バイクの車検で必要なガスレポって何?無い時の再発行方法も解説

バイクの車検で必要なガスレポって何?無い時の再発行方法バイクの車検

バイクのマフラーを社外品に交換していると、車検の時にガスレポ(排ガス証明書)が必要になる事があります。

ただ、

「そもそもガスレポって何?」
「社外品のマフラーを買ったけど初めから無かった」

こんな人も多いのでは無いでしょうか。

そのため、ここでは

  • バイクのマフラーの「ガスレポ」とは何か
  • ガスレポが必要なバイクの基準
  • 無くした場合の再発行の方法

などについて詳しく解説しています。

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マフラーのガスレポって何?

自動車排出ガス試験結果証明書

ガスレポとは、正式名称を「自動車排出ガス試験結果証明書」と言います。

バイクにおいては、1999年(平成11年)に排出ガスの規制がされるようになりました。

そのため、保安基準で定める指定物質が基準値内でないと車検に通らなくなっています。

具体的には、CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、Nox(窒素酸化物)の含有量です。

バイクのメーカーが新型のバイクを販売する時には、当然この基準をクリアしたバイクを作ります。(クリアしていないバイクは作れない)

ただ、社外マフラーの場合には、基準をクリアしているかはわかりませんよね。

そのため、マフラーメーカーも交換用マフラー(カスタムマフラー)を作る時にきちんと検査をします。

この時に、公的機関が検査に合格している事を証明する書類が「ガスレポ(排出ガス試験結果証明書)」という事です。

また、ユーザーが社外マフラーを付けている場合には、車検の時に基準適合を証明する「ガスレポ」の提出が必要になったと言う訳です。

排ガス規制はバイクの年式による

前述のとおり、バイクの排ガス規制は1999年からです。

そのため、それ以前に製造されたバイクには排ガスの規制はありません。

騒音の規制だけになります。

関連記事バイクのマフラー保安基準!車検に通る音量と排ガスを詳しく解説!

1999年より前のバイクであれば問題ありませんが、この時の規制対象は次のようになっています。

1999年の排ガス規制対象
  • 新型車:平成11年(1999年)10月1日以降に新型車として生産された車両。
  • 継続生産車・輸入車:平成12年(2000年)9月1日まで生産されていた車両で、期日以降に継続生産された車両。

新型車とは、新型モデルのこと。

継続生産車は、今までも生産されてきたバイクでこれからも継続して生産されるバイクです。

「作り続けているバイクは、急に規制すると大変だから、少し改善の時間をあげますよ。」というように、国がメーカーに猶予をあげているという事ですね。

(結局、多くのバイクが基準をクリアできなくて生産中止になりましたが・・・)

このように、バイクによって若干の時期のズレがあるので、1999年前後のバイクは規制対象なのかどうかの判別が難しいですよね。

そんな時は、車検証をみてください。

  • 国産車・・・型式が「BC-〇〇」になっている
  • 輸入車・・・備考欄「11年排出ガス規制適合」の記載がある

上記のようになっていれば、排ガス規制の対象のバイクだという事です。

逆に、1999年前後のバイクで、上記のような記載がなければ「規制前」のバイクと言うわけです。

ノーマルマフラーならガスレポは不要

また、規制対象のバイクでも、ノーマル純正のマフラーのままならガスレポは不要です。

メーカーがバイクを作る時に、初めから規制に適合させているからです。

そのため、車検の時にガスレポが必要なバイクは

「社外マフラーに交換している」

とうのがひとつのポイントです。

社外マフラーでもガスレポが不要なケースもある

社外マフラーでもガスレポは不要なケースもある

また、社外マフラーに交換していても、ガスレポが不要な場合もあります。

それは、ノーマルマフラーの時点で触媒(キャタライザー)が付いていないバイク。

触媒(キャタライザー)とは、簡単に言うと排気ガスを綺麗にする装置のことです。

厳密に言うと、排ガス規制ではこの触媒装置を外すことがNGになっているのです。

そのため、初めから触媒が無いバイクなら、マフラー交換をしてもガスレポは不要という事です。(触媒を外しているわけでは無いから。)

