原付も任意保険は必要?保険料やファミリーバイク特約について

原付バイクのイメージバイクの保険

バイクに乗る場合は、車と同じように任意保険には加入すべきでしょう。

万が一事故を起こしてしまった場合の補償を保険で賄えるか、そうでないかはその後の人生の大きく影響すると言っても過言ではありません。

自賠責保険に加入していれば大丈夫と思うかも知れませんが、あくまでも自賠責保険は相手方への対人補償に対して、必要最低限の補償しかされません。

賠償の限度額の超過分や、対物補償、自分側への補償が全くされないのが自賠責保険なのです。

では、原付バイクでも任意保険は加入した方が良いのでしょうか?

ここでは、原付バイクの任意保険とファミリーバイク特約について解説します。

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原付でも任意保険は入るべき

そもそも、50㏄の原付スクーターや125㏄までの原付2種バイクでも任意保険には加入するべきなのでしょうか?

結論から言うと、たとえ原付バイクでも任意保険には加入すべきでしょう。

原付というと、ちょっとそこまで買い物に行ったりチョイノリ程度の用途の方も多いかも知れません。もしくは、通勤などで毎日10数㎞走るという方も居るかも知れません。

しかしながら、走行の距離や頻度で保険を考慮するよりも、事故を起こしてしまったり、事故にあってしまった時にしっかりと補償されるかどうかが重要です。

原付と言えど、バイクである以上は事故にあえば、転倒して大きくケガをすることは容易に想像が付きます。また、万が一ですが、人にぶつかってしまった場合は原付と言えど相手に大きなけがを負わせてしまう事もあります。

そんな場合に自賠責保険だけでは、補償が足りないケースが大いにあるのです。

自賠責保険の場合、対人補償の最低限の補償しかされません。

簡単に要約すると

  • 相手のケガに対しては補償されるが上限金額がある(上限を超えた分は自己負担)
  • 相手の車や財物については補償されない(自己負担)
  • 自分のケガは補償されない(自己負担)

という事になります。

相手の車を大きく傷つけてしまった時の修理代、電柱やガードレールの修理代、自分のケガや治療費は全て自己負担になるという事です。

また、相手の対人補償に関しても、死亡で最高3000万円、治療費や休業補償で最高120万円、後遺障害による補償は最高3000万円(常時介護要なら4,000万円)という上限金額が定められています。

仮に、賠償金額が上限を超えた場合には、当然自己負担になります。

昨今は自転車の事故で人を死なせてしまうケースもあります。死亡や後遺障害の賠償命令が数億円になるケースも少なくありません。

そのような場合に任意保険に加入していないと、その後の人生を大きく変えてしまう事になりかねません。

だからこそ、たとえ原付であろうと任意保険には加入しておくべきなのです。

原付の任意保険の保険料は?

それでは、原付バイクで任意保険に加入する場合の保険料はいくらくらいになるのでしょうか?

任意保険の場合、加入者の条件や補償の内容によって、年間の保険料は大きく変わってきます。

そのため正確な保険料は、各保険会社で見積もりを取って頂く事が間違いないのですが、ここでは簡易版のモデルケース事例を紹介します。

アクサダイレクトの保険料スピード診断(概算)を利用したモデルケース

≪保険契約者条件≫

無制限年齢20歳
免許の色
居住地東京都
バイク50㏄原付
年間予定走行距離5,000㎞未満
ノンフリート等級初めて加入(6S等級)

≪主な補償内容≫

対人賠償保険(1名につき)無制限
対物賠償保険(1事故につき)無制限
自損事故保険(1名につき)人身傷害補償特約で補償
無保険車傷害保険(1名につき)2億円
搭乗者傷害保険(1名につき)なし
人身傷害補償特約(1名につき)3,000万円
運転者年齢条件特約全年齢補償

★上記の場合の年間保険料・・・64,590円(エコノミータイプ)

同条件で加入者の年齢が30歳の場合の年間保険料・・・ 31,460円

更に30歳でノンフリート10等級ゴールド免許の場合・・・ 20,810円

若い方は保険料が高くなるのは、車の保険と同様です。 また、等級や免許のカラーでも大きく変わります。

前述のとおり、使用用途や加入者の条件によって大きく変わりますが、少ない人で1.5万円前後~、多い人で7~8万円というのが原付の任意保険料です。

※保険料のスピード診断サービス(概算)にて試算しています。正確な保険料は必ず各保険会社で見積もりを取る様にしてください。

ファミリーバイク特約なら安い?

50㏄~125ccの原付バイクであれば、ファミリーバイク特約を活用するという選択肢もおすすめです。

原付の任意保険の場合にも等級制度があり、初めて加入する場合や加入者の年齢が若い場合にはどうしても保険料が高くなってしまいます。

そのような時に、自分やもしくは同居のご家族が自動車保険に加入していればファミリーバイク特約を活用することで、ある程度の補償を確保しながらコストを抑えることも可能です。

