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バイクのメンテナンススタンド!おすすめや使い方を紹介!

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バイクの整備を自分でやる(やりたい)と言う人も多いと思います。

ただ、例えばチェーンの整備やホイールの清掃、タイヤが接地したままだと整備がしにくい作業もありますよね。

こんな悩みを解消してくれるのが「メンテナンススタンド」です。

メンテナンススタンドを使うと、整備性が向上するのはもちろん、見た目にもカッコよくモチベーションも上がります。

ここでは、

  • バイクのメンテナンススタンドの種類
  • メンテナンススタンドの選び方
  • メンテナンススタンドの使い方
  • おすすめのメンテナンススタンド

などについて解説しています。

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バイクのメンテナンススタンドの種類

バイクを整備する時に、バイクを動かさずにタイヤを回す事ができるのは非常に便利です。

例えば、良くあるケースとしてはチェーンの清掃や注油、タイヤ交換やホイールの洗浄。

また、洗車の時も。

タイヤを回すために、作業しながらバイクを少しずつ動かしていく・・・面倒に感じる事は良くありますよね。

こんな時にメンテナンススタンドを使えば「タイヤを浮かせる」ことで、整備性が一気に上がると言う訳です。

そのため、メンテナンススタンドには主に

  • リアタイヤを浮かせるリア用
  • フロントタイヤを浮かせるフロント用
  • ジャッキアップタイプ

の3種類があります。

リア用は一番使う頻度が高いスタンドでしょう。リアタイヤが浮くので様々な整備や清掃時に役に立つアイテムです。

一方、フロントタイヤ用は初心者のうちはあまり使う機会は無いと言えます。

フロントフォークやフロントホイールを外すような整備にチャレンジする場合には、入手しておくと便利でしょう。

また、オフロードバイクやアメリカンなどの場合にはジャッキアップタイプが良く選ばれます。

エンジンやフレームの下部にセットして、そのまま持ち上げるタイプですね。

メンテナンススタンドの選び方

メンテナンススタンドを選ぶときには、いくつかのポイントがあります。

フロント用か、リア用、ジャッキアップタイプか、どれを選ぶかはもちろんですが、その他にも

  • メンテナンススタンドのサイズ
  • 受けの種類
  • 耐荷重

なども購入時にはチェックしておく必要があります。

メンテナンススタンドのサイズ

メンテナンススタンドには、幅や高さなどのサイズがあります。

せっかく購入したのは良いけど、自分のバイクに使えなかった・・・。

こんな失敗を招かないように、事前にサイズを確認しておきましょう。サイズ調整ができるスタンドも多いですが、調整できる範囲に限度もあるので注意が必要です。

また、ジャッキアップタイプの場合には最低地上高、最高地上高の確認は必須です。

アメリカンの場合には、バイクの下に入らなかった・・・オフ車の場合には上げてもタイヤが浮かない・・・こんな失敗もあります。

受けの種類

「受け」とは、バイクの車体を支える部分のこと。

一般的にはスイングアームを支えるL字型の「L受け」、スイングアームのフックボルトで支えるV時型の「V受け」の2つがあります。

(※V受けはU受けと言うこともあります。)

V受け(U受け)のほうは、フックボルトが無いと支える事が出来ません。

また、「受けが別売り」になっているスタンドもあります。「付属なのか別売りなのか」も確認しておきましょう。

スタンドの耐荷重

また、重量の重いバイクであれば、メンテナンススタンドの耐荷重の確認は必ずしておきましょう。

特にジャッキアップタイプの場合には、車体を完全に持ち上げる形になります。

耐荷重以上のバイクに使用すると、バイクの落下や転倒に繋がることも。

また、リア用(フロント用)の場合にはバイクの重量が全てスタンドに掛かる訳ではありませんが、耐荷重の確認をしておくに越したことはありません。

おすすめのメンテナンススタンド

メンテナンススタンドも色々なものがありますが、最も利用頻度が高いリア用のスタンドと、ジャッキアップタイプからおすすめのものを紹介します。

おすすめ①J・TRIPリア用メンテナンススタンド

J・TRIPさんと言えばバイク用のメンテナンススタンドをメインで製作している会社。(30年以上作っています!)

