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バイクのバッテリーの充電方法と繋ぎっぱなしOKのおすすめ充電器

バイクのバッテリーの充電方法バッテリー
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久しぶりにバイクに乗ろう!と思って意気揚々とセルを回したら、バッテリーが上がっていた・・・。

また、エンジンを掛ける時にセルの回りが弱々しい・・・。

こんな時、バッテリーが寿命になっていなければ、充電をする事でバッテリーは回復します。

バッテリーは比較的高価な部品なので、買い替え無くても充電で復活すると良いですよね。

そのため、ここでは

  • バイクのバッテリーの外し方
  • バイクのバッテリーの充電方法
  • おすすめのバイク用バッテリー充電器

について詳しく解説しています。

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そもそもバッテリー上がりの原因は?

バッテリーには、電気を溜めておく働きがあります。

また、バイクのエンジンを掛ける時には(キックのバイクでなければ)バッテリーの電気を使ってセルモーターを回します。

セルを回す時には大きな電力が必要なため、バッテリーが弱っていたり、上がってしまうとセルが回らない(エンジンが掛からない)と言う訳ですね。

そもそも、バッテリー上がりはなぜ起こるのでしょうか。

一般的には次のような原因が想定できます。

  • ライトなどの消し忘れ
  • 長期間乗らないことによる自然放電
  • バッテリーの端子緩みによる接触不良
  • バッテリーの寿命
  • ジェネレーターやレギュレーターの故障、配線の劣化や断線

関連記事バッテリーのバイクのバッテリーの寿命は何年?

