東京からも日帰りで行ける千葉県は、海も山もあって絶好のツーリングスポットです。
東京湾を望む内房に、温暖な気候の南房総、それから太平洋を一望できる九十九里海岸が有名な外房。
房総半島は有名な絶景&観光スポットも多く、海の幸も豊富!
何度も行きたくなるのが千葉ツーリングです。
今回はバイクで千葉にツーリングに行く時に、是非寄ってもらいたいツーリングスポットやグルメスポットを厳選して紹介しています!
チバフォルニア「袖ヶ浦海浜公園」
まるで「カルフォルニア」のようだという事から「チバフォルニア」と呼ばれるようになったのが、袖ケ浦海浜公園。
最近は車好き、バイク好きの聖地のようになっていて、ここで自分の愛車の写真撮影をするのが定番です。
天気の良い日には、青い空に海の風が感じられて最高に気持ち良いスポットです。
燈籠坂大師の切通しトンネル
この燈籠坂大師(とうろうざかだいし)の切通しトンネルもSNSなどで有名なスポット。
本来は東善寺というお寺の飛地境内地で、この切通しトンネルは、燈籠坂大師堂へと続く参道となっています。
東禅寺は弘法大師が行脚中に腰を休めたという話も残る由緒あるお寺ですね。
また、最初はバイク乗りの撮影スポットとして火が付いたのですが、最近は観光バスが来るくらい人気だとか。
実際に行ってみると、天井まで高いところは10mくらいあり、写真以上の迫力です。
ちなみに、この近くにある梅乃屋さんという竹岡式ラーメンのお店もバイク乗りが良く集まるラーメン屋です。インパクトのある醤油の真っ黒いスープはクセになると人気です。
鹿野山九十九谷展望公園
少々難しいですが、鹿野山九十九谷(かのうざんくじゅうたに)と読みます。
こちらも絶景スポットとして休日には多くのバイクがツーリングの途中に立ち寄ります。
上総丘陵が連なる山並み一望できる風景はまさに絶景。
早朝の日の出の時間帯や日の入り時も綺麗な景色が楽しめます。また、早朝に霧が出ると、なんとも言い難い神秘的な景色が広がるそうです。
千葉の観光スポット「マザー牧場」が近くです。
富津岬(富津公園)
アクアラインを抜けてから比較的近くにあるのが富津岬(富津公園)。
ここは奇妙な形をした展望台があり、無料で登れます。撮影スポットとしても有名ですね。
展望台を登ると、東京湾が一望出来て、天気が良いと富士山も見ることができます(関東の冨士見百景)
東京方面から、内房~南房総へ抜けるツーリングライダーが多く立ち寄るスポットです。
金谷港周辺
富津岬から更に南に下ると、金谷港に辿り着きます。
金谷港からは横須賀までのフェリーの発着点になっており、神奈川方面からのツーリングライダーはフェリーを利用する事も。お土産屋さんや食事処もたくさんあり、南房総ツーリングの拠点にも利用されるスポットです。
特に海の幸が豊富で、金谷港の手前にある「漁師料理かなや」や金谷港にある「TheFISH」、また、黄金アジで有名な「さすけ食堂」はTVにも頻繁に取材される行列必至の人気店。
千葉の海鮮が堪能できるスポットです。
濃溝の滝/亀岩の洞窟
濃溝の滝(のうみぞのたき)/亀岩の洞窟も、光の見え方がハート型に見えるとSNSで一躍有名になった絶景スポット。
こちらは、君津市の清水渓流広場内にあります。
まるでジブリの世界みたいだと、多くの人が訪れるスポットですね。
ちなみに、ハート形の光に見えるのは3月と9月で、午前6:30~7:30頃だそうです。タイミングが合えば、是非直接見てみたいスポットですね。
もちろん、他の時期や時間でも凄く綺麗なスポットです!
屏風ケ浦/銚子ドーバーライン
東洋のドーバーとも呼ばれる屏風ヶ浦(びょうぶがうら)は銚子市から旭市にかけて続きます。
波の浸食によりできた、海岸の絶壁が約10㎞にも続く景観は、確かに異国の感じ。国指定の名勝及び天然記念物にも指定されていますね。
この屏風ヶ浦の上を走る道路が、県道286号愛宕山公園線、通称「銚子ドーバーライン」。
ワインディングと言うよりも、アップダウンのある道ですが、非常に気落ちよく走れる道路です。
また、銚子と言えば海鮮。
銚子港に寄ってみると、漁師料理を堪能できますので、是非とも寄りたいグルメスポットです。
明鐘岬・岬カフェ
映画「不思議な岬の物語」の舞台にもなったカフェが明鐘岬(みょうがねみさき)の先端にある岬カフェ。
本当に岬の先っぽにあるので、目の前にあるのは海と空だけ。絶景です。
場所は保田市ですが、前述の金谷港から5分ほどなので、金谷港周辺でランチをして、食後のコーヒーを飲みに行くなんて言うのもアリですね!