ただ、

  • 初め(ノーマル時)に触媒装置があるバイク
  • 初め(ノーマル時)に触媒装置が無いバイク

この判別ができる人は少ないでしょう。

このような時は、JMCA(全国二輪車用品連合会)のマフラー検索が、結構便利です。ただ、正確な情報を知るにはメーカーに問い合わせるのが一番でしょう。

参考JMCAマフラー検索

それから、マフラーを交換しても、触媒装置をはずさない場合。

具体的には、マフラーのサイレンサーだけ交換する「スリップオン」タイプなどです。

ただ、サイレンサー交換なら大丈夫と言う訳ではありません。「触媒を外していない」事がポイントです。

なので、仮にサイレンサー部分に触媒があれば、スリップオンタイプでもNG(ガスレポが必要)になると言う訳です。

ちなみに、車検場には50cm位のスコープがあるので、触媒が奥のほうに入っている場合でも検査員は確認できます。

ガスレポが必要なバイクの条件のまとめ

ガスレポが必要な場合をまとめると

  • 排ガス規制の対象になっている1999年以降のバイク
  • 且つ、社外マフラーに交換されているバイク
  • 触媒装置がもともと付いていないバイクなら不要
  • 触媒装置を外さないでマフラー交換をした場合(スリップオンなど)は不要

という事になります。

ガスレポが無い時の再発行の方法

ガスレポが無い時の再発行の方法

もし、ガスレポが必要な場合で、書類が無い時はどうしたら良いのでしょうか。

基本的には、JMCA(全国二輪車用品連合会)に加盟しているメーカーなら、どこのマフラーメーカーも再発行を受け付けてくれますので、安心して下さい。

ただし、有料での再発行が基本になっています。

各マフラーメーカーで差がありますが、2,000円~5,000円で再発行をしてくれるのが一般的です。

とはいえ、無駄な費用が掛かってしまうのは避けたいですよね。

そのため、

  • 社外マフラーを購入した時には大事に保管しておく
  • 中古マフラーを購入する時には、ガスレポが付いているか確認する

この2点が重要です。

ちなみに、ガスレポが不要な社外マフラーの時には、もともとガスレポが付いていません。

具体的な再発行の方法としては、パーツメーカーによって若干差がありますが、

  • 車検証のコピー
  • マフラーのJMCA番号
  • 再発行手数料(金額は会社によって異なる)

この3つがあれば再発行できます。

ただ、メーカーによっては「マフラー装着したバイクの画像」や、「マフラーの保証書」などを求められるケースもあります。

必要なものが用意できたら、直接パーツメーカーに郵送やFAX、メールフォームで申込みます。

各社のホームページに、具体的な再発行の依頼方法の記載がありますので、確認してみて下さい。

また、再発行には時間が掛かります。

速くても4~5日掛かるのが一般的です。車検期限ぎりぎりで慌てることがないように、早めにガスレポが手元にあるか確認しておきましょう。

昔は、車検場から連絡して直接FAXしてもらったという事もあったようです。ただ、今は絶対に無理なので、事前に準備しておきましょう。

注意

※ガスレポは、車検証の「車両型式」と「エンジン型式」が同一でなければなりません。逆車などは、国別の仕様違いで車両型式が異なる場合もあります。たまに、コピーを不正に改ざんしようとする人も居ますが、見る人が見ればすぐにわかります。正規の手続きを踏んで、ガスレポの再発行をするようにしましょう

まとめ

  • ガスレポとは自動車排出ガス試験結果証明書のこと
  • 排ガス規制対象のバイクで、社外マフラーに交換していると必要になる
  • 例外で不要なケースもある
  • 無い場合にはパーツメーカーで再発行ができる

ノーマルの場合には、ガスレポは不要なので、存在自体を知らないと言う人も多いです。

ただ、マフラーのカスタムをする時には、知らないと後で面倒なことにもなってしまいます。

また、社外マフラーを購入する時には、JMCA(全国二輪車用品連合会)の認定マフラーを購入する事が大事です。

特に注意が必要なのは、中古バイクを購入する時。

車検不適合のカスタム車を購入すると、車検に通らないどころかメンテナンスも断られてしまう事もあります。

関連記事カスタム車の購入は車検不適合に注意!

個人売買などでカスタム車を買う時には特に注意してください

※本記事は2019年7月に記載しています。ご活用の際は、有用性を確認くださいますようお願い致します。
※2019年9月更新
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