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バイクを高く売るのに最適な時期やタイミングはいつ?

バイクのイメージ画像バイクを売る
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バイクを売却しようと思った時に、少しでも高く売りたいと思うのは当然だと思います。大事にしてきたバイクや高額な費用で購入したバイクなら尚更です。

よく、バイクに「乗る」には春と秋が良い!とか、3月頃になると「いよいよバイクシーズンに突入!」とか言われます。

では、バイクを「売却」をする場合はいつ売るのが良いタイミングなのでしょうか。

正解は、「売ろうと思った時」に売るのがベストなタイミングです。

なぜ、売ろうと思ったタイミングが最適なのか、ここではバイクを売る時期についての解説をしています。

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バイクを売却するのに季節はあまり関係ない

バイクショップにとっては、バイクに乗るのに適した春や秋などバイクが売りやすい季節というものは存在します。逆に、冬の寒い時期はなかなかバイクが売れなかったり、真夏の猛暑で、且つお盆休みなどの長期連休がある8月は、バイクが売れにくかったりします。

では、一般のユーザーがバイクを売却するのに良い時期はあるのでしょうか。

もしかしたら、「春はバイク屋さんがバイクをたくさん仕入れるから、高く売れる!」とか「冬はバイクが売れないから中古バイクの相場も下がるので、高く売れない」などの話を聞いたことがあるかもしれません。

しかしながら、実はそんなことはないのです。

まず、バイクの買取価格というものは、バイクショップや買取専門店などの業者さんだけが参加できる業者オークションの相場をもとに決まります。

では、業者オークションの相場はどうやって決まるかというと、「最終的にユーザーにいくらで売れるか」という小売り相場をもとに決まっていきます。

例えばですが、「このバイクはこの年式、この距離、この状態なら50万円くらいで売れるから、40万円くらいで仕入れよう」と、バイクショップが買っていくから、業者オークションの流通相場が40万円くらいと決まっていくわけです。

ここでポイントになるのは、バイクショップが春に売るバイクを春に仕入れて、冬に売るバイクを冬に仕入れているかというと、そうではないという事です。

もちろん、仕入れたバイクはすぐに売ることで、お店の在庫回転率を上げられるのがベストですが、資本力のある大手販売店の場合は特に「買える時に買っておく」というスタンスで1年中常に仕入れに力を入れています。

欲しいバイクがあれば逃さず買っていきます。

もちろん、個人経営のバイクショップでも、欲しいバイクがあれば時期に関係なく仕入れていきます。

バイクショップにおける中古車の仕入れのほとんどは、この業者オークションであり、狙っているバイクが自分の希望する金額&希望するタイミングで仕入れる事ができる保証なんてないからです。

また、春や秋に売りたいバイクを梅雨時期や冬に仕入れて、数か月かけてしっかり仕上げるという事も日常的に行われています。

つまり、バイクの業者オークションでは1年中、バイクショップの仕入れが活発にされているのです。業者オークションの成約率は年間を通して9割を超えており、季節に関係なく常にバイクの売買がされています。

そのため、バイクを売るのに最適な季節というのは特に気にする必要はありません。

時期を気にするより、どうやって高く売るかを考えるほうが賢明なのです。

バイクを売却するのに地域も関係ない

北海道や、東北地方などの場合、冬になるとそもそもバイクに乗ることができなる地域もありますが、そのような場合でも心配はありません。

先ほど触れたバイクの業者オークションは、もちろんオークション会場で実際の車両を見て仕入れをすることもできますが、今はインターネット社会です。すべてオンラインでつながっており、ネット上でリルタイムでオークションに参加できるようになっています。

そのため、北海道のバイク屋さんが出品したバイクを、ネットを通じて九州のバイク屋さんが仕入れるということも業者オークションでは行われています。つまり、地域なども気にする必要はまったくないという事です。

ただ、買取専門店ではなくショップに売却を考える場合は、影響はあると思います。
冬季にすぐにバイクの売却をしたい場合は、買取専門店のほうが良いでしょう。

良い時期を「あえて」言うのであれば月末や決算月

「高く売るのに最適な時期は特にない」という話をしましたが、それでも「あえて」言うのであれば月末や決算時期かもしれません。


これは、会社勤めの方や営業の方なら分るかもしれませんが、買取業者にも当然、売上(買取り)の目標というかノルマ的なものがあります。
もし、買取りの目標に達していなければ、月末近くや決算時期などは、査定額を頑張って提示してくる可能性はないとも言えません。

