茨城県と言えば、日本三名瀑のひとつ袋田の滝や広大な湖の霞ケ浦、日本最大級の竜神大吊り橋など、定番のツーリングスポットがたくさんあります。
また、大洗や日立の海沿いでは新鮮な海鮮などグルメも豊富・・あげればキリがないほどです。
都道府県の魅力度ランキングでは、毎年下位ですが・・・
バイク乗りにとっては絶対そんな事はありません!!
という事で、茨城のおすすめツーリングスポットやグルメを厳選してご紹介します!
大洗磯前神社/神磯の鳥居
茨城の海と言えば、やっぱり大洗海岸が有名ですね。海水浴シーズンは混みますが、鹿島~大洗~日立と海沿いに走るのもおススメです。
大洗に行ったら、是非寄って欲しいのが、大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)。
なんと856年から続くという歴史ある神社なんです。
社殿は丘の上にあるのですが、一番のおすすめは海の岩礁にある「神磯の鳥居」(かみいそのとりい)。
パワースポットとしても人気で、特に日の出の時には感動ものだそうです!
早朝ツーリングで日の出チャレンジも良いかも知れませんね。
めんたいパーク大洗
大洗で楽しめるスポットとしてご紹介したいのが「めんたいパーク大洗」。
明太子で有名なかねふくさんが全国5カ所で運営している明太子のテーマパークのうちのひとつ。
明太子の工場見学や、明太子の直売コーナー、出来立て明太子の試食なども楽しめます。
先に紹介した大洗磯前神社から直ぐそばなので、セットで訪れるのがおススメです。
イチオシは「めんたいソフトクリーム」。
ツーリングと言えば、ソフトクリームですよね。一風変わったソフトクリームを食べに寄ってみては?
ツーリングは走ったり、景色を楽しむことが多いですが、こんな遊び心ある場所で楽しむのもアリではないでしょうか?
しかも入場料金は無料です!マスツーの時にはみんなでワイワイ。是非おすすめです。
那珂湊おさかな市場
茨城の海沿いへのツーリングでおすすめなのが「那珂湊(なかみなと)おさかな市場」。
那珂湊漁港からあがった新鮮な魚介がリーズナブルな価格で楽しめるとあって、多くの観光客で賑わう市場です。
採れたての海鮮の物販店と食事処が十数件あり、お寿しや海鮮丼などに目移りしてしまいます。
お店で食事をしなくても、生牡蠣やウニ焼きなどの食べ歩きもできて、ついついビールが飲みたく・・・。
バイクでなま物を持ち帰るのは難しいですが、お馴染みの魚から、聞いたことのない地魚まで、様々な魚介類が並んでいる光景は見ているだけで楽しいです。
車だと渋滞しがちですが、バイクだとすぐ入れるのも魅力。
是非、ツーリングのランチに行ってみて下さい!
ひたち海浜公園
那珂湊おさかな市場のある「ひたちなか市」にあるのが国営ひたち海浜公園。
ひたち海浜公園は絶景ポイントとして世界的にも有名なので、ご存知の方も多いのでは。
丘一面を青く染める春のネモフィラや、赤く染める秋のコキアが有名ですが、一年を通して色々な花や植物が楽しめます。
また週末になると園内にはたくさんの屋台などが出るのも楽しいです。
旬の花はHPでチェックできます。※入場料が掛かります。
Beach Burger 9
海浜公園のひたちなか市から、北に向かうと日立市があります。
日立市まで足を伸ばしたら、海沿いのハンバーガーショップ「Beach Burger 9」がおすすめです。
BEEF 100%の手作りパティが魅力のジューシーなハンバーガー。黒いバンズのビーチバーガーとスムージーが人気です。
基本はテイクアウトですが、テラス席がありますので、目の前の海を見ながら食べるハンバーガーは絶品!
是非お立ち寄り下さい!
竜神大吊橋
竜が棲んでいたとされる竜神峡に掛かる竜神大吊橋は、歩行者専用の橋としては日本最大級の長さを誇ります。
橋の上からは奥久慈の絶景が見渡せて、特に秋は紅葉の名所としても有名です。
全長446mの橋は、渡橋料金310円が掛かりますが、渡る価値ありです。
また、高さ100メートルの日本一高いブリッジバンジージャンプの体験もできるので、バンジーツーリングも良いかも!(有料・要予約)>予約サイト
袋田の滝
竜神大吊橋から30分ほどのところにあるのが、日本三名瀑のひとつ「袋田の滝」
高さ120m幅73mの巨大な滝を間近で見ることができます。
その大きさは圧巻。水量が多い時には流れ落ちる水の音に圧倒されます。
季節ごとに景観が変わる事から、「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣味わえない」と言われているほどです。
食事処やお土産屋さんも多数ありますので、ぶらぶら歩いていても楽しめます。
名物の奥久慈しゃも料理を食すのもおススメですね。
竜神大吊橋~袋田の滝と言うのがツーリングの鉄板コースのひとつです!※入場料300円
花貫渓谷
花貫渓谷(はなぬきけいこく)は高萩市にある渓谷です。
渓谷にかかる汐見滝吊り橋は眺めが素晴らしく、撮影スポットとしても有名。
新緑の景色はもちろん、紅葉の季節はまさに絶景です。
ハイキングコースや遊歩道が整備されているので、バイクを降りて、自然の中をブラブラと散策するのは非常に気持ち良いですよ。
また、花貫渓谷へ向かう国道461号は気持ちの良いワインディングで走る目的でもおすすめです。 内陸の方に向かえば、前述の竜神大吊橋に行く事ができますよ 。
ビーフライン
茨城はツーリングコースが意外と豊富で、気持ちよく走れる広域農道が整備されています。フルーツライン、バードライン、グリーンふるさとライン、アップルライン、萩ロードなどなど。
その中でも、今回ご紹介したいのが「ビーフライン」
ビーフラインは、約30㎞でアップダウンや心地よいワンディングもあり、ツーリングにはおすすめのルート。
途中の物産センター山桜では、地元の古内茶の茶葉を混ぜ込んだ「やぶきたソフトクリーム」「茨城メロンソフト」が味わえますので、休憩スポットとしておすすめです!