しかしながらファミリーバイク特約には、いくつか条件がありますので注意が必要です。

ファミリーバイク特約とは

では、ファミリーバイク特約とはどのようなものなのでしょうか。

ファミリーバイク特約とは、自動車保険や一部のバイク保険に付帯できる特約のひとつです。

この特約を付帯することで、125cc以下の原付・原付2種バイクを運転している場合にも対人対物補償に関しては、主契約(自動車保険)と同じ補償が受けられます。

主の契約で対人対物の補償金額が無制限であれば、無制限の補償が受けられるということです。

また、自分のケガの補償である人身障害については、人身傷害型と自損事故型という契約のどちらかで補償の内容を選ぶことが可能です。

一般的には、ファミリーバイク特約の費用は年間8000円(自損事故タイプ) ~2.5万円(人身傷害補償タイプ)ほどです。

原付バイクに対して個別に任意保険に加入するよりも保険料が安価に抑える事ができる傾向にありますので、利用している方も非常に多いです。

ファミリーバイク特約の対象になるバイクは以下の通りです。

  • 総排気量が125㏄以下のバイク(二輪車)
  • 総排気量50CC以下の三輪以上の自動車
  • 上記排気量に該当する、所有しているすべてのバイク
  • 上記排気量に該当する、他人から借りたバイク

また、ファミリーバイク特約の対象になる対象者は以下の通りです。

  • 記名被保険者
  • 記名被保険者の配偶者
  • 記名被保険者、配偶者の同居の親族
  • 記名被保険者、配偶者の別居の未婚の子ども
※各保険会社の内容、条件等の約款は必ず確認をするようお願いいたします。

ファミリーバイク特約のメリット

ひとつの特約で複数台のバイクが対象になる

一家に2台、3台、それ以上の原付バイクがある場合でも、対象条件内であれば全てのバイクが対象になります。

しかしながら、125㏄以下という条件があるので、250㏄や400㏄、大型のバイクは補償対象外になるので注意が必要です。

家族全員が補償対象になる

補償対象の条件を満たしていれば、複数の方が補償の対象になります。被保険者が旦那さんであれば、奥さまや高校生の息子さんが運転していたとしても補償対象になります。

保険を使っても等級が下がらない

主となる保険契約は自動車の任意保険です。しかしながら、万が一ファミリーバイク特約で保険を使用したとしても、ノーカウント事故扱いになり、翌年の自動車保険の等級には影響しないもの特徴です。

自動車保険の年齢制限には影響されない

例えば、主となる自動車の任意保険の年齢制限が30歳未満不担保(30歳以上は補償の対象外)の契約であったとしても、ファミリーバイク特約の補償対象には影響されません。

高校生のお子さんも補償対象になります。

借りたバイクでも補償対象になる

自分が所有するバイクでなくても、他人から借りたバイクで事故を起こしても補償の対象になります。

保険料が安く収まる傾向にある

必ずと言う訳ではありませんが、原付バイク単体で任意保険に加入するよりも保険料を安く抑えることができる傾向にあります。

複数台のバイク(125㏄以下)を所有していたり、家族も補償対象にしたい場合は大幅なコストカットも可能です。

ファミリーバイク特約のデメリット

任意保険加入ありきの特約である

あくまでも、自動車の任意保険(一部のバイク保険)に付帯する特約です。自動車の任意保険加入が無いとファミリーバイク特約を使う事はできません。また、主契約の任意保険をやめると、特約も当然無くなってしまいます。

ロードサービスが使えない

バイクの任意保険に加入すると、多くの保険会社にはロードサービスが付いてきます。

万が一のトラブル時には、非常に重宝するサービスです。しかしながら、一般的にはファミリーバイク特約の場合、ロードサービスの対象外になっている保険会社が多いです。

長期継続しても安くならない

通常、任意保険には等級制度があり無事故で継続していくと年々保険料が安くなっていきます。しかしながら、ファミリーバイク特約の場合、あくまでも特約のため等級制度での割引がありません。

長期でバイクを所有する予定の場合は、長い目で見ればバイク単体で任意保険に加入した方が安くなる可能性もあります。

人身傷害補償タイプだと意外と割高になることも

一般的には、ファミリーバイク特約は「自損事故タイプ」と「人身傷害補償タイプ」の2つがあります。

自損事故タイプの場合、相手のいる事故を起こした場合には「自分のケガ」は補償されません。これに対して人身傷害補償タイプは、自分のケガの補償は相手の有無を問わず受けることができます。

自損事故タイプの場合はかなり割安感がありますが、人身傷害補償タイプの場合はその分保険料はアップしますので場合によっては任意保険を検討する方が良い場合もあります。

注意

※保険会社によっては、主契約(自動車の任意保険)に人身傷害補償があっても、ファミリーバイク特約も人身傷害補償タイプとは限らず、別途加入が必要な場合があります。そのため補償内容は良く確認する必要があります。

まとめ:原付でも自賠責保険だけではリスクが高い

いかがだったでしょうか。

任意保険にしてもファミリーバイク特約にしてもそれぞれメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴も踏まえると、

  • 家族で複数台の原付バイクを所有している
  • 家族で原付に乗る人が複数いる
  • 年齢が若くて任意保険が高額になる
  • 他人のバイク(原付)を頻繁に借りる
  • 長くても3~4年ほどしか乗らないだろう人

これらの人は、ファミリーバイク特約でも良いのではないでしょうか。

一方、

  • とにかく、補償内容が手厚い方が良い人
  • この先もずっとバイクに乗るであろう人
  • 30歳以上やゴールド免許などで任意保険料がそれほど高額にならない人

任意保険を選択すると良いのではないでしょうか。

いずれにせよ、原付バイクでも自賠責保険のみでバイクに乗る事はリスクが大きすぎます。任意保険に加入するか、ファミリーバイク特約かどちらかで対応することをおすすめします。

しっかりと保険を準備して、楽しいバイクライフを送りましょう。

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※各保険の内容、条件等の約款は必ず確認をするようお願いいたします。
※本記事は2019年2月に記載しています。ご活用の際は、有用性を確認くださいますようお願い致します。
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