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バイクの1日保険はない!友人のバイクを借りる時はどうする?

バイクの1日保険はない!友人のバイクを借りる時はどうする?バイクの保険
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車の場合、「1DAY保険」とか「ちょい乗り保険」と言うような「1日だけ加入できる任意保険」があります。

友達や親戚、家族の車を借りる時など、保険対象以外の車を運転する時にはとても便利な保険ですね。

では、バイクにも同じような1日保険はあるのでしょうか?

結論から言うと、2020年1月の時点では「バイクが対象になる1日保険」は存在しません。

とはいっても、無保険で運転をするのはリスクがありますよね。

そのため、ここでは

  • そもそも1日保険とはどういう保険か
  • バイクの1日保険が無い理由
  • 友達や知人のバイクを借りたい時の対応方法
  • 無保険でバイクに乗るリスク

などについて解説しています。

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そもそも1日保険とはどんな保険?

1日保険とは、短期(1日~)で加入できる任意保険のこと。

1日から加入できる短期の保険ですが、対人・対物補償・その他特約なども充実していて、一般の(車の)任意保険と同様の補償内容が受けられます。

保険会社によって、「1Day保険」「ちょいのり保険」「ワンデーサポーター」等名称は異なりますが、1日500円程度~加入できるようになっています。

ただ、車の所有者本人や配偶者は加入できないのが一般的。

そのため、年に数回しか運転しないからと言って、自分の所有する車の保険を1日保険にする事は出来ないということですね。

つまり、1日保険は、たまに親の車を乗ったり、友人の車を借りるときの為の保険と言うわけです。

バイクの1日保険は存在しない

バイクは1日保険の対象外

とても便利な1日保険ですが2020年1月時点では、バイクや原付が対象になる1日保険は存在しません。

例えば、「1Day保険」では以下のようになっています。

お申込みいただけるお車は3、5、7ナンバーであり、かつ、ナンバープレートが「白地に緑文字」または「黄地に黒文字」のみとなります。(自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車)※タクシー、ハイヤー、バス等の営業用車両を除きます。
ただし、次のお車は対象外となります。
・お車を運転される方(記名被保険者および指定被保険者)またはその方の配偶者が所有する自動車
・法人が所有する自動車
・レンタカー
・カーシェアリングの自動車(注)
・一部の高額車両
・車検切れの自動車や登録を抹消している自動車
・実在していない自動車
・運転する予定のない自動車
(注)個人間カーシェアリングサービスを利用し、個人が所有する自動車を借りる場合はお申込みできます。

引用:三井住友海上

自家用の車(4輪)だけが1日保険の対象となっています。

これは、他社の1日保険も同様で、残念ながらバイク(原付)で加入できる1日保険は無いのが現状です。

バイクはどうして1日保険の対象外?

では、なぜバイクは1日保険の対象外なのでしょうか?

バイクの場合、事故や転倒時に、ケガやバイクの破損を負う確率が高い事は容易に想像できます。

警察庁が定期的に統計情報を公開しているのですが、バイクで事故(軽二輪以上)を起こした場合、10人中2人くらいの割合で死亡、または重傷となるそうです。

残り8人も軽傷ですから、ほぼ100%ケガを負うという事ですね。

ここからは推測ですが、保険会社にしてみたらバイクに1日保険を展開していたら、とてもじゃないけど割に合わないのでしょう。

おそらく、仮にバイク用の1日保険を用意すると、それなりの保険料が必要になると思われます。(まず車と同じような500円~と言うのはあり得ないでしょう。)

・・・つまり、普通に任意保険に加入してもらうの変わらなくなってしまうと言うことですね。

友人(他人)のバイクを借りるときはどうする?

友人(他人)のバイクを借りるときはどうする?

では、もし友達のバイクを借りて運転する時、保険はどうすれば良いのでしょう?

いくつか方法がありますので、まとめてみます。

バイク所有者の保険でカバーできることもある

まず、バイク所有者の保険が、他人が運転しても補償対象になるケースもあります。

通常、保険契約時には「運転者限定特約」で運転する人を限定することで、保険料を抑える契約をしている場合も多いです。

具体的には、

  • 記名被保険者(本人だけ)
  • 記名被保険者の配偶者
  • 記名被保険者の家族

などです。

少し難しいですよね。

わかりやすく言うと、保険を契約する時に「誰が保険の対象になるか」を設定しているという事。

保険の対象者を「自分だけ」「自分と奥さん(旦那)だけ」「自分と家族だけ」と言うように、範囲を絞る事で保険料を削減していると言うわけですね。

ただ、この保険対象者は「運転者限定なし」(誰でも保険対象になる)という形での契約も可能です。

もし、この「運転者限定なし」で契約してあれば、年齢制限条件も問わず補償対象になります。

つまり、バイク所有者の保険契約の内容によっては、他人が運転した場合も補償されると言う訳ですね。

しかしながら、「運転者限定なし」で契約すると保険料は非常に高額になります。

そのため一般的には、あまりやらない契約です。

とはいえ、バイクを借りるときは一応確認してみると良いでしょう。

それから、万が一事故を起こして保険を使用すると契約者の等級に影響が出る事も認識しておきましょう。

関連記事バイク保険の等級の仕組みと割引率を詳しく解説!

