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バイクのタイヤメーカーのまとめ!国内&海外ブランド12社を紹介

タイヤ
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バイクのタイヤを交換する時には、当たり前ですが「次のタイヤ」を選ばなくてはなりません。

サイズはある程度決まったタイヤしか履けませんが、タイヤの溝のパターンや、タイヤのメーカーを変えてみるのもひとつの選択肢です。

ただ、

「バイクのタイヤメーカーってどんな会社があるの??」

と言うように、あまり知らないという人もいるでしょう。

そのような人のために、ここではバイクのタイヤのメーカーやブランド国内外合わせて12社紹介しています。

※性能面においては、主観や感じ方の個人差があるので記載は控えています。

関連記事バイクのタイヤの種類を解説!ラジアルとかバイアスって何?

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BRIDGESTONE(ブリヂストン)

ブリヂストンと言えば、世界的にも超有名企業で、もはや説明も不要ではないでしょうか。

車やバイクのみならず飛行機や産業車両など、あらゆるタイヤを手掛けている会社。

モトGPやF1などの世界最高峰レースにおいても多くの実績を残し、世界シェアNo.1のタイヤメーカーです

タイヤ界の絶対王者のような位置付けですね。

ブリヂストンのメインブランド「BATTRAX」はスクーター用からツーリング、スポーツからレースまでラジアル/バイアス問わず、幅広くラインナップされています。

迷ったらブリヂストンを選んでおけば間違いない。そんな安心感のあるメーカーです。

DUNLOP(ダンロップ)

ダンロップも知らない人がいないくらいの有名タイヤメーカー。

1889年にスコットランド人のジョン・ボイド・ダンロップイギリスで設立した会社です。

ダンロップさんは世界初の「空気入りタイヤ」を発明した人としても知られています。

現在タイヤ事業では、欧米やインド、オーストラリア「以外」のDUNLOP商標権の所有権者は日本の住友ゴム工業(株) になっています。

レースシーンの活躍でも多く、現在はSUPER GT(元 全日本GT選手権)を中心にタイヤを提供。

バイク用タイヤのブランドとしてはSPORTS MAX 、GP 、ARROWMAXを中心に多くのラインナップを用意。

ダンロップもまた、一流タイヤメーカーである事に異を唱える人は居ないでしょう。

MICHELIN(ミシュラン)

ミシュランは、1863年に設立されたフランスのタイヤメーカー。

最近はミシュランと言うと、三ツ星のガイドブックを思い浮かべる人も多いですよね。

ただ、ミシュランと言えばやはりタイヤでしょう。(同じ会社です)

ブリヂストンに抜かれるまで世界シェアNo.1だったのが、「ミシュラン」です。

また、最近ではスタンダードになっているラジアルタイヤを世界で初めて製品化したのも、ミシュラン。

現在も車・バイク以外でも多くのタイヤを世界中に届け、モータースポーツにも積極的にタイヤを提供。

世界的な規模と一流の技術を持ち、世界的にも評価の高いタイヤを創り続けています。

ちなみに、ミシュランガイドを始めた目的も「車の旅行者に有益な情報を提供するため」だそうです。

さらに余談ですが、マスコットの名前はビバンダム(ミシュランマン)です。

Pirelli(ピレリ)

ピレリはイタリアのミラノに本社があります。

F1世界選手権が始まった1950年からタイヤサプライヤーとして参入。

レースシーンに非常に密接なタイヤブランドとして有名ですね。タイヤ市場でも世界第5位のポジションに位置しています。

市場的にも、高い品質としての認知が高く、フェラーリ、ポルシェ、ジャガーなどの新車にはピレリタイヤが採用されています。

バイク用のタイヤも人気が高く、特にスポーツバイクに乗るユーザーからの支持が高いイメージです。

また、現在は中国化工集団の傘下でもあり、バイク用タイヤのメッツラーはピレリが買収してます。

IRC

IRCは、井上ゴム工業株式会社が展開するタイヤブランド。

井上ゴム工業は、1926年創業と非常に歴史のある会社で、自転車用タイヤ、チューブの専門メーカーとして創業。

バイク用のタイヤは1952年から手掛けています。

他のメーカーと違うのは、車のタイヤは作っていない事。バイクのタイヤ専門です。

また、小排気量やオフロードバイクのタイヤを得意としながらも、世界的なレースで優勝してしまうほど技術力は高いです。

バイク屋さんからの評価も高く、スクーターのタイヤ交換をお任せでお願いすると、IRCのタイヤになることは意外と多いです。

METZELER(メッツラー)