茨城空港
ツーリングの穴場としておすすめしたいのが、茨城空港。
バイク好きは飛行機好きが多い(筆者調べ)という事で、外せないスポットです。
茨城空港は、小美玉市(おみたまし)と言うところにあります、小美玉市はメロンの産地としても有名ですね。
小さくてシンプルな空港ですが、その分混雑は少ないです。空港だけあって、茨城のお土産から名産、レストランまで色々揃っているので、ブラブラしていても楽しいですよ。
「空の駅そ・ら・ら」では農産物の販売や、野菜中心の自然食ビュッフェもあります。
もちろん飛行機の発着も見れますし、タイミングが合えば自衛隊戦闘機の発着も!
お茶でも飲みながら休憩するのもおススメです。また、空港なのに駐車場が無料なのが嬉しいです。
霞ヶ浦
茨城といえば、霞ケ浦も有名ですよね。湖面の面積は日本で第二位。
ぐるりと1周するだけでも走りごたえがあります。場所によっては、まるで海沿いを走っているかのような錯覚に陥ります。
また、霞ヶ浦大橋のすぐそばにある「道の駅たまつくり」はおすすめの休憩スポット。
霞ヶ浦で獲れるアメリカナマズをパテに使ったご当地バーガー「なめパックン」はここでしか食べることができません。
他にも鯉パックン、鴨パックン、豚パックンありますが、一番人気は「なめパックン」です。
牛久大仏
霞ケ浦ツーリングの時には、少し足を伸ばして見て欲しいのが「牛久大仏」
牛久大仏は、地上120mのブロンズ製の大仏で、大仏としては世界一の大きさです!
(ちなみに、自由の女神が40m。奈良の大仏が約15mです。)
大仏様の中をエレベーターで昇る事ができ、85mの高さの展望台からは、茨城県が一望できます。
ギネス認定もされており、一見の価値ありです!(※拝観料800円)
工場夜景
ナイトツーリングでおすすめしたいのが、「鹿島石油 東門前」。
ここは全国屈指の工場夜景の撮影スポットとされています。
鹿島臨海工業地帯にある石油プラントの巨大な規模は、写真に興味がない人でもその迫力に圧倒されます。
もちろん写真好きな方には絶好の撮影ポイント。
撮影スポットでおすすめなのが、鹿島石油の東門前と言う訳ですね。
とにかくその迫力は、SF映画のワンシーンのよう。必見のナイトツーリングスポットです!
鹿島神宮
鹿島神宮は、なんと紀元前660年の創建!日本屈指の歴史をもつ神宮です。
「すべての始まりの地」と言われる強烈なパワースポットとしても有名ですね。
また、全国に600ある鹿島神社の総本社でもあります。
ご祭神はタケミカヅチ神、日本神話最強の武神で勝利の神様とされています。そのため、何かしらのターニングポイントを迎える時にご参拝に行かれる方も多いのだとか。
鹿島神宮は、東京ドーム15個分の広大な敷地には、数多くの見どころや七不思議などがあります。
パワースポット巡りのツーリングで、是非おすすめしたい目的地のひとつです。
あんこう鍋
茨城は「あんこう」も有名で、「西のフグ、東のアンコウ」と称されるほどの茨城を代表する冬の味覚。
旬は肝が大きくなる12月~2月ですが、茨城のアンコウは11月~3月まで食べることができます。
ツーリングの時期としてはあまり良い時期とは言えませんが、「冬でもバイクに乗りたい!」こんな時におすすめです。
「あんこう鍋」に「あん肝」、あんこうの肝から出た水分だけで煮込んだ「どぶ汁」。茨城のあんこうは、濃厚でコラーゲンたっぷり。
寒い時期でもバイクに乗って食べに行く価値は充分あります。
ぜひ、「冬の茨城あんこうツーリング」に行ってみてはいかがでしょう。
あんこう鍋は、北茨城~大洗、茨城の多くの場所で食せます。
参考までに、茨城の観光サイトのページリンクを貼っておきますね
まとめ
茨城県にも魅力的なツーリングスポットは非常にたくさんあります。
また、常磐道を初めとして圏央道や、東関東自動車道、北関東自動車道、と多くの高速道路が整備されていますので、東京や埼玉、千葉などの首都圏エリアからのアクセスも非常に良い環境です。
観光、絶景、グルメと、魅力あふれる茨城ツーリング、おすすめです!
※2020年2月に更新しました