バイクに乗る時に、どのような服装やファッションで乗るか・・・人によって様々ですよね。
バイク用のウェアを選ぶ人も居れば、普段のファッションのままで乗ると言う人もいると思います。
もちろん、バイクに乗る時の服装は自由ですから、どっちが良いか「正解」はありません。
ただ、バイク専用のウェアだと、
と言うようなメリットがたくさんあります。
あとは、ファッション性が高いかどうか。この辺りは、個人の主観にもよりますが、最近はカッコ良いウェアやおしゃれなバイク用ウェアもたくさんあります。
そこで気になるのが、ウェアのブランド。
「バイクのウェアブランドって、どんなメーカーがあるの?」
そんな人のために、ここでは人気のバイクウェアブランドを紹介しています。
【ここで紹介しているバイクのウェアブランド】
- DAINESE(ダイネーゼ)
- KUSHITANI(クシタニ)
- RS TAICHI(アールエス タイチ)
- GOLD WIN(ゴールドウィン)
- KOMINE(コミネ)
- HYOD(ヒョウドウ)
- Alpinestars(アルパインスターズ)
- POWERAGE(パワーエイジ)
- SIMPSON(シンプソン)
- ROUGH & ROAD(ラフアンドロード)
- その他
DAINESE(ダイネーゼ)
ダイネーゼはイタリアのメーカー。
世界で初めてバイク用のプロテクターを作ったり、最近ではNASAと宇宙服の共同開発なども行っているメーカーです。
バイクだけでなく、マウンテンバイクやスキー・スノボ用のアパレルでも有名ですね。世界トップクラスのブランドと言っても過言ではありません。
ダイネーゼと言えば、少々高価なウェアが多いですが、イタリアのメーカーと言うこともあり、オシャレなイメージの強いブランド。
俳優の伊勢谷友介さんもダイネーゼのツナギを愛用していました。
ドカティやアグスタなどのイタリアンバイクはもちろん、国産バイクでもスポーツバイクとの相性はかなり良いと思います!
KUSHITANI(クシタニ)
KUSHITANIは、静岡の浜松に本社をおく日本の企業。
特に革製品をメインにしているメーカーで、レーシングスーツ(ツナギ)やジャケットは非常に有名ですね。
クシタニも、高価なウェアブランドですが、品質の良いウェアをたくさん作っています。
本格派のイメージなので、「ゆるく」バイクに乗りたい人にはあまり向いていないかも。
ただ、逆にしっかりとしたバイクウェアを着たい人にはあこがれのウェアともいえると思います。 老舗の本格派ライダーウェアブランドと言う感じです。
RS TAICHI(アールエス タイチ)
RSタイチは大阪の会社で、元プロモトクロスライダーの吉村太一氏が1975年の創業。
吉村太一氏は、70年代前半にスズキ、ホンダの両メーカーワークスから全日本選手権や世界GPに参戦していた凄いライダーです。
ウェアはライダー目線でこだわりのある製品を作っている印象。
また、カジュアルなデザインも多く、着る人を選ばないものが多いですね。
「ハズレ」が少ないイメージで、何かバイクウェアを購入しようと思った時には、タイチを選んでおけば間違いないという人も多いです。
価格帯もそれほど高くなく、かといってチープな感じも全くしないので、かなり人気のあるブランドという感じでしょう。
最近は、電熱ウェアやグローブ(e-HEAT)がかなり人気です。
GOLDWIN MOTORCYCLE(ゴールドウィン)
GOLDWINは、スポーツウェアの製造・販売をおこなう日本の会社。
総合スポーツ用品メーカーですね。
アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」のライセンスを持っている事でも有名ですね。
総合スポーツ用品ブランドですが、バイクに特化したブランドが「GOLD WIN MOTORCYCLE」。
ゴアテックスなどを初め、品質や機能には非常にこだわったバイクウェアを作っている印象で、国内バイクウェアのなかでは、やや高価な部類に入るかも知れません。
ただ、品質重視のライダーの評価は高いようです。
また、落ち着いたデザインのものが多いので、派手なウェアが苦手という人におすすめです。
KOMINE(コミネ)
バイク用のウェアで、最もコスパの良いメーカーはどこ?