ただ、あくまでも気休め程度に考えておいた方が良いでしょう。
時期的な面で、査定額のアップを狙うよりは、別の面で高い査定をもらう努力をすることをおすすめいたします。

売ろうと思った時が一番最適なタイミングの理由

いつ売るかを考えるよりも、「バイクを手放そうかな」と思った時が一番良い売却の時期です。ここではその理由をまとめてみます。

時間が経てば経つほど、バイクの劣化が進む

もし、バイクに乗っていない状態であれば、時間が経つほど錆が出たり、汚れが付いてきます。

もし、乗っていない状態が長く続くと、バッテリーが上がってしまったり、キャブレターのバイクであればエンジンの掛かりが悪くなることもあります。

また、日々乗っているようなバイクであれば、走行距離も日々伸びていきますし、もしかしたら傷をつけてしまうこともあります。
つまり、時間が経てば経つほど、査定額が低くなる可能性が高くなってくると言う訳です。

売却を検討しているのであれば、早めに査定だけでもしてもらう方が良いでしょう。

車検や自賠責保険の残りが日々減っていく

車検や自賠責保険が残っている場合は、日々残期間が減っていきます。

車検や自賠責保険が切れていても、売却するには全く問題がありませんが、自賠責保険などは長い期間残っていれば返金手続きをすることができます。

4月1日の時点で課税されてしまう

バイクに関しては、車と同様に4月1日の時点で課税されます。

もし、売却を考えているのが夏や秋であれば、まだまだ余裕もあるかもしれませんが、2月や3月のタイミングになると、焦って売却する羽目になることもあります。

税金がかからないように、とりあえず売ることが目的になってしまって、査定に納得しないうちに売却してしまい、思わぬ損をするかもしれません。

時間的余裕をもつことで、複数の販売店や買取専門店の比較ができる

前述の課税タイミングの話にも通じますが、売却を検討した時点で早めに査定依頼をすることで、複数のショップや買取り業者の比較ができます。

買取査定は、各業者との「交渉」になりますので、少しでも高く売却するのであれば複数の業者を比較することがとても重要です。

査定をしてもらったから、必ず売却をしなくてはいけないという事はありません。

実際の査定額を検討することで、ほんとうに売却するのか、それとも誰かに譲ったほうが良いのか、もう一度自分で乗ったほうが良いのか、余裕をもって考えることができます。

バイクを売ろうと思った段階で行動することで、バイクを綺麗にするなど高く売るための工夫をする時間が取れたり、少しでも多くの買取店やショップの査定額を比較できることは、高く売るためにはとても重要なことです。

年式が新しいバイクは年を越す前に売った方が良い

バイクを売る時に、時期はほとんど関係ないというお話をしましたが、もし、売ろうとしているバイクの年式が新しい場合は、年を越す前に売った方が良いときもあります。

最近は古いバイクも人気がありますし、生産中止になったバイクなどは値段が落ちにくい傾向にあります。

しかしながら、現行のモデルで年式が新しい場合は、年を越すと1年落ち、2年落ち、3年落ちとだんだんと査定額に影響が出るケースもあります。

例えば、古いバイクの場合、1980年式でも1981年式でもそんなに影響が出るわけではありません(※スペックが同じと仮定して)

ただ、最新モデルですと2018年か2017年かで、少なからず影響があるのは事実です。

10月、11月に売ろうと検討しているのであれば、年をまたぐ前に査定をしてもらった方が良いと言えます。

まとめ:タイミングよりも高く売るための努力をすべき

○季節や地域によって査定額に影響することはない
○売ろうと思った時が、売るタイミング
○時期を気にするより査定額の比較や高く売るための努力をする

いかがだったでしょうか?
バイクが最も売れていたのは1980年代です。新車の出荷台数で言うと、ピークが1982年の328万台で2017年の実績で言うと33万台ちょっと、ピーク時の9分の1だそうです。

もちろん、新車の出荷台数という数字なので、中古車などは入っていませんが、バイクの市場はかなり縮小しているのが現実です。

その分、中古車のタマ数も年々減ってきており、中古車の仕入れはバイクショップの課題でもあります。

昔と今とはだいぶ状況も異なり、季節的な要因での相場変動はあまりないので、売却時の季節は気にする必要はありません。

時期よりも、査定額の比較や高く売るための努力をするほうが、ずっと効果的です。

※高く売るためのコツについては以下の記事にもまとめてありますので、是非参考にしてみてください。


※本記事は2019年1月に記載しています。ご活用の際は、有用性をご確認くださいますようお願い致します。
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