基本的には、バッテリーが寿命でなければ、充電をする事でバッテリーは回復します。

ただ、

  • 比較的新しいバッテリーで、端子も緩んでいない。
  • 尚且つ、ライトの消し忘れも無いし、比較的頻繁に乗っている。

このような場合でバッテリーが上がってしまう時には、ジェネレーターやレギュレータ―の不調や、配線の劣化や断線が疑われます。

バッテリ―には問題ないですが、その他の場所に原因があってうまく充電されないという事ですね。

関連記事バイクのジェネレーターとは?故障時の症状や修理についても解説

関連記事バイクのレギュレーターとは?故障した時の症状や交換費用も解説

バイクは走っていると充電される

バイクは走っていると充電される

一般的なバイクは、走らせている事で「ジェネレーター(オルタネーター)」という部品が「交流」の電気を発電します。

発電された電気は「レギュレーター」と言う部品で「直流」に変えて、バッテリーに戻されるという仕組みです。

つまり、定期的にバイクを走らせることでバッテリーに電気を安定供給しているという事ですね。

また、バッテリーは微量ではありますが、自然に放電をしています。

長期間バイクに乗っていないと、バッテリーが上がってしまうのは、この自然放電によるものです。

関連記事長期間バイクに乗らない時の保管方法と状態を保つ7つの対策

バイクのバッテリーの充電方法

前述のとおり、バッテリーは寿命でなければ、充電をする事で回復します。

また、バッテリーが上がっていなくても、一定期間バイクに乗らない時期があれば、乗る前に補充電をしておくと良いでしょう。

バッテリーの充電方法は次のような手順で行います。

①バッテリーの位置を確認して端子を外す

まずは、バッテリーの位置を確認しましょう。

一般的なバイクであれば、シート下や、サイドカバーを外したところにバッテリーが積んであるはずです。

バッテリーの位置が確認出来たら、端子を外していきます。

※エンジンを掛けたままや、キーをONの状態でやってはいけません。キーは抜いておきましょう

端子を外す時には、順番が決まっていますので、注意して下さい

  • 初めにマイナス端子
  • 次にプラス端子

です。

ほとんどのバッテリーが「プラス=赤」「マイナス=黒」に色分けされていますが、色分けされてなくても「+」「-」の表記が必ずあります。

充電後は、また端子を繋ぐので、ネジやナット類は無くさないようにしましょう。

②バッテリー本体を外す

ほとんどのバイクが、バッテリーが動かないようにゴムバンドなどで固定されています。

バンドを外せば、バッテリー本体が抜けるようになっています。

バッテリーは思った以上に重たいので、落とさないように気を付けながら外します。

③バッテリーと充電器を接続してから電源を入れる

バイクのバッテリーの充電方法

充電器を接続する場合にも、順番があります

  • 1:プラス端子を繋ぐ
  • 2:マイナス端子を繋ぐ
  • 3:充電器の電源をONにする

の順番です。

バッテリー充電器の選び方やおすすめについては後述しますね。

また、充電する時は、充電器の取扱説明書も必ず目を通しておきましょう。

④充電完了

充電が終割わったら、開始時と逆の手順でバッテリーを外します

  • 1:充電器の電源をOFFにする
  • 2:マイナス端子を外す
  • 3:プラス端子を外す

です。

⑤バイクにバッテリーを戻す

バイクにバッテリーを積む時も、外した時と逆の手順です。

繋ぐ時は

  • 初めにプラス端子
  • 次にマイナス端子

です。

元の場所にバッテリーを戻して、端子を繋げば終了!です。

また、充電用のケーブルをバッテリーに取り付けておけば、バッテリーを外さなくても充電をする事も可能です。

非常に便利なのですが、バイクのそばに電源が確保できる環境であることが必要です。

バッテリー繋ぐ(外す)順番

バッテリーを、バイクや充電器に接続したり外したりする時には、順番があります。
「外す時はマイナス端子から」
「繋ぐときはプラス端子から」
ですので、覚えておくと良いでしょう。

バイクのバッテリーの充電時間はどれくらい?

バッテリーを充電する場合、どれくらいの時間が必要なのでしょうか。

これは、バッテリーの状態によっても変わってきます。

バッテリーの最大手、GSユアサさんによると次のようになっています。

【12Vバッテリーの充電時間の目安】

端子電圧(V)充電時間の目安
12.44時間以内
12.36時間以内
12.28時間以内
12.110時間以内
12.012時間以内
11.9以下15~20時間以内

ただ、あくまでも目安である事は把握しておきましょう。

ちなみに正常なバッテリーの場合の電圧は12.5~13V(ボルト)です。

バッテリーの種類や、充電器によっては、過充電になるとバッテリーがパンパンに膨張したり、最悪は破裂してしまう事も。

充電中は、バッテリーチェッカーなどで、定期的に電圧確認をすると良いでしょう。

ただ、一番良いのは「繋ぎっぱなしで大丈夫」な充電器を使う事。

詳しくは後述しますが、バッテリーの充電状態を判断してくれる充電器を選ぶのがおすすめです。

バイクショップ(販売店)で充電してもらう時の料金

バッテリーの充電は、バイクショップでもやってくれます。

バッテリーだけ外して持って行けば500円~1,000円ほど。

バイクごとの持込みなら1,000円~2,000ほどでしょうか。

高い!と思うかも知れませんが、バッテリー脱着の工賃や、過充電にならないように管理する必要があるので、妥当な価格です。

また、少なくても数時間は預ける必要がありますし、状態によっては翌日までかかる事もあります。

できれば、バイク屋さんまで持って行く手間や費用を考えると、バッテリーの充電器を持っておく方が良いでしょう。

バイク用バッテリー充電器の選び方

バイク用バッテリー充電器の選び方

バッテリーの充電器とひとことで言っても、たくさんの種類があります。

そのため、充電器を購入する時の選び方についてまとめています。

バッテリーの種類の適合をチェックする

バイクのバッテリーには主に、

  • 開放型
  • 密閉型(MF型)
  • リチウムバッテリー

の3種類があります。

充電器には、充電できるバッテリーの種類があるので、適合バッテリーの種類もチェックしましょう。

また、最近のバイクは、密閉型(MF型)バッテリーを使用している事が主流ではありますが、自分のバイクのバッテリーを確認しておくことも必要です。

開放型と密閉型は同じ鉛系のバッテリーなので、両方ともカバーしている充電器が多いです。

ただ、リチウムバッテリーはリチウム専用の充電器が必要になるのが一般的です。

電圧の適合をチェックする。

バイクのバッテリーは12Vが一般的です。(古いバイクには6Vもあります)

ただ、充電器の中にはトラック用(24V)などもあるので注意が必要です。

分かりやすいのは「バイク対応」と記載がされている充電器を選ぶ事。そうすれば間違いはありません。

繋ぎっぱなしで平気な充電器を選ぼう

バッテリーが過充電になると、バッテリーの寿命を縮めるだけでなく、バッテリーの膨張や破裂を起こすことがあります。

(※余談ですが、パンパンに膨れたバッテリーが転がっているのは、バイク屋さんの「あるある」です。)

