2019年の8月6日にバイク専用の新しい施設「バイカーズパラダイス南箱根」がOPENして話題になっています。
バイク乗りのための施設ということで、新たなツーリングスポットになりそうです。
ただ、
「行ってみたいけど、どんな感じなの?」とか、もしかしたら
「バイカーズパラダイスって何?」
という人も居るのではないでしょうか。
そのため、ここでは
などについてまとめています。
バイカーズパラダイスはバイク乗りのコミュニティスポット
バイカーズパラダイスは、南箱根にあった「旧湯河原峠ドライブイン」をバイク専用に改装した、バイク専用のドライブイン型の施設。
敷地面積はなんと約20,000平米。二輪用駐輪場は3,000台も停められるという広さ。
フードやドリンクの提供も行い、ツーリングの目的地や休憩には最適です。
箱根・湯河原と言えば、ターンパイクの大観山スカイラウンジには多くのバイクが集まりますが、スカイラウンジからも近く、新たなバイク乗りのツーリングスポットになりそうです。
関東で言えば、「道の駅どうし」「奥多摩周遊の都民の森」「宮ヶ瀬のふれあい」。それから「スカイラウンジ」も。
関西で言えば「針テラス」など。
このようにバイク乗りが集まる場所は多々ありますが、「バイク乗り専用」となっている場所は皆無。まさに「バイク乗りのための」スポットと言う訳ですね。
また、大きな特徴がデザイン性の高さ。
全体感はもちろん、細部までこだわったオシャレな空間が広がっています。
とは言え、敷居が高いという感じはありません。
スタッフの人達も非常に気さくで、集まるバイクも多種多様。オシャレでありながらも、誰でも気軽に行ける雰囲気を創り出してるのは、凄く良いと思います。
ヘルメット置き場や、ジャケットを掛けるハンガーなども多くあり、細かい気配りもされたスペースになっています。
ハンモックは敷地内なら自由に借りることができます。屋外で広げてバイク談議で盛り上がるなんて言うのもありですね。
店内にはバイクの展示や、大量のバイク雑誌なども。色々見ているだけでも時間を忘れそうです。
また、密かに話題になっているのが、バケツ型のトイレ(男性用)。センサーでちゃんと水が流れます。女性用の方は写真がありませんが、パウダールームまで設けてあります。
カフェやレンタルバイクも併設
バイカーズパラダイスではカフェやレンタルバイクも併設されています。現時点では、
がスタートしています。
カフェでは、産地、農園、品種、精製方法にこだわったCoffeeを目玉に、南インド・ハリソンズ茶葉農園の手摘み葉を使った紅茶など、本格的な味が楽しめます。
また、2019年の9月からはフードやジェラートの提供も予定されています。
レンタルバイクは、箱根の1時間ツーリングコースを楽しめるプランになっているとの事。
しかも最新モデルを中心としたラインナップになっているので、かなり楽しめそうです。
自分のバイクで行って、乗ってみたいバイクに乗り換えて箱根をショートツーリング。そんな楽しみ方も出来そうです。
さらに、Motorimoda(モトーリモーダ)と言えば、お洒落なバイク乗りにも人気のセレクトショップ。
厳選されたブランドのモータースタイルを扱っているので、買い物目的でも楽しめますね。
大きな商品は自宅までの着払いも対応してくれるそうなので、バイクでも安心。
もちろん、これからも施設は充実していくでしょう。また、広さを考えると、色々なバイクイベントの会場にもなる事が予想できますね。
今後もコンテンツは増えていく予定
提供コンテンツは、まだまだこれからも増えていくとの事。
例えば、セルフピットサービスや、各バイクメーカーの車両展示、ヘルメットのコーティングサービスなどなど。
また、イベント開催も多く予定しているそうで、ミーティングでの利用も大歓迎だそうです。
バイク乗りにとって嬉しいサービスが増えてくると、もっとバイクが集まりそうですね。
今後どのような盛り上がりを見せていくか楽しみなところです。
以下、ホームページより。
バイカーズパラダイスは、バイカーが集い、話しをし、情報を得る、そんなコミュニティの場を提供することにこだわります。
引用:バイカーズパラダイス
バイカーズパラダイスの場所とアクセス、営業時間
バイカーズパラダイスがある場所は、霧が出やすい場所です。霧が出ている時には、スピードの出し過ぎには注意ですね。
天気が良い時は、富士山や駿河湾の絶景が見渡せます。
平日も休日も営業予定なのは嬉しいですね。
冬季は、17時までになっていますが、冬は路面凍結もする場所です。冬季は人が集まりにくいか知れません。
位置的には、箱根の南側。芦ノ湖からは10分、伊豆スカイラインから10分、三島・沼津方面から30分、小田原から30分、湯河原温泉から10分の距離です。
伊豆スカラインも近いですし、十国峠もすぐ。周辺は絶好のツーリングルートです。
駐車場と料金について
バイクの駐車場は3,000台もありますので、停められないという事はないでしょう。
一方、車の駐車場は10台。バイク専用との事で、かなり極端に振り切っています。
ただ、バイク乗りでも、車で近くに来ている時には寄りたいでしょうし、雨の時には車で行きたい時も。
もう少し、車の駐車場を増やしても良い気がしますが・・・どうでしょうね。
また、ゲートコストとは駐車場料金(入場料金)のこと。
ただ、入場時にはリストバンドがもらえ、その日のうちなら何度でも出入りができます。
バイカーズパラダイスを拠点にして、周辺を走って戻ってきても良いと言う訳です。
駐車(入場)費用が掛かる事に、抵抗感がある人も居るとは思います。ただ、これだけの施設ですから、維持するにもかなりのコストが掛かるのでしょう。
できれば、有料でも多くのバイク乗りに集まって欲しいところです。
バイカーズパラダイスの評判は?
8月6日のOPEN時には、平日なのに多くのバイクが集まりました。
駐車場が広いのも良く分かりますね。
訪れた人の評判はどうだったのでしょう。SNSから抜粋してみました。
施設のデザインにはかなり拘っているので、やっぱりオシャレな雰囲気がお気に入りの人が多いようですね。
周辺はツーリングスポットが多数あるので、ここを拠点に色々走りに言うこともできそうですよね。
微妙に感じる方もいらっしゃったようです。もちろん、好みもあるでしょうから賛否あって当然です。
ただ、一度は自分で行ってみて判断するのが良いと思います。
伊勢谷友介さんが企画やデザインにも関わる?
ちなみに、施設デザインには俳優の伊勢谷友介さんも絡んでいるみたいです。
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Twitterを呟いているのはオートバイ議連の「あいさわ一郎」さん。衆議員の議員さんです。
また、チェアマンとなっている加藤稔氏は、元ドカティジャパンの代表取締役社長を務めた方です。
ドカティの日本法人をV字回復させた手腕で、バイカーズパラダイスも盛り上げて欲しいですね。
まとめ:まずは行ってみよう!
バイク専用のコミュニティスポットという事で、こういう施設ができることは、ユーザーにとっても、バイク業界にとっても非常に嬉しい話です。
箱根ですので、場所的に行く事ができるバイク乗りは限られるかもしれません。
ただ、できればチャンスがあったら一人でも多くのバイク乗りに行ってみて欲しいと思います。
できたばかりの施設ですが、これから来場者が増えれば(どんな施設でもそうですが)賛否両論でてくるでしょう。
ただ、興味があるのであれば、まずは行ってみて体感する。そのうえで判断する。
これが一番大事だと思います。
バイクの良いところ、バイク乗りの「強み」は、フットワークの軽さだと思いますので、是非訪れてみてください!
※2019年8月追記