ドライバー保険を活用する

ドライバー保険とは、友人や知人などの車やレンタカーを借りる機会がある人のための保険です。

実はこのドライバー保険は、1日保険と異なり「バイクや原付も対象」になるのです。

しかしながら、

  • 自分がバイク(車)を所有していると加入できない
  • 1年間の契約(※途中解約も可能)

などの条件があります。

つまり、自分のバイク(車)は持っていないけれど、1年の間で何度も車やバイクを借りて運転するという人には良いかも知れません。

乗るバイクは全て補償になりますので、複数の人から違うバイクを借りる場合にも適用できます。

ドライバー保険には、

  • 損保ジャパン日本興和の「ドライバー保険」
  • 三井ダイレクト損保の「eドライバー保険」

等があります。

興味があればチェックしてみて下さい。

他車運転特約を活用する

自分でバイクを持っていて、任意保険に加入している場合なら「他車運転特約」の活用もおすすめ。

他車運転特約とは、他の人から借りたバイクやレンタルバイクを運転していても、自分のバイクとみなして補償をしてくれる特約です。

ほとんどの保険会社に用意されている特約で、保険会社によっては一時的な付帯も可能になっています。

もし、友人などのバイクを借りる機会があれば、契約中の保険会社に確認してみると良いでしょう。

注意!

※他車運転特約は保険会社によって違いが大きいので補償条件、補償範囲などは必ず確認しましょう

125㏄以下ならファミリーバイク特約を活用する

ファミリーバイク特約は自動車保険(一部のバイク保険)に付帯できる特約です。

この特約は、総排気量が125㏄以下のバイク(二輪車)であれば、他人から借りたバイクを運転していても補償の対象になります。

また、家族も対象になりますので、自分だけでなく配偶者や子供が他人からバイクを借りた時も補償対象になります。

ただし、125㏄以下限定という事に加え、主契約(自動車保険)の補償範囲内での補償という事、自身のケガなどは対象外になるケースもある事は認識しておくべきでしょう。

詳しくは下記の記事も参考にしてみて下さい

関連記事原付の保険料はいくら?安くするならファミリーバイク特約!

一時的に借りるだけでも保険は必要!

バイクの一日保険は残念ながら存在しませんが、だからと言って無保険での運転は非常にリスクが高いです。

万が一、事故を起こしてしまった場合に、一生を棒に振ってしまう可能性も充分あるのです。

過去の事故の判例でも、相手を死亡や後遺症等で、数億円の賠償命令が出ていることも少なくありません。

そうなると、一生をかけて支払い続けていかなくてはなりませんし、家族も巻き込んでしまうでしょう。

「自分は大丈夫」「一日だから平気」と保険に加入しなかったばっかりに、人生が終わってしまう人も数多く居るのです。

保険無しで運転をするくらいなら、

  • バイクを借りる事をやめる
  • 保険・補償がしっかりしているレンタルバイクを借りる

という選択の方が賢明ではないでしょうか。

関連記事バイクに任意保険は必要?絶対に入るべき理由と自賠責保険との違い

関連記事レンタルバイクの年間契約は安い?マイガレ倶楽部のメリットとデメリット

まとめ

保険の掛かっていないバイクに乗ることはとてもリスクがあります。

乗る機会が少ない人には、短期の1日保険などが存在すれば良いのですが、現時点でバイクの短期保険は存在しません。

きちんと任意保険に加入したうえで、楽しいバイクライフを過ごすことをおすすめします。

また、他人のバイクを借りる場合は、借りる人や自分の保険内容(契約条件)も確認し、万が一の時はどうするかまで決めたうえで借りる方が良いでしょう。

万が一の対応が不安な状態であれば、「他人のバイクを借りるという事をやめる」という決断の方が良いとも言えます。

借りたバイクで事故を起こしたり転倒して、バイクだけでなく人間関係にも傷が付いてしまったという話も少なくありません。

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※本記事は2019年4月に記載しています。ご活用の際は、有用性をご確認くださいますようお願い致します。
※2020年1月に更新しました。
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