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バイクにセンタースタンドがない!後付けと取付け方法を解説

バイクにセンタースタンドがない!後付けと取付け方法を解説お役立ち情報
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昔は中型~大型バイクであれば、サイドスタンドとセンタースタンド(メインスタンド)の両方が付いている事が一般的でした。

ただ、最近のバイクにはセンタースタンドが付いていない車種が非常に多くなっています。

センタースタンドがあると、メンテナンスや長期間の保管時には非常に便利。

そのため、センタースタンドが付いていない事に残念な思いをしている人も多いと思います。

一方で、メンテナンスなどをショップに任せる事が多い人は、あまり必要性を感じていないかも知れませんね。

ここでは、

  • バイクのセンタースタンドの必要性
  • センタースタンドの後付けは可能なのか
  • センタースタンドの取付方法
  • センタースタンドの代用品

などについて解説しています。

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バイクにセンタースタンドが付いていない理由

昨今のバイクには、初めからセンタースタンド(メインスタンド)が付いている車種は非常に少なくなっています。

むしろ、無いバイクの方が圧倒的に多いと言えるでしょう。

昔は中型~大型バイクならセンタースタンドはあって当たり前でしたので、なかには違和感を感じている人も居るのではないでしょうか。

センタースタンドが無くなった理由は

  • コスト削減
  • 部品点数の削減
  • 重量(軽量化)
  • マフラーの取回しの問題(車種による)

などいくつかの理由があります。

もちろん、メーカーによって多少の違いはありますが、基本的には上記の理由が中心と言われています。

実際のところ、センタースタンドが無くても大きな問題にはならないのが現状ですので、であれば、コストも重量も軽くなる方が良いと言う判断ですね。

センタースタンドの後付けは可能なの?

では、センタースタンドがあった方が良いと言う場合には、後付けをすることが可能なのでしょうか。

最近のバイクで言えば、センタースタンドが無くてもオプションで付けられる車種もあります。

このようなバイクであれば、バイクの購入時に付けることも可能ですし、後からスタンドだけ購入して取り付ける事もできます。

現行バイクで例をあげれば、ホンダの400X、NC750、アフリカツイン、スズキのVストロームなど。他にもありますが、ここのような車種はオプション設定されていますね。

一方で、スポーツタイプのバイクには、オプション設定が無いバイクが多いですね。

また、中古で購入した生産中止になっているバイクでも「センタースタンドが付けられる」仕様のバイクであれば後付けも可能です。

(スタンドが入手できるかと言う問題もありますが。)

センタースタンドが付けられるかどうかは、車体で確認すれば良いのですが、一番簡単なのは「純正のセンタースタンド(メインスタンド)」が販売されているかをチェックすること。

純正パーツが存在するバイクなら、間違いなく後付けが可能です。

ネットで探すか、わからない場合にはバイクショップに聞いてみれば一発で分かります。

バイクのセンタースタンドに汎用品はある?

ちなみに、センタースタンドには汎用品は存在しません。

スタンドの高さや取付け位置などがバイクによって異なりますので、車種ごとに異なると言うわけですね。

そのため、購入する時には、適合を確認するようにしましょう。

年式によって異なる場合もあるので、車種だけでなくや適合年式もしっかりチェックするのがポイントです。

なかには社外品もありますが、センタースタンドは品質も重要です。

粗悪なものだと、バイクの転倒にもつながります。そのため、社外品を選ぶときには信頼性のあるメーカーでなければおすすめはしません。

センタースタンドの取付方法

センタースタンドを入手できたら、自分で取り付ける事も可能です。

一般的な手順としては、

  • シャフトをグリスアップしておく
  • フレームにスプリングを引っかける部品を取り付ける
  • センタースタンドをセットしシャフトを通す
  • スプリングを引っかける

と言うのが基本の作業です。

車種によっては、マフラーなどを緩める必要もあるので、説明書を確認してから作業しましょう。

作業自体は、それほど難解な作業ではありません。

ただ、多くの人が苦戦するのが「スプリング(ばね)」を引っかける作業

センタースタンドのスプリングは非常に固いので、引っかけるために「伸ばす」のがとても大変なのです。

そのため、

  • ばねを伸ばす工具を使う
  • スプリングを先に引っ掛けた状態でスタンドを取り付ける

のどちらかで作業すると良いでしょう。

ばねを伸ばす工具とは「スプリングフック」と言う工具。 スタンドのスプリングやチャンバーのスプリング、クラッチスプリングなど、スプリングの脱着のための道具ですね。

ただ、スプリングフックがあれば、簡単と言うわけでもありません。

ばねを「引きやすく」するための道具ですが、力やコツが居るのは変わらない為です。

そのため、先にスプリングをフレームとスタンドに引っ掛けた状態で、スタンドをフレームに取り付けると言う手順でやる方が良いと思います。

センタースタンドの取付はショップに頼むのもおすすめ

バイクの下に潜ってゴソゴソ作業するのが面倒な場合には、バイクショップにお願いしてしまうのもおすすめです。

作業時間は10分~20分もあれば終わります。

工賃としては2,000円~3,000円ほどでしょう。

そもそもバイクにセンタースタンドの必要性ってある?

そもそもセンタースタンドは必要なのでしょうか。

センタースタンドの主なメリットは

  • タイヤが浮くのでメンテナンス性が向上する
  • タイヤへの荷重が軽減するので長期保管に向く

と言うことです。

前述の通り、センタースタンドが無いからと言って、大きな問題になる事はありません。

ただ、オイル交換やチェーンの清掃などの整備を行う時には、バイクが垂直に起きてタイヤが浮くセンタースタンドは非常に便利。

特に、チェーンなどリアタイヤを浮かせたい整備のときには、センタースタンドの有無で大きく整備性が変わると言えます。

関連記事バイクのチェーンは錆びていても平気?錆落としの方法と防止法

関連記事バイクのチェーンの注油と清掃の方法は?頻度はどれくらい?

また、バイクを長期保管する場合には、タイヤへの負担が減るセンタースタンドの方が良いとされています。

関連記事長期間バイクに乗らない時の保管方法と状態を保つ7つの対策

そのため、

  • メンテナンスはあまり自分でやらない(ショップにお願いしている)
  • 定期的にバイクに乗っている

と言うような人は、正直なところセンタースタンドの必要性はあまりないとも言えます。

整備にはメンテナンススタンドを使うのもあり

整備にはメンテナンススタンドを使うのもあり

サイドスタンドだけで、整備性に困っている場合には「メンテナンススタンド」を利用するという選択肢もあります。

メンテナンススタンドは、その名のとおりバイクの整備をする時のためのスタンド。

種類にもよりますが、センタースタンドを後付けするよりも費用が安価に収まる事もあります。

外出先での使用は困難ですが、自宅でバイクの整備をする時の利便性を上げたいのであれば、メンテナンススタンドでも充分と言えます。

また、メンテナンススタンドであれば、バイクを乗り換えても使用できるケースもあるのはメリットでしょう。

関連記事バイクのメンテナンススタンド!おすすめや使い方を紹介!

まとめ

  • 最近のバイクはセンタースタンドがついていない車種が多い
  • 車種によっては、オプション設定がある
  • 純正にセンタースタンドがあれば後付けすることも可能
  • 取付の作業自体は難しくないが、スプリングを取り付ける際に力とコツがいる
  • 整備性を上げたいならメンテナンススタンドでも充分代用できる

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※本記事は2019年12月に記載しています。ご活用の際は、有用性をご確認くださいますようお願い致します。

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