251㏄以上のバイクに乗っていると、2年に1度車検を受ける必要があります。
多くの人は、バイクショップや用品店のピットサービスなどに依頼をすると思います。
そんな時に
「車検を受けるのには何が必要なの?」
と思う人も多いかも知れません。
また、必要な書類のひとつに軽自動車税の納税証明書があります。この書類は紛失してしまう事が多い書類です。
そのため、ここでは、
について詳しく解説しています。
バイクの車検を受ける時に必要な書類
バイクの車検を受ける時は、大きく分けて2つの方法があります。
ひとつはバイクショップなどに依頼をする方法
もうひとつは自分で車検を受ける方法(ユーザー車検)です。
ユーザー車検は、自動車検査場にバイクを持ち込み、書類の作成から検査まで全て自分で行わなくてはなりません。
その場合、必要書類などが少々異なりますので、今回はバイクショップや用品店のピットサービスに車検を依頼するという前提で解説しています。
ユーザー車検に挑戦する場合の必要書類は、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事≫初めてのバイクのユーザー車検!流れや費用・必要書類を詳しく解説
ショップや用品店などで車検を受ける時に、準備が必要なものは以下の通りです。
車検証は、現在の車検証です。もし、紛失してしまった場合には再発行ができますので早めに手続きをしてきましょう。
車検証の再発行の手続きについては、以下の記事にて詳しく解説しています。
関連記事≫バイクの車検証を紛失した時の再発行の手続き方法と必要書類
自賠責保険証明書も、同じく現在加入中の証書が必要になります。
こちらも、万が一紛失してしまった時には再発行ができます。具体的な再発行方法は以下の記事を参考にしてみて下さい。
関連記事 ≫バイクの自賠責保険証明書の再発行方法と名義変更方法
そして、軽自動車税納税証明書です。
納税証明書は、毎年払っている軽自動車税の納付証明です。だいたい5月の頭くらいに市区町村役所から納付書が届き、5月中に支払うのが通常の流れです。
この納税証明書は車検の時まで使用しないので、紛失してしまうケースも良くあります。
きちんと手元にあるでしょうか?もし、見つからない場合の対応方法は再発行が必要です(後述します)。
あとは印鑑と車検に必要な費用(お金)です。
印鑑は認印で大丈夫ですので三文判で問題ありません。
以上の5点が揃っていれば、車検を依頼することができます。
関連記事≫軽自動車税を滞納するとどうなる?払い忘れ時の対応方法
バイクの車検で納税証明書が無い時の再発行方法
さて、一番紛失の可能性が高い納税証明書ですが、見つからなかった場合にはどうしたら良いのでしょうか。
車の場合には、納税証明書を省略できるケースもありますが、バイクの場合は省略できません。
まずは、こちらを解説します。
バイクは納税証明書の省略ができない
車の場合、平成27年から一定の条件を満たしていれば、車検時に自動車納税証明書(継続検査用)の提出が省略できるようになっています。
国の各運輸支局・自動車検査場等と都道府県がシステム的に連携したためです。
この事をご存知の場合、バイクでも該当すると思いがちです。
ただ、バイクや軽自動車の場合には、市区町村が税金を賦課するために、このシステムとは別物なのです。
そのため、バイクの車検時には軽自動車納税証明書が必要という事です。
無い場合は、再発行しなくてはならないと言う訳ですね。
軽自動車税納税証明書(車検用)の再発行方法
それでは、納税証明書の再発行はどのようにすれば良いのでしょうか。
軽自動車税の場合には、管轄は市区町村役所になります。窓口は税務課や市民課になっている事が多いようです。
手続き自体は非常に簡単です。
自治体によって若干異なるのですが
この3点があれば問題ありません。窓口で申請すれば再発行の完了です。
車検証の控えなどは不要の自治体もあります。
また、手数料は継続検査用であれば、無料の場合が多いです。
自治体によっては、ネットでの申請や郵送での対応をしている役所もあります。まずは、お住いの市区町村のホームページなどで確認してみると良いでしょう。
まとめ
バイクの車検に必要な書類は、それほど多くはありません。
車検証や自賠責保険証明書は、バイクに携帯していることが基本ですので、見つからないというケースは少ないでしょう。
しかしながら、軽自動車税の納税証明書は必要な時に見当たらない事は良くある話です。
万が一紛失した場合には、簡単に再発行ができるので心配しないで大丈夫です。
ただ、車検の期限が間近になってバタバタしていると、車検が間に合わない事も出てくるでしょう。
車検が近くなってきたと感じたら、早めに書類の確認をしておく事をおすすめします。
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