマハSR40040029.7km/L
ホンダ CBR400R40028.3km/L
ホンダ 400X40028.3km/L
ヤマハYZF-R332027.6km/L
ヤマハMT-0332025.0km/L
スズキバーグマン40040025.0km/L
カワサキNinja40040024.8km/L 
カワサキZ40040024.8km/L 
ホンダ CB400SF40021.2km/L

750㏄クラスの燃費ランキング

750㏄クラスの燃費ランキング

大型バイクについては、

  • 750㏄まで
  • 750㏄超

の二段階に分けていますが、750㏄以下のクラスでの低燃費トップバイクは、ホンダのNC750

NC750XとNC750Sが同時にトップですが、この2車種のエンジンは共用です。

また、3位のX-ADVも同じエンジンの共用です。

このミドルクラスのバイクも最近人気のカテゴリですが、燃費だけで見るとかなりの差が出ている事がわかります。

もちろん、カワサキの6Rなどは燃費を気にして選ぶ人も少ないように思いますが・・・。

メーカー車種排気量燃費(WMTCモード値)
ホンダ NC750X/NC750S 75028.3km/L
ホンダ X-ADV75027.0km/L
ホンダ レブル50050027.0km/L
スズキSV650X65026.6km/L
スズキVストローム65065024.2km/L
カワサキNinja 65065024.0km/L 
ヤマハMT-0770023.9km/L
ヤマハXSR70070023.9km/L
カワサキVULCAN S65022.8km/L 
ホンダ CB650R65021.3km/L
ヤマハTMAX53053020.6km/L
スズキGSX-S75075020.1km/L
カワサキNinja ZX-6R63618.3km/L 

リッタークラスの燃費ランキング

リッタークラスの燃費ランキング

リッタークラスとしていますが、正確には750㏄超のバイクです。

このクラストップはヤマハのボルト(950㏄)。

1000㏄超とするならば、ホンダのアフリカツインでした。

リッターバイクになると、カタログ値(WMTCモード値)では20km/Lを切るのが普通になってきます。

特にSS系は燃費が良くないのは、ある意味では仕方のない事かもしれません。

とは言っても、個人的にはそこまで燃費が悪いとは言えないような気がします。

もちろん、小排気量のバイクと比べてしまえば差は大きいですが、その分優れた走行性能を持っているのですから。

メーカー車種排気量燃費(WMTCモード値)
ヤマハBOLT95021.2km/L
ホンダ CRF1000AfricaTwin100021.1km/L
カワサキW80080021.1km/L 
スズキVストローム1000100020.5km/L
カワサキZ900RS90020.0km/L 
ヤマハMT-0990019.7km/L
ヤマハTRACER90090019.7km/L
ヤマハXSR90090019.7km/L
スズキKATANA100019.1km/L
スズキGSX-S1000100019.1km/L
ホンダ CB1100110018.9km/L
ヤマハNIKEN85018.1km/L
カワサキNinja H2 SX SE100017.9km/L 
ホンダ GOLD WING183317.7km/L
ホンダ CBR1000RR100017.7km/L
スズキ隼(生産終了)130017.6km/L
カワサキVERSYS 1000 SE100017.6km/L 
カワサキZ1000100017.5km/L 
カワサキNinja 1000100017.5km/L
ホンダ CB1300SB130016.8km/L
カワサキNinja ZX-10R100016.8km/L 
ホンダ CB1100R110016.7km/L
ヤマハFJR1300AS130016.6km/L
スズキGSX-R1000R100016.6km/L
ヤマハMT-10100014.0km/L

カタログ値と実燃費には違いが出る

前述のランキングは、あくまでもメーカーのカタログ値を基にしています。

そのため、実際の燃費とは差が出て来るでしょう。

過去に定地燃費値しか表示がなかった時には、カタログ値の5割~7割くらいの実燃費になるケースが一般的でした。

ただ、WMTCモード値ではここまでの乖離が出る事は考えにくく、多くの人は8割~9割くらいの実燃費で走行ができると思います。

また、人によってはWMTCモード値よりも燃費良く走れるというケースもあるでしょう。

まずは、自分のバイクの燃費(実燃費)を知っておくことから初めて見ると良いかもしれません。

関連記事バイクの燃費の計算方法は?燃費を向上させるコツや走り方も解説

まとめ:燃費最強バイクはスーパーカブ50

排気量別に区分しましたが、全ての総合ランキングでは、ホンダのスーパーカブ50が燃費最強バイクです。

ちなみに、燃費が良いとされている車のプリウスですが

  • カタログ値で34km/L~40km/L ※グレードによる
  • 実燃費で25km/L~28km/Lほど

と言われています。

こうしてみると、いかにスーパーカブの燃費が凄いかが分かりますよね。

もちろん、カブだけでなくバイク自体が燃費の良い乗り物です。

バイクは燃費だけで選ぶわけではありませんが、バイクの魅力のひとつとして浸透してほしいですね。

※本記事は2019年9月に記載しています。ご活用の際は、有用性を確認くださいますようお願い致します。
タイトルとURLをコピーしました