そのため、自動でバッテリーの充電状態を把握して、満充電になった時に充電をストップさせる機能があるものを選びましょう。

つまり、繋いだまま放置できる充電器ですね。

なかでも、トリクル充電方式を採用している充電器がおすすめです。

トリクル充電方式とは、バッテリーが満充電になると、自然放電を補う分だけの微量の電流を流し続け、常に満充電にしておく方式です。

充電器にもよりますが、1ヶ月くらい繋ぎっ放しでも問題ありません。

おすすめのバイク用バッテリー充電器

これからバイクの充電器の購入を検討する方に、「特に」おすすめの厳選充電器を2つ紹介します。

性能重視とコスパ重視の2点です。

(※ここで紹介するのは、多くのバイクで使用されている鉛系の開放型・密閉型(MF型)対応の充電器です。リチウムバッテリーは専用の充電器を探してください。)

TecMate オプティメイト

TecMate オプティメイト

TecMate(テックメイト)社は、電子制御機器の研究・開発をしているベルギーの会社。

特に、特に診断・調整・制御機能を装備する充電器は世界的に有名です。

このTecMateの高性能充電器がOptiMate(オプティメイト)です。

日本では、岡田商事さんという、車やバイクの卸商社が代理店になっていますね。

オプティメイトは、バッテリーの状態を5段階で診断し、バッテリーの状態に合わせた充電をしてくれます。

また、少々難しい話になりますが・・・バッテリーは、放電時に生成される硫酸鉛が、経年と共に結晶化することがあります(サルフェーションと言います)。

サルフェーションが進むと、電池容量が低下し、通電性も悪化していきます。

オプティメイトには、このサルフェ―ションを溶解する機能もあります。

簡単に言うと、充電しながらバッテリーが長く使えるようにメンテナンスもしてくれるという事。

高性能な充電器で、少々高価ですが、オプティメイトを買っておけば間違いないでしょう。

ただ、注意が必要なのは、国内正規品を購入する事。

国内正規品なら3年の保証付きで、日本語の説明書付きです!

バイクだけに使用するなら3~50Ah対応の「オプティメイト4 DUAL 」がおすすめ。

車のバッテリー充電にも使用したいなら、3~240Ah対応の「オプティメイト6 ver.2」 がおすすめです。

TecMate オプティメイト
  • 開放型、密閉型、AGM型、ジェル型に対応
    (リチウム系バッテリーにはリチウム用のオプティメイトが有り)
  • 出力電圧:12V
  • バッテリー容量:3~50Ah(オプティメイト6Ver.2は3~240Ah)
  • トリクル充電方式で繋ぎっぱなしOK
  • 防水(防水性IP54適合)
  • 充電に便利やバイク側接続ケーブル、ワニ口クリップ付
  • サルフェーション除去機能
  • 国内正規品は安心の3年保証

スーパーナット 全自動12Vバイクバッテリー充電器

スーパーナット 全自動12Vバイクバッテリー充電器

「スーパーナット」は、南進貿易株式会社という会社の自社開発バッテリーのブランド名です。

その南進貿易さんのバッテリー充電器は非常にコスパが良く、Amazonバイク用バッテリー充電器の売れ筋ランキングでも常に上位に入っています。

3,000円前後で購入できる価格も魅力ですが、バイクのバッテリー充電器に欲しい最低限の機能は網羅しています。

オプティメイトはちょっと高いな・・・とりあえず、必要最低限の機能があれば!と思っている方には、このスーパーナットがおすすめです。

注意点としては、バッテリーが完全に上がりきっていると充電できない場合があること。

製品には「5V以下まで深刻な過放電を起こしたバッテリーは充電できない」との記載があります。

ただ、通常のバッテリー上がりを起こしたバッテリーなら、少なくても11V~12V弱くらいはあるので、ここまで過放電になる事はまずないでしょうが・・・

スーパーナット バイクバッテリー充電器
  • 開放型・密閉型・AGM型・ジェル型に対応
    ※リチウムバッテリーは非対応
  • 出力電圧:12V
  • バッテリー容量:最大75Ah
  • トリクル充電方式で繋ぎっぱなしOK
  • 防塵・防滴IP65準拠
  • 充電に便利やバイク側接続ケーブル、ワニ口クリップ付属

まとめ

乗りたい時に、バッテリーが上がっていて乗れない!というのはつらいですよね。

また、最近のバイクはETCやUSBポート、盗難防止アラームなど昔のバイクに比べて、バッテリーの電力をたくさん使います。

そのため、バッテリー上がりは思わぬ時にやってくるものです。

そんな時に、バッテリーの充電器は1台持っていると便利ですよ!

※本記事は2019年8月に記載しています。ご活用の際は、有用性をご確認くださいますようお願い致します。


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