品質の高さは間違いなく、その信頼と実績から、警察(白バイ)の整備や、全日本ロードレース選手権などでも採用されています。

他社よりは若干高価ですが、迷った時にはJ・TRIPさんのスタンドを選んでおけば間違いありません。

また、種類が豊富なのも特徴。

フロント用やオフ車用はもちろん、リア用のメンテナンススタンドでは

  • 12インチ以下用のミニ
  • 50ccから400ccクラスまでのナロー
  • 力が無い人でも平気なロング
  • 旧車等、 ダウンマフラー装着車に最適なスーパーロー
  • コンパクトなショート

など自分のバイクに合った最適なスタンドが見つかります。

ただ、注意が必要なのは「受け」が別売りだと言うこと。

購入時は「受け」も一緒に購入するようにしましょう。

また、初心者向けに「はじめてスタンド」という簡単にスタンドアップができるスタンドもリリースしています。(※アクスルシャフトが中空のモデル(Φ9mm~)のみ使用可能です)

おすすめ②デイトナ リアスタンド アジャスタブル

デイトナさんも信頼性の高いバイクの超有名アフターパーツメーカーですね。

デイトナさんのスタンドは、調整可能範囲が広く色々なバイクに適用できます。

  • 高さ調節範囲:300mm~335mmの間で(3段階)
  • 有効幅:タイプL 270mm~375mm、
        タイプU 275mm~405mm

また、受けはL型とU型アタッチメントを標準装備。

複数のバイクを持っている人にはこちらが便利ですね。

おすすめ③WEIMALL バイクジャッキ バイクリフト

アメリカンやハーレーのユーザーが良く使用しているのがこちらのバイクジャッキ。

耐荷重が500㎏までなので、重いバイクでも対応が可能です。

もちろん、通常のバイクやオフロード・モタードでも使用可能です。(※バイクの形状によっては使用不可のケースもあります。特にオフ車の場合には高さの確認をしてください。)

  • 有効使用高:98~365mm
  • サイズ:370mm×230mm
  • 積載能力:500kg(1000LB)
  • 重量(約):13kg

また、ジャッキタイプは基本的に重いのですが、この商品は13㎏ある事も知っておいた方が良いでしょう。

おすすめ④デイトナ メンテナンスローラースタンド

デイトナさんからもうひとつ。

こちらの商品は、簡易的なメンテナンススタンドと言う感じです。

ただ、簡易的と言っても結構便利です。

ローラータイプになっているので、持ち上げずにバイクを乗り上げる事で、タイヤを回すことができるメンテナンスツールです。

ローラー幅を3段階に調節できるので、10~19インチまで幅広いホイール径に対応。

ホイール洗浄やチェーンのメンテナンス目的であれば十分役立ちます。

一人でスタンドを掛けるのは不安・・・と言う人や安価なものを探している人にはおすすめです。

メンテナンススタンドの使い方(一人でも平気?)

メンテナンススタンドは整備をする上では非常に便利なアイテムです。

ただ、バイクをスタンドアップする時には注意も必要です。

使い方を失敗してしまうと、バイクを倒してしまう事があるからです。

基本的な使い方としては、

  • フロントブレーキをゴムやバンドでロック(転倒防止)
  • ハンドルを目一杯左に切る(転倒防止)
  • スタンドの幅をバイクに合わせておく
  • バイクの左側に立つ
  • バイクを水平に起こしスタンドをセット
  • スタンドを押し下げる

というシンプルなものです。

また、外すときは

  • サイドスタンドが出ている事を確認
  • バイクの左側に立つ
  • バイクを支えつつスタンドを引き上げる

と言う流れです。

ただ、バイクが重い、女性などで力がないと言う場合には、慣れるまでは2人以上でスタンドをかける事をおススメします。

メンテナンススタンドのトップメーカーであるJ・TRIPさんのHPで動画の説明があったので貼っておきますね。

スタンドの種類別に解説してくれているのでわかりやすいです。

また、一人で行う時には、サイドスタンドに板などを噛ませてバイクを起こしておく方法もあります。(※板が高すぎると、逆にバイクが倒れるので注意。)

こちらの動画も参考になると思います。

ただ、バイクを押して外すやり方では、勢いでスタンドがバイクを傷つける可能性もあるので、スタンドの跳ね返りにも注意してください。

まとめ

  • メンテナンススタンドはバイクの整備に便利
  • フロント用、リア用、ジャッキアップタイプがあるので、目的に応じて選ぶ
  • 購入時はサイズや受け、耐荷重もチェックする
  • 使う時は、できるだけ2人で行うと安全
  • 一人でスタンドを掛ける時は十分注意する

少し前までは、バイクにもセンタースタンドが付いているバイクが沢山ありました。

ただ、最近のバイクでは少数派と言えます。

センターがあるバイクであれば、リアのタイヤ周りやチェーンの整備は非常に楽だったのですが、サイドスタンドだけのバイクだと手間が掛かります。

そんな時にメンテスタンドを使ってみると、本当に整備が楽になります。

長く使えるアイテムなので、是非おすすめです。

※本記事は2019年10月に記載しています。ご活用の際は、有用性を確認くださいますようお願い致します。