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バイクのカーブの曲がり方を解説!【カーブが苦手な初心者向け】

お役立ち情報
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バイクに乗るようになると、色々なところにツーリングに行きたいですよね。

ただ、ツーリングの途中、

「ワインディングが楽しめない・・・。」

「カーブが怖い(苦手)・・・。」

初心者のうちは良くあることだと思います。

そのため、ここでは

  • バイクでカーブをスムーズに曲がるコツ

について解説しています。

また、本文中で参考になる動画も紹介していますので、併せて見てみると更にわかりやすいと思います。

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バイクでカーブを曲がるコツは3つ!

カーブを苦手に感じる人の多くは、自分が思うようにバイクが曲がって行かないと言うケースが多いのではないでしょうか。

しっかりとバイクが曲がるようにするには

  • カーブの手前でしっかりと減速&シフトダウン
  • カーブする時の視線と体重移動
  • カーブしている時のトラクション

の3つがポイントです。

この3つがうまくできれば、スムーズにバイクが曲がって(旋回)していきます。

もちろん、厳密に言えばもっと沢山あるのですが、あまり沢山を意識するよりも、まずはこの3つを意識する事でかなり変わるはずです。

思うようにバイクが曲がるようになると、苦手だったカーブが今度が楽しくなってくると思います。

では、順番に解説していきますね。

カーブの前にブレーキで減速をしてシフトダウンしておく

カーブの基本は、「スローイン・ファーストアウト」と言われています。

これは、ゆっくりカーブに入って、速い速度でカーブから出ると言うことですね。

具体的には、

  • カーブの前にしっかりと減速する
  • アクセルを回しながら曲がりきる

ということです。

特にスローインに関しては、「速度が付きすぎて曲がり切れない」というリスク軽減にもなりますので、しっかりと減速しておきましょう。

バイクはスピードが出ているままで曲がれば、そのぶん遠心力が付いて外に大きく膨れます。

充分に減速ができてないと、センターラインを越えてしまったり、「ヒヤリ」とすることも多くなります。

(これでカーブが怖くなる人も多いです。)

また、減速した時に「シフトダウン」しておく(ギアを落としておく)事もポイント。

これが、カーブを曲がっている途中のアクセル操作にも影響しておきます。

繰り返すと、「カーブに入る前に、しっかり減速してシフトダウンしておく」ことがポイントです。

コーナーの入り口に差し掛かってから曲がる(バイクを傾ける)

しっかりと減速して、コーナーの入り口に差し掛かったらバイクを傾けていきます。

この、「コーナーの入り口に差し掛かったら」というのもポイントのひとつ。

初心者の場合、コーナーの前から曲がって行こうとしてしまいがちですが、そうすると逆に曲がりにくくなってしまうのです。

そのため、曲がり始めるポイントはカーブの入り口と意識すると良いでしょう。

曲がる時のアクションのコツは

  • ニーグリップ
  • 目線(顔の向き)
  • 体重移動

の3つ。

バイクは車と違い、ハンドル操作ではなく体重移動で曲がって行きます。

まず、カーブの入り口に差し掛かったら、ニーグリップで下半身を安定させます。

ニーグリップは、教習所でも習ったと思いますが、両膝でバイクをしっかりとホールドする動作。

それから、曲がる方向へ目線と顔を向けて、体重を掛けると自然とバイクが曲がって行きます。

ポイントは、視線(顔)の向き

初めのうちは、意識をして曲がる先(コーナーの出口)を見るようにしましょう。目線だけでなく、顔も向けるようにする事がポイントです。

初心者のうちは、恐怖心もあって地面ばかり見てしまいがちです。

ただ、視線の置き場が、カーブの先を見れるようになると、驚くほどバイクの曲がり方が変わります。

是非試してみて下さい。

また、体重移動に関して。

お尻は二つに割れていると思いますが、曲がる方向のお尻(シート)に体重を乗せるイメージです。

バイクにはセルフステアと言って、傾いた方向に勝手にステアリングが切れていく特性があります。

そのため、体重移動や視線がしっかりとできると、バイクがスムーズに曲がっていくようになります。

荷重に関しては、ケニー佐川さんの動画がわかりやすいので参考にしてみると良いですよ。

コーナーリングをし始めたら、アクセルを開けて旋回

体重移動をしながら、旋回し始めた時のポイントがアクセルを開けること。

バイクはトラクションが働いている方が、旋回力が上がり曲がりやすくなります。

つまり、曲がっている途中も、「リアタイヤに地面を蹴っている力が掛かっている状態」の方が安定して曲がれると言うことです。

初心者の場合、曲がっている途中で

  • アクセルを戻し切っている
  • もしくはクラッチを握ってしまっている

と言うことが結構あるのですが、これは逆にカーブを不安定にさせてしまっていると言うことですね。

ただ、曲がってる途中に、アクセルを開けるのは怖いと言う人も居るかも知れません。

この時に、安全にアクセルを開けるためには、シフトアップして回転数を下げる事が重要です。(つまり、カーブの前に減速してシフトダウンしておくことがここで生きてくると言うことですね)

もちろん、カーブの途中で加速しなくてはいけないと言うことではありません。

カーブの途中でも、リアタイヤにトルク(タイヤ地面を蹴る力)を掛けておくのがポイントということですね。

トルクを使って走るとバイクは安定するし曲がりやすい

ここまででも触れてきましたが、カーブのポイントとして

「トルクを使って走るとバイクは安定するし曲がりやすい」

と言うことも覚えておくと良いと思います。

初心者のうちは、曲がっている時(旋回中)にバイクがバンク(傾く)ことが恐いと言う人もいると思います。

  • スリップして転倒してしまうのではないか。
  • 恐くてあまり傾けられない。

これは恥ずかしい事でもなくて、初めはみんな同じです。

ただ、逆にブレーキを掛けながら曲がったり、エンストしないようにクラッチを握りっぱなしで曲がる方が不安定になります。

曲がっているときにも、トラクションが掛かっている方が曲がりやすく安定します。

そのため、カーブに入るまでに減速とシフトダウンをして、カーブをしている途中でも(必要に応じてシフトアップしながら)アクセルを開けている事が大事と言うことですね。

この辺りは、元GPライダーの根本健さんが解説している動画が参考になると思います。(らいでぃんぐNAVI/カーブを不安から楽しいに!)

ただ、10本に分かれていて長いので・・・その6(下記リンク)くらいから見るのがおすすめです

まとめ

  • しっかりとバイクが曲がるようにするには
    ・カーブの手前でしっかりと減速&シフトダウン
    ・カーブする時の視線と体重移動
    ・カーブしている時のトラクション
    の3つがポイント

カーブが苦手、怖いと言うのは、バイクに乗り始めた多くの人が感じる事でしょう。

そのため、決して恥ずかしいことではありません。

ただ、苦手意識を持っているままだと、せっかくのツーリングも楽しめない時間がある事になってしまいます。

そのため、少しづつでも克服できるように練習してみると良いでしょう。

特に視線や荷重などは、少しオーバーアクションでもやってみると大きな違いを感じると思います。

また、くれぐれも無理せず、安全運転で練習をして欲しいと思います。

※本記事は2019年11月に記載しています。ご活用の際は、有用性をご確認くださいますようお願い致します。