バイクのヘルメット盗難防止には重宝するのが、ヘルメットホルダー(ヘルメットロック)です。
もともとバイクにヘルメットホルダーが付いている車種も多いのですが、いざヘルメットをロックしようとすると、ホルダーのフックにヘルメットのDカン(英語のDの形をした金具。D環、Dリングとも言う)が届かない!という事が結構あるのも事実です。
こんな時にはどうしたら良いのでしょうか。
届かないからと言って、ロックしないでミラーはハンドルに引っかけておくのは盗難の恐れもありますし、持ち歩くのは邪魔です。
ここでは、ヘルメットホルダーにメットのDカンが届かない場合の対処法を解説しています。
ホルダーの位置やヘルメットによっては良くある現象
ホルダーにDカンが届かないという事は、実は結構あるのです。バイクによってはヘルメットホルダーが付いていないものもありますが、仮に付いていても奥まった場所に付いていて、付けにくいケースもあります。
また、そもそも長さが足りないというケースもあります。ヘルメットの形状にもよりますが、フルフェイスのメットの場合に良くあるケースです。
このような時のために、バイクのパーツメーカーからも色々な対策パーツや用品がリリースされています。
届かないとは言っても、ロックしないで置いておくと盗まれるケースもありますので、このようなパーツや用品を活用して対応するのがおすすめです。
ホルダーにヘルメットが届かない時の対処法
ヘルメットロックのアシストパーツを使用する
一番手軽な方法が、パーツメーカーから出ているアシストパーツを活用する事です。実際に、ホルダーにメットが届かない事も多いのでしょう。各メーカーから色々出ていますので、いくつかおすすめのものをご紹介します。
キジマ ヘルロックアシスト
こちらはバイクパーツで有名なKijimaさんから出ているアンカータイプのものです。商品名もヘルメットのロックをアシストすると言う、わかりやすい商品です。
一見、栓抜きのような形状ですが使い方は簡単です。ヘルメットのDカンに通してから、穴の開いている部分をヘルメットホルダーに掛けるだけです。
また、小さなカラビナが付属していますので、使わない時の携帯も楽です。800円ほどです。
キジマ ヘルロックワイヤー
こちらも同じくKijimaから出ているワイヤータイプのものです。ワイヤータイプで長さがあるので、ヘルメット以外のものを一緒にくくり付けたり、タンデム時に複数のメットを付けるのに便利です。
また、ワイヤーが樹脂コーティングされており、バイクに傷が付かないような処理もしてあります。全長:430mm、全6色、600円ほど。
デイトナ ヘルロックケーブル
同じような商品でデイトナさんからも出ています。Kijimaさんよりも少し長い500mm。値段ははほとんど一緒です。
また、これらの商品は、あくまでも届かない長さを補うアシスト機能のアイテムになりますので、鍵は付いていません。鍵付きのカラビナ、ワイヤーなどもありますので、興味のある方は以下の記事もご覧ください。
後付けでヘルメットロック(ホルダー)を付ける
もともと付いているヘルメットホルダーが使いにくい場合には、後付けで別途ヘルメットホルダーを付けるという方法もあります。
汎用のもので、ハンドルに固定して付けるタイプや、カラビナやワイヤータイプのものでダイヤルロックやキー付きのものまで、色々な種類がリリースされています。
自分のバイクに合うものを選ぶというのもひとつの方法です。以下の記事にておすすめのロックについてもまとめていますので参考にしてみてください。
まとめ
純正のヘルメットホルダーが使いにくかったり、長さが足りないのは良くある事です。
とはいっても、ロックせずにヘルメットを置いておくのは防犯上良くはありません。
各メーカーから、アシストパーツがたくさん出ています。
できるだけ小さいものが良ければアンカータイプ、タンデムで二つのメットを使う場合や、ヘルメット以外もロックしたい場合にはワイヤータイプなど、自分のバイクやヘルメットの用途に応じて合うものを選んでみてはいかがでしょうか。