バイクのオーバーヒートの原因や症状は?夏の渋滞には特に注意!

バイクのオーバーヒートの原因や症状お役立ち情報

夏の暑い時期のバイクで注意が必要なのがオーバーヒートです。

最近の夏は、30℃は当たり前、場所によっては35℃以上になる事も珍しくありません。

このような環境ではエンジンが熱くなりすぎ、オーバーヒートを起こすことがあります。

オーバーヒートを起こした時には、適切な対応をしないとエンジンを壊してしまう事もあるのです。

そのため、ここでは

  • エンジンのオーバーヒートの原因
  • オーバーヒートの症状とは
  • オーバーヒートを起こした時の対処法

等について詳しく解説しています。

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バイクのオーバーヒートの原因は?

そもそも、オーバーヒートとはどのような状態の事を言うのでしょうか。

オーバーヒートとは、エンジンから発生する熱が冷却機能を上回ってしまった事によって起こる、エンジンのトラブルです。

オーバーヒートが起こる原因は、ひとことで言うとエンジンの熱が上がり過ぎてしまう事。

より具体的な原因としては、次のような事があげられます。

  • 天候(気温が高い)
  • エンジンオイルの劣化や不足
  • 冷却水(クーラント)の不足
  • ラジエーターの汚れ

補足していくと、まずは気温です。

冒頭でも触れたとおり、最近の猛暑は気温も高く30℃~35℃になる事も珍しくありませんよね。

当然、気温が高いと熱が溜まりやすく冷めにくくなります。

気温の低い冬場よりも、圧倒的に夏場の方がオーバーヒートになりやすいと言う事です。

また、エンジンオイルの劣化や不足も原因になります。

エンジンオイルには密封・洗浄・潤滑・防錆、そして冷却と言うような役割があります。

エンジン内を循環して冷ますという役割も持っているという事ですね。

そのため、オイルが汚れていたり、量が少なくなっている場合には十分にエンジンを冷ますことができないという事です。

続いて、冷却水の不足も原因になります。冷却水はクーラントなんて呼び方もしますね。

冷却水は、その名の通りエンジンを冷却するための液体ですから、量が減ってしまっていれば冷却性能が発揮できません。

また、エンジンの熱を冷ますことで、冷却水自体の温度も上がって行きます。

この、熱くなった冷却水を冷ます役割を持っているパーツがラジエーターです。

ラジエーターはエンジンの前面についており、走行中に風を取り込んで冷却水を冷ましているという訳です。

ただ、エンジンの前面に付属しているため、虫や砂埃などで汚れやすいパーツです。

ラジエーターが汚れていると、充分に風を取り込むことができず冷却水を冷ます機能が発揮できないという事ですね。

空冷エンジンのバイクの方がオーバーヒートしやすい?

空冷エンジン方がオーバーヒートは起こしやすい?
【空冷エンジン】

バイクのエンジンには

  • 空冷エンジン
  • 水冷エンジン

の2種類が主流です。(他に油冷エンジンというものがありますが、油冷のバイクは少ない為、ここでは割愛します。)

空冷エンジンは、その名の通り空気でエンジンを冷ます仕組みです。少しでも放熱できるように、エンジンの周りにフィンがたくさんあるのが特徴です。

一方、水冷エンジンは冷却水がエンジンの周りを循環する事でエンジンを冷ましています。

冷却性能としては、空冷エンジンの方が優れていると言われ、一般的には空冷の方がオーバーヒートを起こしやすいと言えるでしょう。

とは言え、水冷だからと言ってオーバーヒートしないという事はありません。

特に、冷却水の減少や、ラジエーターホースからの冷却水の漏れなどによるオーバーヒートも少なくありません。

空冷・水冷問わず、暑い時期にはオーバーヒートには気を付ける必要があるという事です。

真夏の渋滞時には特にオーバーヒートしやすい!

真夏の渋滞時には特にオーバーヒートしやすい!

