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バイクのタイヤ交換の値段(工賃)はいくら?相場や目安について

バイクのタイヤ交換の値段(工賃)はいくら?相場や目安についてタイヤ
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バイクのタイヤは消耗品です。

スリップサインが見えてツルツルのタイヤや、経年劣化でゴムが硬くなっているようなタイヤは、交換が必要になります。

ただ、

「バイクのタイヤ交換っていくらくらい掛かるの?」

そんな疑問をお持ちの人もいるでしょう

そのため、ここでは

  • バイクのタイヤ交換にはどんな費用が掛かるか
  • タイヤの料金と工賃の目安
  • タイヤ交換で知っておくべきこと

などについて詳しく解説しています。

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バイクのタイヤを交換するときに掛かる費用は何?

バイクのタイヤ交換をショップや用品店でお願いする場合、

  • タイヤの料金
  • 交換工賃
  • エアバルブ交換費用
  • 廃タイヤ処分費用

が費用として掛かります。

エアバルブと言うのは、タイヤに空気を入れる注入口のこと。

せっかくタイヤを新品に交換しても、バルブが劣化して破損してしまうと、ここから空気が抜けてしまうので交換すると言うことです。

通常、エアバルブの交換はタイヤを外して作業します。そのため、バルブ交換だけの作業を依頼すると、それなりの工賃が掛かってしまいます。

ただ、タイヤ交換の時に一緒に換えてしまえば、「ついで」の作業になるので「無料~500円」くらいです。

そのため、タイヤを交換の時にはバルブの交換も一緒にしてしまう方が、お得だし一般的と言う事ですね。

また、廃タイヤの処分費用

基本的には、タイヤ交換で外したタイヤの処分費用が掛かるのが一般的です。

だいたい1本300円~500円ほど掛かります。

これはショップや業者も処分をするのに費用が掛かってしまうので、仕方がありません。

ただ、ショップによってはタイヤ交換をするなら、無料で引き取ってくれるケースもあります。

タイヤ交換の料金の相場

タイヤ交換の料金の相場

タイヤ交換で費用のほとんどを占めるのが

  • タイヤの料金
  • 交換工賃

の2つです。それぞれの料金の相場について解説していきましょう。

バイクのタイヤの料金の相場

タイヤの料金は、サイズやメーカー、種類によって大きく異なります。そのため、正直なところ「相場」はいくらと言うのは難しいのです。

例えば、50㏄のスクーターは10インチなどの小さなタイヤですので、価格も安くなります。

一方で、16インチ、17インチ・・・など大きなタイヤは当然高くなってくると言う訳ですね。

また、メーカーもブリジストンやダンロップなどの一流メーカーを選ぶか、また、海外製の安いタイヤを選ぶかでも大きく差が出てきます。

更に、タイヤの種類。

バイアスタイヤに比べ、レーシーなラジアルタイヤは高価です。

このように、タイヤの料金は「どのタイヤを選ぶか」によってかなりの差が出るのです。

そのため、あくまでも参考程度になりますが、おおよその価格帯は次のような感じです。

 フロントリア
50㏄スクーター3,000~4,000円程3,000~4,000円程
125㏄5,000~6,000円程6,000~8,000円程
250~400㏄8,000~20,000円程10,000~25,000円程
大型15,000~25,000円程度20,000~30,000円程度
※ここでは、わかりやすくするために敢えてバイクの排気量で区分しています。
正確には、タイヤのサイズ、メーカー、種類で異なりますのであくまでも参考です。

幅が広くて、あまり参考にならないかもしれませんが、選ぶタイヤによってこれくらいの差があるのは事実です。

また、基本的にはタイヤはオープン価格で、定価(メーカー希望小売価格)の設定がないと言うのもポイント。

(※最近はメーカー希望小売価格を設定しているタイヤも出てきていますので、全てではありません)

オープン価格という事は、タイヤの仕入れ値から計算して販売店が売値を決めていると言うこと。

つまり、同じタイヤでも買うショップによって価格差が出るということです。

タイヤの交換工賃の相場

タイヤの交換をショップに頼む場合には「交換工賃」も掛かります。

この交換工賃もショップによって差が出てきますが、大体の相場は次の通りです。

 フロント工賃リア工賃
スクーター125㏄以下2,000円~3,000円3,000円~4,000円
ビックスクーター3,000円~4,000円4,000円~5,000円
一般車3,000円~5,000円4,000円~8,000円

