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バイクのヘッドライトの保安基準!車検に通る光軸や明るさは?

バイクのヘッドライトの保安基準!車検に通る光軸や明るさについてバイクの車検
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バイクのヘッドライトにも、色々な要件が「道路運送車両の保安基準」にて定められています。

例えば、明るさや発光色・ライトの数など。

また光軸というものもあります。

この光軸が原因で、車検に通らないというケースは非常に多いのです。

また、ヘッドライトをLEDにカスタムしたい時に、「車検に通るかどうか」が気になる人も多いようです。

そのため、ここでは

  • 車検に通るヘッドライトの保安基準
  • LEDやHIDでも車検に通るのか
  • 光軸調整

など、ヘッドライトについて詳しく解説しています。

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バイクのヘッドライト(前照灯)の保安基準

バイクのヘッドライト(前照灯)の保安基準

保安基準とは、車やバイクの技術的な決まりのことで、公道を走行する上ではこの基準を満たしていないといけません。

バイクのヘッドライトについては、

  • 明るさ(光量)
  • 発光色
  • ヘッドライトの個数
  • 光軸(ヘッドライトの照らす方向)

この4つが車検に引っかかりやすい保安基準のポイントになります。

厳密にはライトの取付位置なども決まっていますが、(よっぽど極端な位置になければ)バイクの場合にはそれほど気にする必要もないでしょう。

車検を通すには、それぞれの保安基準を知っておかなくてはならないので、ひとつずつ深掘りして解説していきますね。

車検に通るヘッドライトの光量(明るさ)

まず、最初は明るさです。

  • 最高光度点で15,000cd(カンデラ)以上の光度があること

と言うのが明るさの保安基準です。

cd(カンデラ)と言うのは高度の単位の事ですね。数値が大きいほど明るくなります。

ちなみに、「最高光度の合計は、430,000cdを超えないこと」という基準もありますが。

ただ、バイクの場合にはここまでの光量になる事はほとんど無いので、気にしなくても問題ないでしょう。

車検に通るヘッドライトの色

また、ライトの色についても基準があります。

  • 発行色は白色
  • 平成17年12月31日以前に製造されたバイクは白色、もしくは淡黄色でも可

となっています。

バイクの製造年式によって変わってくると言う事です。

基本的に純正・ノーマルのバイクであればメーカーが保安基準に合わせているので気にする必要はありません。

ヘッドライトを変えている場合は、チェックしてみると良いでしょう。

関連記事≫バイクの年式の調べ方は?

車検に通るヘッドライトの数

バイクの場合には、ヘッドライトの数が

  • ハイビームは2個以下
  • ロービームは2個以下
  • 合計で4個以下

という決まりがあります。

ちなみに、正式にはハイビームを「走行用前照灯」、ロービームを「すれ違い用前照灯」と呼びます。

車検に通るヘッドライトの光軸

車検を通す時に、一番の難関と言われているのがヘッドライトの光軸です。

光軸とは、簡単にいうと「ヘッドライトが照らす方向」のこと。単純に周りを照らせば良いと言う訳ではなく、照らす向きが保安基準で決まっていると言う訳です。

具体的には、

「最高光度点」が前方10mの位置において、

  • 左右27cm以内
  • 上方向は10cm以内
  • 下方向は地上からライトまでの距離の1/5以内

の枠に収まっている事が条件です。

車検に通るヘッドライトの光軸
既定の範囲内に収まっていれば良い

ヘッドライトの光軸は、走っているうちに振動などが原因でずれて来てしまいます。

このズレが上記の範囲内なら車検に通ります。

ただ、規定以上にずれていた場合には、調整が必要と言う事ですね。

光軸はテスター屋で調整してもらう人も多い

もちろん、バイクショップなどに車検を依頼する場合には、きちんと調整して車検に通してくれるので心配は不要です。

ただ、自分でユーザー車検をやる場合には、一番落ちやすいのがこの光軸検査です。

そのため、事前にテスター屋などで光軸調整をしてから望む人も多いのです。

テスター屋は予備検査場とも呼ばれていますが、車検に受かるかどうかを事前にチェック&調整してくれる民間の工場のことです。

バイクの場合、光軸のチェックと調整だけなら1,500~2,000円くらいが相場でしょう。

ユーザー車検にチャレンジする場合は、利用してみても良いでしょう。

その他ヘッドライトで注意すべき保安基準

その他ヘッドライトで注意すべき保安基準

基本的には、光量、発行色、個数、光軸の4点がメインですが、他にもいくつか注意すべき点があります。

  • レンズ取付部に緩み、がた等がないこと
  • 損傷したり著しく汚損していないこと
  • 走行中に消灯できない仕組みであること(平成10年4月1日以降に製造されたバイクのみ)

ライトの取付が甘くてガタガタしているようだと車検には通りません。

また、意外と見落としがちなのがレンズのヒビ。飛び石などでヒビがあると落とされる事も多いです。

あとは、最近のバイクだと常時点灯の仕組みになっているはずです。これは古いバイクの場合は問われません。

車検(検査)はハイビーム?ロービーム?

ヘッドライトはハイビームとロービームがあるので、どちらで検査をするかで結果が全く異なってしまいます。

バイクの場合には、ハイビームでの検査になります。

車の場合も以前はハイビームでの検査でしたが、現在はロービームでの検査になっています。

混同されやすいのですが、

「平成10年8月31日以前製作車及び平成10年9月1日以降製作の二輪自動車等」は走行用前照灯(ハイビーム)で検査をします。

つまり、車は製造年式によって異なりますが、バイクは全てハイビームでの検査です。

LEDやHIDでも車検に通る?

LEDやHIDでも車検に通る?

ヘッドライトのカスタムで多いのがLED化(HID化)ですね。

LEDやHIDに変えても車検は通るのでしょうか。

結論から言えば、全く問題ありません。

たまに、「LED(HID)にしたら車検に落ちてしまった」とう話を聞くこともありますが、LEDやHIDが問題ではなく、保安基準に該当していなかったという事です。

明るさが不足するという事は少ないかも知れませんが、接続の仕方やLEDによっては無い事ではありません。

また、注意が必要なのが発行色。

LEDやHIDは、青や青白くなるものがあります。保安基準では発行色は白(年式によっては淡黄色も可)となっていますので、色が原因で落ちる事もあります。

また、LEDによっては光が拡散してしまって光軸に合格しにくいものもあるようです。

まずは、車検対応のバルブを選ぶのが基本ですが、LEDやHIDだから車検に通らないという事はありません。

あくまでも保安基準をクリアしているかどうかという事です。

まとめ

ヘッドライトにも多くの保安基準がありますが、やはり一番の鬼門は光軸です。

とはいえ、バイクショップや用品店のPITサービスに車検をお願いする人は、心配しなくても大丈夫です。

調整も含めて対応してくれます。

ユーザー車検に挑戦する人は、事前にテスター屋で見てもらうのも良いでしょう。

ただ、テスター屋は必ず行かなくてはならないと言う訳でもありません。

車検は当日中に3回まで再検査を受けることができるます。

そのため、ダメだったらテスター屋に見てもらい、それから最検査するのも良いでしょう。

ユーザー車検については以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事≫初めてのユーザー車検!流れや費用・必要書類を詳しく解説

※本記事は2019年7月に記載しています。ご活用の際は、有用性をご確認くださいますようお願い致します。

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