真夏の渋滞時には、特に注意が必要です。

空冷エンジンの場合には、エンジンに風があたる事でエンジンを冷ましています。

渋滞でアイドリング状態が長く続くと、充分にエンジンを冷ませないという事ですね。

また、水冷エンジンは空冷よりも冷却性能は高いと言えど、安心はできません。

昨今の異常な猛暑の時には、アスファルトの上の温度は60~65℃になる事もあるそうです。

そのため夏の渋滞時には、オーバーヒートの症状が出ていないか、エンジンの状態にはいつも以上に気を配る必要があります。

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バイクがオーバーヒートした時の症状

では、オーバーヒートになると、どのような症状が出るのでしょうか。

オーバーヒート気味になってくると、一般的には

  • カリカリ・ゴロゴロと異音がする
  • エンジンの加速力が弱く、ダルイ感じがする
  • アイドリングが不安定になりエンストする
  • ノッキングする
  • 焦げ臭い匂いがする、白煙がでる

と言うような症状が見られます

加速が弱くなる症状は、「熱ダレ」とか「熱でタレる」なんていう言い方をする時もありますね。

そのままでいるとエンジンが停止して、掛からなくなってしまいます。

ひどい場合には、エンジン内のピストンやシリンダーが変形してしまったり、エンジンに大きなダメージを負って、多大な修理費用が掛かってしまう事もあります。

そのため、「オーバーヒートかな?」と前兆が見られたり、怪しい時には早めの対処が大事と言う訳です。

オーバーヒートを起こした時の対処法

オーバーヒートを起こした時の対処法

オーバーヒートの症状がでたら、エンジンを冷ますことが重要です。

まずは、安全な場所に移動してエンジンを止めることが大事。

そのまま放置してエンジンが冷めれば、再び走れるのでそれほど心配は要りません。

できれば、日陰や風通しの良い場所であれば尚良いでしょう。

ただ、急いでエンジンを冷やそうとして、水をかけるのは厳禁です!

水をかける事によって、エンジンが急激に冷えるのですがエンジン(やパーツ)が割れたり破損する事もあります。

急いでいても諦めて、自然にエンジンが冷えるのを待ちましょう。

オーバーヒートを防ぐための対策

最近の猛暑や渋滞はどうにもなりませんが、それでもオーバーヒートを防ぐための対策はしておきたいものです。

できるだけオーバーヒートを予防するには

  • エンジンオイルの定期的な交換
  • 冷却水の残量点検をマメにする
  • ラジエーターの掃除
  • エンジンを回し過ぎない
  • 長時間運転を避ける
  • 後付けのオイルクーラーや電動ファンを付ける

と言うような対策や予防策ができます。

補足していきますね。

なにげに一番重要なのが、定期的なエンジンオイルの交換

地味な(?)メンテナンスですが、オーバーヒート対策には非常に大事です。

一般的には、「3000㎞ごと」とか「半年に1度」とか言われていますが、真夏になる前に交換しておくと良いでしょう。

水冷エンジンの場合には、冷却水の残量チェックやラジエーターの清掃も定期的に行う事が大事です。

ここまでは、日常のメンテナンスでもあります。オーバーヒートに限らずですが、日頃の点検やメンテが大事という事ですね。

あとは、運転の仕方や工夫をすることも大事です。

適切なシフトチェンジで運転する事もポイント。

エンジンの回転数を上げすぎる(引っ張りすぎる)と、エンジンの発熱量も上がりますので注意しましょう。

また、できるだけ渋滞になりそうなルートを避けたり、いつもより頻繁に休憩を挟んだりする事も地味に大事です。

バイクによっては、後付けのオーバーヒート対策のパーツを取り付ける事もできます。

具体的には、オイルクーラーや電動ファンの取付け。これらは効果的ですが、費用が掛かるので最終的な手段として考えておくと良いでしょう。

まとめ

  • 真夏や渋滞時はオーバーヒートに注意
  • オーバーヒートの原因はエンジンが熱くなりすぎる事
  • 前兆や症状がでたら、エンジンを止めて冷ます
  • 水をかけるのは厳禁!

昨今、夏の猛暑は異常と言えるような暑さですよね。

とは言え、せっかくの夏ですからバイクも楽しみたいと言う人も多いのではないでしょうか。

夏が来たり暑くなるのは仕方が無いので、オーバーヒートには気を付けて楽しい夏を過ごして下さい!

※本記事は2019年7月に記載しています。ご活用の際は、有用性をご確認くださいますようお願い致します。
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