メッツラーは1863年創業のドイツのメーカーです。

1892年に車やバイクのタイヤも手掛け始め、1979年にはバイク用のタイヤ専門メーカーに。1986年にはピレリに買収され傘下になっています。

100年以上続く、ドイツの老舗企業で品質には非常にこだわりがある印象です。

また、品質を評価するユーザーも多く、スポーツ系バイクのライダーだけでなく、ハーレー乗りにも人気なのが特徴です。

あくまでもイメージですが、「通好みのタイヤ」と言うような印象が強いです。

Firestone(ファイアストーン)

ファイヤストーンは、1900年代にアメリカ人のハーベイ・ファイアストーンによって設立された会社。

一時期はフォードの純正タイヤサプライヤーにもなり、非常に勢いのあるタイヤメーカーでした。

ただ、1970年代から業績が落ちこみ、1988年にはブリヂストンに買収されています。

今でもブリヂストンの子会社ですが、Firestoneブランドでタイヤを販売しています。

バイクのタイヤでは、ribbed、DELUXE CHAMPIONと言ったクラシック系のタイヤパターンが非常に人気。

クラシックハーレーやホッドロッド系のユーザーの支持は非常に高いです。

Coker(コッカー)

コッカーは1958年に創業開始された、アメリカのテネシー州の会社。

ヴィテージタイヤと言えば、コッカータイヤと言われるほど、クラシック系のイメージが強いタイヤメーカーです。

クラシックのイメージが強いコッカーですが、研究開発には非常に力を入れており、見た目とは裏腹に最新技術を多く取り入れているとか。

現在は車のタイヤをメインに展開していますが、ハーレー向けのタイヤも多く扱っています。

前述のファイヤストーンで人気だったタイヤの一部も、金型を権利付きで取得しコッカーから再販されています。

ビンテージハーレーが好きな人ならだれもが知っているメーカーでしょう。

AVON(エイボン)

AVONは1885年にイングランドで生まれたメーカーです。

非常に歴史のあるメーカーで、英国初のタイヤメーカーとしても有名です。

ゴム工場から始まり、1906年には車のタイヤを、1911年にはバイクのタイヤの製造を始めています。

その後、急速に成長をし、レースシーンでもAVONのタイヤは大活躍。1950年代にはAVONのタイヤでないと勝てないと言われるほどの存在感だったそうです。

1994年には、アメリカのタイヤメーカー、クーパー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーのタイヤ部門を売却してしまいましたが、現在もAVONブランドで、英国製造のまま販売されています。

スクーター向けからスポーツタイヤまで幅広く販売されていますが、ハーレーユーザーからの支持が高いのも特徴。

また英国メイドと言う事で、トライアンフとの相性もばっちりです。

MAXXIS(マキシス)

MAXXISは、台湾のNo1ゴムメーカーである「正新(チェンシン)ゴム工業」が立ち上げたタイヤブランドです。

世界160カ国以上に販売網を持つ、グローバルブランド。

バイクのタイヤはもちろん、車や自転車のタイヤなど幅広く展開しています。

日本では、日産のマーチ他、トヨタや三菱、マツダの輸入車ではフォルクワーゲン、フォード、GMの新車装着タイヤとして採用された実績もあるくらいです。

このような実績は、信頼性の高さの指標になるのではないでしょうか。

DURO(デューロ)

DURO(デューロ)は1945年に設立された台湾のタイヤメーカー。

この会社もバイクだけでなく、車やトラック、自転車など様々なタイヤを手掛けています。

バイクのタイヤとしては、DURO(デューロ)は「安い!」というイメージが強く、実際に安価で買いやすいタイヤでしょう。

とはいえ、ダンロップ(住友ゴム)と技術提携をしてOEM生産を受けていたり、過去にはヤマハの純正にも採用された実績もあるようです。

色々な口コミなどでも、「安いけど、街乗りやツーリング程度なら問題なし!」と言うような評判が多いようです。

TIMSUN(ティムソン)

TIMSUN(ティムソン)は中国のタイヤメーカー。

日本では、株式会社カスタムジャパンが日本総代理店になっています。

モーターサイクルショーなどにも積極的に出展し、最近はバイク雑誌などの露出も増えているので、目にしたことがある人も多いのでは。

カエル?のマスコットのメーカーです。

アメリカのDOT規格(ヘルメットなどでも厳しい規格として有名)をはじめ、欧米の厳しい規格もクリアしているとの事です。

主に原付や原付2種バイクのタイヤを中心にラインナップしています。

まとめ

こうしてみると、バイクのタイヤを作っているメーカーは沢山あることがわかります。(実際はもっとあります。)

バイクのタイヤを選ぶときには、

  • 性能
  • 価格
  • タイヤのパターンや見た目
  • メーカーのブランド性やイメージ

など、色々な要素があります。

そのような中で、メーカーを重視して選ぶというのも良いと思います。

また、性能面が気になる時には、タイヤを購入するショップにも相談してみると色々アドバイスを貰えるでしょう。

※本記事は2019年9月に記載しています。ご活用の際は、有用性をご確認くださいますようお願い致します。