大山千枚田
東京から一番近い棚田として知られているのが、大山千枚田です。
ちょうど房総半島の真ん中くらいに位置する棚田で、自然ののんびりした景観は日本棚田100選にも選ばれています。
棚田が見渡せる展望台もありますので、絶景が堪能できます。
朝焼けや夕焼けの時間帯には、更に綺麗な景観が望めますので、ツーリングの際には時間帯を考慮してルートに組み込みと良いかもしれませんね。
江川海岸
日本のウユニ湖ともいわれるのが「江川海岸」です。(ちょっと言いすぎな気もしますが)
とはいえ、確かに絶景である事は間違いないでしょう。
満潮になると、海の中に電柱が立っているかのように見える「海中電柱」という景色を見る事ができます。満潮は1日2回ありますが、時期によって時間が変わるので、事前に調べていくと良いかも。満潮の30分前くらいに行けると良いですね。
逆に干潮の時には、結構普通の海岸だったりします・・・。
ただ、将来的には、電柱を撤去するという話もあるようなので、この景色を見ることができるのは今だけかも知れません。
撮影スポットとの事で、カメラファンが多く訪れるのですが、混んでいる時は近く(隣)の久津間海岸が穴場だそうです。この久津間海岸にも海中電柱がありますよ。
安房グリーンライン
ツーリングではスポットやグルメも大事ですが、ルートも大事。
という事で、ドライブやツーリングルートとして人気の安房グリーンラインを紹介します。
安房グリーンラインは房総半島南の内陸を走る広域農道。南房総市の千代から白浜町を走る全長約15kmほどの道路です。
道幅も広く路面も綺麗で、のんびりした房総の景色を見ながら走れる道路は、初心者でも楽しめます。
ちなみに2月には道路わきの河津桜が非常に綺麗ですよ。
また、安房グリーンラインの起点のそばにあるのが、「道の駅三芳村 鄙の里」。ここのビンゴバーガー(このあとご紹介)を食してグリーンラインを走るのがツーリングの定番にもなっていますね。
ビンゴバーカー(道の駅三芳・鄙の里)
前項でも触れた「道の駅三芳・鄙の里(ひなのさと)」にあるのが、BINGOバーガー。
和牛100%のパティは180gもあって食べ応え抜群!(増量可!)
ハンバーガーでも、肉を食べている感じが半端ないです。天気の良い日に青空の下で食べるハンバーガーが最高ですよ。
休日には、多くのバイク乗りがここのハンバーガーを目当てに立ち寄ります。
人気のお店なので営業時間終了予定を待たずに、売り切れてしまうことも。
また、道の駅三芳・鄙の里には、地元の名産などが多く並んでいます。月替わりで毎月こだわりのソフトクリームを販売していたり、ビンゴバーガー以外でも楽しめるスポットです。
房総フラワーライン
千葉のドライブコースとして有名なのが、房総フラワーライン。もちろんツーリングライダーも多いです。
館山市の下町交差点から南房総市和田町まで40㎞以上の海岸線道路が房総フラワーラインと呼ばれています。日本の道100選にも選ばれていて、道路脇には季節の花が咲いています。
ただ、延々と花が咲いているという事もないのが実際のところ。(もちろん、綺麗な場所もたくさんありますよ)
緩やかな道が長く続くので、海岸線を海を見ながら気持ちよく走る道路と言った方が良いかも知れません。
沿道にはヤシの木が立ち並び、カフェやサーフショップが多いエリアでもあるので南国ムードが味わえます。
相浜亭
館山まで足を伸ばしたら、是非おすすめしたいのが「相浜亭」。
ここは、TVやメディアにも多く取り上げられる、相浜漁業組合直営の食堂。新鮮な海鮮料理はメニューが多くて目移りしてしまう事間違いなし!
また、漁業組合直営なので、コスパが良い!と評判のお店です。
地元のおばちゃん連中が営業しているので、アットホームな感じもおススメです。ただ、やはり人気店。 週末にはかなりのお客さんが訪れるので、時間には余裕を持って行くと良いでしょう。
東京湾アクアライン「海ほたる」
アクアラインのパーキングエリア「海ほたる」が実は千葉県だったのはご存知でしたか?
住所も千葉県木更津市なんです。なので、千葉のツーリングスポットとしてご紹介です。
レストランやフードコート、カフェなどの飲食も充実しており、お土産屋さんなども多数あります。アクアラインを利用するバイク乗りの休憩スポットにも、よく利用されていますね。
展望デッキからは、富士山やスカイツリーも見ることができます。
また、アクアラインは、川崎の浮島から海ほたるまでは地下トンネル中ですが、海ほたるから木更津までは海の上を走る事ができます。
絶景と海の風を感じながら走るのは爽快です。(強風の時はかなり煽られるので注意して下さい)
まとめ
千葉はツーリングスポットが盛りだくさんです!
しかも、東京から日帰りで行けるので、週末の土日にふらっと出かけても楽しむことができるのは魅力ですね。
本当はまだまだあるのですが、長くなりすぎても微妙なので厳選の15選をご紹介しました。
海あり、山あり、グルメありの千葉に、是非出かけてみて下さい!
・・・くれぐれも安全運転でお願いしますね!
※2020年2月更新しました