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バイクのタンクパッドの効果って?貼り方と剥がし方も解説!

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バイクのカスタムで、手軽にできるカスタムのひとつが「タンクパッド」

タンクの保護目的や、ドレスアップためにやるカスタムですね。

そんなタンクパッドですが、「貼る」時にはコツがあります。

また、もしかしたら「剥がしたい」という人も居るかも知れません。

そのため、ここでは

  • タンクパッドの効果や種類
  • 貼り方と注意点
  • 剥がし方と注意点

について詳しく解説しています。

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タンクパッドの効果と種類

タンクパッドの効果(目的)は、

  • タンクの傷防止
  • ドレスアップ

の2つです。

特に、スポーツタイプのバイクの時には、前傾気味の姿勢になります。

来ているウェアのファスナーや、ベルトなどでタンクを傷つけてしまう事もあります。

そのため、タンクが傷だらけになるのを防ぐという効果があります。

このようにタンクの傷を防止するのがひとつ。

もうひとつは、ドレスアップ。

カーボン風なものから、お洒落なデザインのもの、メーカーのロゴまで、色々な種類があるので、選んでいるだけでも楽しくなります。

自分のお気に入りのデザインのものが見つかると、傷の心配は無くても貼りたくなるという人も多いのではないでしょうか。

ニーグリップパッドとタンクカバー

タンクパッドを広義の意味で言うと、ニーグリップパッドタンクカバーも含まれるでしょう。

ニーグリップパッドは、タンクの側面に付けるタイプのパッド。

その名のとおり、傷防止というよりもニーグリップ時の滑り防止や密着度のアップを目的にしています。

実際に、タンクがツルツルしていてニーグリップが滑ると感じている人ならば、かなりの違いを実感できるでしょう。

タンクパッドにくらべて、イボイボが付いていたり、滑り止めのようになっているのが特徴です。

また、タンクを広く覆うような形状になっているのがタンクカバー。

カーボンタイプやレザータイプなども人気で、印象がかなり変わります。

タンクパッドの値段は?

一般的なタンクのセンターに貼るタイプのものなら千円程度から購入する事ができます。安いものなら数百円で買えるものも。

ニーグリップパッドは、もう少し値段が上がりますが、2~3千円程度からでしょうか。

もちろん、色々種類がありますので、ピンキリです。

一方、タンク全体を覆うタンクカバーになると、2~3万円するのが普通です。(海外製の安いものも探せばあると思います)

センターに貼るタイプとニーグリップタイプのセットもありますので、選択肢は沢山あります。

特にセンターに貼るタイプのパッドは、安価な事もあって、初めのカスタムに取り入れる人も多いようです。

ちなみに、車種を選ばない汎用品も多いですが、ニーグリップのものやタンクカバータイプは適合車種が決まっている(車種にあわせた形状になっている)ものも多いです。

購入時は注意してください。

タンクパッドの貼り方と注意点

タンクパッドを貼る時には、いくつかのポイントがあります。

  • 脱脂する事
  • 貼る位置を決めておくこと
  • 剥がす方が大変なことを知っておく

です。

タンクパッドは接着面があって、貼り付けるタイプが一般的です。

中には、マグネットタイプのものもありますが、吸着力が弱かったり、すぐズレてしまうものも多いです。

そのため、本来の目的(傷防止)がイマイチ果たせないのであまりおススメはできません。

貼るタイプの場合、まずはタンクを綺麗にして脱脂(油分を取り除く)することが大事です。

これをやるかやらないかでは、全然違います。

脱脂には、「シリコンオフ」がおすすめです。

パーツクリーナーでもある程度の油分は取れますが、洗浄剤なので「脱脂専用」のシリコンオフの方が断然おすすめです。

また、パーツクリーナーは塗装面やプラスチック部分に、ダメージを与える可能性もあります。

ちなみに、「シリコンオフ」と、艶出しの「シリコンスプレー」は全く別物なので注意して下さい。

脱脂ができたら、貼る位置をしっかりとシミュレーションしておいて貼るだけです!

事前にマスキングテープなどで、貼る位置の目印を付けておくとスムーズです。

とくに、ニーグリップパッドの場合には、「位置決め」が重要です。

貼ってみたら、グリップの位置が全然違う・・・。

こうなると、貼った意味がありません。しっかりとバイクに跨って位置決めをしてから貼るようにすると良いでしょう。

貼った後は、1日くらい触らないようにしておくと、接着が安定します。

また、一度貼ると剥がすのは結構大変です。

むしろ、剥がす方が大変と言っても良いでしょう。

そのため、「なんとなく」で貼ることはやめておいた方が良いです。

やっぱりやめておけば良かった・・・と思っても結構大変なのです。

タンクパッドの剥がし方と注意点

タンクパットを張り替えたい時。

もともと付いていたタンクパッドを剥がしたい時。

こんな場合もあるでしょう。

前述のとおり、タンクパッドは剥がす方が大変です。

剥がし方のコツとしては、

  • 温める
  • 灯油
  • 丁寧に

がポイントです。

タンクパッドに限らずステッカーなどでも同じですが、温める事で剥がしやすくなります。

バイク屋や、塗装屋の場合には「ヒートガン」がある事も多いのですが、一般家庭ならドライヤーでも問題ありません。

延長コードなどを利用して温めるだけで、かなり剥がしやすくなります。

ただ、結構な粘着力があるのがタンクパッドです。剥がしても「糊」が残って、ベトベトになっている事も多いでしょう。

そんな時に効果的なのが「灯油」です。

灯油で湿らせて、少し時間を置きます。ラップなどで湿布のようにしておくと良いでしょう。その後、ゴムや樹脂製のヘラで、タンクに傷が付かないように剥がしていくと良いです。

ノリが残るようなら、何度か繰り返して綺麗にします。

ポイントは、ゆっくり丁寧にやる事。

イライラして、乱暴にやるとタンクに傷が付いてしまいます。

また、灯油でなくて、ガソリンやパーツクリーナーを使う方も居ますが、塗装へのダメージを考えると灯油がおすすめです。

もし、パーツクリーナーやガソリンを使う場合には、目立たないところで試してからやると良いでしょう。

あとは、

くれぐれも火気に気を付けること。

金属性のヘラで削らないこと。

この2つは心がけてください。

タンクパッドはダサい?

中には、「タンクパッドはダサい!」という人も居るようです。ただ、「カッコいい!」と思う人も沢山います。

結局、カッコいいか、ダサいかは、人それぞれなので気にする事はありません。

好きなバイクに乗れば良いですし、好きなカスタムをすれば良いのです(法は守りましょう)

問題なのは、見た目があまり好きではないけど、傷は付けたくないという場合。

こんな時には、まずは、自分の好みのものが無いか探してみるのも良いでしょう。

形も千差万別ですし、デザインも沢山あります。目立たない透明のクリアタイプもあります。

カーボン風のモノから、ちょっと変わったデザインのモノまで。

まずは色々見てみて判断すると良いかも知れませんね。

まとめ

  • タンクパッドは傷防止とドレスアップ
  • ニーグリップタイプは機能性重視
  • 貼る時には脱脂がポイント
  • 剥がす時は温める事・灯油・根気がポイント

タンクパッドは気軽にできるカスタマイズのひとつです。

値段も安いものも沢山あります。

ただ、剥がす時は結構大変なので、そこだけは注意してチャレンジしてくださいね!

※本記事は2019年7月に記載しています。ご活用の際は、有用性を確認くださいますようお願い致します。