思ったより高く感じるかもしれませんが、タイヤ交換は思ったより技術がいる作業です。

また、ホイールに傷をつけないように気も遣います。

万が一、不具合があったりすると転倒や事故に直結する作業なので、それなりの費用が掛かる事は仕方がない面もあります。

基本的には、フロントよりも取り外しが困難なリアの方が、工賃が高くなります。

また、ビックスクーターなどもタイヤの脱着が大変なので工賃が掛かると言う訳ですね。

他にも

  • カウルやマフラーの脱着をしないと交換ができない場合
  • チューブタイヤの場合
  • 合わせホイールの場合
  • 輸入車の場合

などは、割増工賃が設定されている事が多いのも特徴です。

また、交換工賃の料金表には

  • 単純なタイヤの交換工賃のケース
  • バルブの交換や廃タイヤの処分費用も含んでいるケース

がショップによって異なります。

そのため、タイヤ交換の費用は、表向きの料金表だけを確認するのではなく、内訳も確認しておくと良いでしょう。

タイヤ持ち込みだと工賃が高くなる?

タイヤ持ち込みだと工賃が高くなる?

タイヤは比較的高額なパーツです。

中~大排気量のバイクで、良いタイヤを履くと普通に2~3万円程します。

そのため、ネットで安く買って、交換だけショップでお願いしたいと思う人も多いでしょう。

ただ、タイヤ持ち込みで交換をお願いすると、だいたい1.5倍~2倍ほど工賃が割増になるのが一般的です。

これは、持ち込みの場合にはタイヤ販売での利益が無くなってしまうから。

バイク屋さんは儲からない商売です。

タイヤ交換に限らずですが、ギリギリの商売をしていますのでタイヤ販売の利益が無いと割に合わないと言うのが実情なんです。

(これは、バイク屋さんだけでなく用品店のピットサービスでも一緒です)

また、持ち込みお断りのショップもありますので、注意が必要です。

安くても古いタイヤには注意

タイヤはそれなりの値段がしますので、できれば安いのに越したことはありませんよね。

ただ、稀に相場よりもかなり安いタイヤを売っている事があります。

「有名メーカーなのに、なんでこんなに安いの?」

そう思った時には、タイヤの製造年月日を確認するようにしましょう。

タイヤはゴムでできてますが、古いタイヤだとゴムが硬化して本来の性能を発揮できなくなってしまいます。

新品でも、古いタイヤ(製造からかなり年数がたっている)は売りにくくなってしまいます。そのため、安い処分価格で流通している事があると言うわけです。

関連記事タイヤのサイズ表記や製造年月日の見方を詳しく解説!

交換は前後まとめてやるべき?

交換は前後まとめてやるべき?

タイヤ交換をする場合に、前後まとめて交換をすると安くなる価格設定をしているところもあります。

ただ、バイクのタイヤはフロントよりもリアタイヤの方が、減りが早いです。

そのため、前後一緒に交換の時期が来ることの方が稀でしょう。

お財布に余裕があれば、前後まとめて交換をしても良いとは思います。

ただ、それぞれの交換時期が来た時に、その都度交換すれば問題ありません。

タイヤ交換は自分でもできる?

結論から言うと、自分でバイクのタイヤ交換をすることも可能です。

タイヤ交換に必要な道具として、

  • ムシ回し
  • タイヤレバー
  • ビードクリーム
  • エアコンプレッサー(なければガソリンスタンドで)

等が必要ですが、用意してチャレンジしてみるのも良いでしょう。

大きいタイヤの場合には、ビードブレーカーもあると便利です。

ただ、タイヤは走行上、転倒や事故に直結する部分です。また、交換にはそれなりの技術も必要です。

なんとか交換できても、綺麗なホイールが傷だらけになってしまったと言う失敗談も良くある話です。

もちろん、自分でチャレンジすることで経験も増えてきますので、挑戦してみるのも良いと思います。

ただ、自信がない場合にはショップや用品店などで交換をすることをおすすめします。

まとめ

  • タイヤの交換には、タイヤ本体・交換工賃・バルブ交換・廃タイヤ処分料が掛かる
  • タイヤ本体の価格は、選ぶタイヤによってピンキリ
  • 交換工賃は持ち込みだと割増になる

タイヤはバイクの消耗品の中でも高価なものです。

大きいバイクで、前後まとめてのタイヤ交換になると5~6万円くらい掛かる事もザラです。

だからと言って、ツルツルの丸坊主タイヤのままで走っていたり、劣化してヒビだらけのタイヤで走っているのは非常に危険です。

関連記事バイクのタイヤがひび割れしていても大丈夫?

自分のお気に入りのタイヤを履けるように、計画的にタイヤ交換費用を貯めておくと良いかもしれませんね。

※本記事は2019年9月に記載しています。ご活用の際は、有用性をご確認くださいますようお願い致します。
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