そう聞かれたら、10人中8~9人が「コミネ!」と答えるのではないでしょうか。
それくらいコスパの良いバイク洋品(用品)と言えばコミネです。
特筆すべきは、そのラインナップの多さ。
インナーやアウター・ジャケットにパンツからグローブにプロテクター。とにかくバイクのウェアやバッグなど販売商品は多岐に渡ります。
全身コミネの商品を身にまとう人を「コミネマン」なんて呼びますが、それだけ愛されている証拠でしょう。
値段が安価なために、ブランド的には下の方に見られがちですが、ただのイメージですね。良い商品もすごく多いので、手ごろなバイクウェアが欲しい人にはすごくおすすめ。
ただ、もし、コミネマンと呼ばれたくなければ、全身コミネで揃えないで、他のウェアと組み合わせると良いかも知れませんね。
HYOD(ヒョウドウ)
HYODは、もともとRSタイチさんに居た兵頭氏が独立して立ち上げた会社。
レーシングスーツやレザーウェアをメインに製造・販売していますが、バイク用のウェアとしてはラインナップも豊富。
比較的新しいブランドですが、今では人気バイクウェアブランドのひとつと言っても異論はないでしょう。
ブランドとしては、やや高級志向と言うか、価格帯は高めの部類。
ただ、もちろん品質にはこだわっており、購入後のリペアサービスやクリーニングサービスも充実してます(有料)。
値段は高めでも、長く着られるウェアと言う印象で、デザインもカッコ良いものが多いですね。
お財布に余裕があれば、かなりおすすめなのがHYODです。
Alpinestars(アルパインスターズ)
アルパインスターズはイタリアに本拠を構えるスポーツウエアの会社。
もともとはスキーやハイキングのブーツからはじまり、モトクロスブーツやロードレースのブーツを手掛けてきたと言う背景があります。
そのため、ブーツメーカーのイメージが強いという人も多いかも知れません。
ただ、現在ではモーターサイクル用の総合アパレルメーカーとして世界的な地位を築いています。
特にレースシーンではMOTOGP・世界スーパーバイク選手権・モトクロスなど、トップレーサーを積極的にサポートしていますね。
ちなみに、アルパインのバイク用品は岡田商事さんが輸入元になっています。
現在もブーツやツナギのイメージが強いブランドで、本格志向の人におすすめのブランド。
街乗りなど、緩く乗るのにはあまり合わないかも知れませんね。
POWERAGE(パワーエイジ)
POWERAGEは山梨の会社で、もともとは縫製工場だったようです。
2000年に、モーターサイクルブランドPOWERAGEを立ち上げています。
それほど大きな会社ではありませんが、会社の理念や考えには非常に共感できます。
POWERAGEが大切にしていること、それはバイクに乗っている時も、降りた時もカッコ良くあることです。
引用:POWERAGE
手掛けているウェアを見ると、まさに、バイクを降りた時の事も考え抜いて作っているのがわかります。
バイクに乗っていないときには、バイク用のウェアとは気づかないような普段の私服のようなデザイン。
かといって、安全面に手を抜くわけではなく、プロテクションもしっかりしています。
「いかにもバイク用」なバイクウェアは苦手と言う人に、めちゃくちゃおススメなバイクウェアブランドです。
SIMPSON(シンプソン)
シンプソンは1959年の創業。アメリカの老舗メーカーですね。
シンプソンと言うと、ヘルメットのイメージが強い人が多いのではないでしょうか。
ただ、アパレルも多く手掛けており、特にレザージャケットやナイロンジャケットなどジャケット系はラインナップも豊富。
ドラッグレースを始めとした、アメリカンモータースポーツの雰囲気が非常に強く、シンプソンのロゴが主張しているウェアが多いですね。
良くも悪くも、個性の強いウェアですね。
アメリカンやドラッグ系には良く合うかも知れません。
ROUGH & ROAD(ラフアンドロード)
バイク用のウェアや用品を探していると、結構な確率でヒットするのがROUGH & ROAD(ラフアンドロード)の商品。
それもそのはずで、バイクウェアはジャケットやパンツは当たり前。インナーにネックウォーマーまで。用品はグローブにレインウェア、バッグにメンテナンス用品まで。
とにかく取り扱い商品が豊富。このラインナップの多さはコミネさんに匹敵します。
(自社商品以外にも、卸売なども手掛けていますが)
バイク用のウェアは、価格帯もリーズナブルで購入しやすいものが多いです。
その他のメーカーとまとめ
「バイク用」のライディングウェアメーカーは他にもたくさんあります。
バイクに特化したメーカーもあれば、普通のアパレルブランドが「バイク用」として作ったものもあります。
例えば、オフロードやモトクロス志向であれば、Fox Racing(フォックス レーシング)などもおススメ。
レザーのウェアを探してるのであれば、
などは是非ともチェックして欲しいメーカー。
それから、侮れないのが作業着系のウェア。
などは最近とても人気になっています。
おたふく手袋さんは、防寒インナーや夏の冷感インナーがバイクユーザーに人気ですし、ワークマンは釣りやアウトドア用にも非常に人気になっていますよね。
バイク用としてもかなりの認知を取っています。
冒頭でも触れましたが、バイクに乗るときの服装は自由です。
もちろん、ブランドメインで選ぶのも良いですし、機能性やデザイン性メインで選ぶのも良いでしょう。
ただ、バイクウェアのブランドを知ると、選ぶのが更に楽しくなるかも知れませんね。
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