バイクを売る時に買取店の査定額や評判が人によってバラバラな理由

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バイクを売る時に、ショップや買取店の査定額に大きな差が出る事は非常に多いです。時には、同じバイクを査定しているのに、10万円近くもの差が出ることもあります。

また、少しでも高く売るために口コミや評判を検索していると、人によって買取店の評価が両極端な事も多々あります。

同じ買取店なのに、Aさんは「一番高く買ってくれた」と言っていて、Bさんは「最悪だった」と言っている・・・。

なぜ、このような事が起きるのでしょうか?

「人によって差がありすぎて、結局どこの買取店が良いかわからない??」

そんな方のために、ここでは、一般の方があまり知らないバイクの買取価格の決定方法と、中古バイクの流通をもとに、 査定額や評判がバラバラになる理由について解説します。

バイクを少しでも高く売りたい人は、参考になると思いますので、是非最後まで読んでみてください。

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中古バイクの流通の仕組み

まず最初に、「中古バイクの流通の仕組み」をお話しします。

話がズレていると思うかもしれませんが、この仕組みを把握していないと、バイクを高く売るのは難しいのです。

通常、一般のユーザーが売ったバイクは

  • ショップの店頭で再販される
  • 業者オークションに出品される

のどちらかになります。

業者オークションとは、バイクショップや買取専門店など、バイクの業者だけが参加できるオークションです。

バイクショップや買取専門店は毎週のように、この業者オークションで不要なバイクを売却(出品)したり、欲しい中古バイクを購入(仕入れ)したりしています。

売却したバイクは、ショップで再販されるか、業者オークションを通じて別のショップを経由し、次のユーザーもとに行くというわけです。

中古バイクの流通の仕組み
<売ったバイクの流れ>
業者オークション

有名なところではBDSオークネットJBAと言った会社があります。最大手のBDSさんの場合、1週間に約4,500台ほどのバイクが出品されており、出品されたバイクの9割が落札されています。ただ、オークション会社はBDSだけではないですから、実際は相当数のバイクが毎週、流通していることになります。

バイク買取の査定額は業者オークションが基準

さて、業者オークションについて簡単にお話ししましたが、次はバイクの買取における査定額についてお話ししましょう。

バイクショップにしろ、買取専門店にしろ、バイクを買い取った事で損をする訳にはいきません。むしろ、商売である以上は、買い取った事によって利益を出す必要があります。

そのため、ショップや買取店も利益を出すために、買い取ったバイクを売却しなくてはなりません。

ショップの場合は、店頭でそのまま販売をする事も選択肢としてはありますが、最悪の場合は、店頭で売れなかった時の事も考える必要があります。

もし、店頭で売れなければ、業者オークションに流して(出品して)利益を出します。

買取専門店であれば、そのまま業者オークションに出品するのが中心ですが、大手のバイク王やバイクランドなどは小売りの店舗もありますので、直接ユーザーに売る事もあります。

つまり、ショップや買取専門店は「業者オークションで売却できる価格よりも、安く買い取らないと利益が出ない可能性がある」という事です。

例えば、業者オークションで50万円で売れるのなら、それ以下で買い取らないと意味がないという事です。

バイクを買い取って赤字になる訳にはいかないという事です。

※厳密に言うと、業者オークションの手数料やバイクの整備費用、人件費などのコストや、売れなかった時の値下がりリスク等も考慮して買取り査定額を出さなくてはなりません。

バイクを売る時の査定の仕組み
≪査定額の決まり方≫

査定額に差が出るのは買取る店の利益の差

前述のとおり、バイクを買い取る時の査定額は、業者オークションの流通価格が基準になっています。

バイクショップや買取専門店であれば、過去の業者オークションの落札データなども閲覧できますので、基準となる価格の見立ては各社で大きくずれることはありません。

では、なぜ買い取るお店・買取店によって査定額に差が出てくるのでしょうか?

それは、各社の確保したい利益やコストに差がある為です。

これは、ショップや買取店の商売形態や年間の販売台数、従業員の数、掛かる経費など、様々な要因によって変わってきます。

「このバイクなら10万円くらいの粗利を取れれば充分」というところもあれば、「15万円はないと厳しい」と言った具合に差がでてくると言う訳です。

まずここで、査定額に差が出てくると言う訳です。

最初から高額査定は出さない

もうひとつ、各社の査定額に差が出てくる要因があります。

それは査定のタイミングです。

査定をする時には、出せる上限ギリギリの高額査定額を最初から提示してくる事はまずありません

商売である以上は、当然ですが儲けなくてはなりません。安く買って高く売るのは商売の鉄則ですし、悪い事ではありません。

例えば、買取できる限界が50万円だとします。

「できれば45万円までで買い取りたい、42、3万円で買えれば嬉しい、とりあえず40万円で提示してみるか・・・。」

という事です。

また、初めに40万円の査定額が出た時に、別の業者の査定で「他社にも査定してもらったことだけを伝えた」とします。

後から査定をするほうは負けたくないので、45万円」で提示してきたらどうでしょうか?

ここでまた、5万円の差が出てしまいます。

(※先の査定額が40万円と金額まで伝えた時には、せいぜい41万円でしょう)

つまり、査定の順番や交渉の仕方でも査定額に差が出るという事です。 良く、高く売るためには複数の会社で査定をしないと損をすると言われる所以はこれが理由です。

ポイント

バイクショップでも同じことが言えますが、ショップの場合にはいきなり上限額を提示してくる事もあります。例えば、良くお店に来る常連さんや、自分のお店で買ってくれたバイクのような時には、「限界まで出してあげたい」、「安く買うのは申し訳ない」、「(安く買い叩いて悪評が立つと困る)」などという理由で駆け引き無しで査定額を出すショップもあります。

買取店の評判が人によってバラバラな理由

ここまででお気づきかもしれませんが、バイクを売る時の査定額は査定をする順番や、交渉の仕方で大きく差が出てくるという事です。

後から査定をしたり、他社と比較されていることを知っている買取店は安い査定額は出しにくいものです。

逆に、先に査定する買取店や、競合店との比較が無いと思っている買取店はなかなか高額査定は出してきません。

そのため、同じ買取店だとしても、順番や交渉次第で高く売れたという人と、低く査定されたという人が存在してしまうのです。

結果として、同じ買取店でも評判は人によってバラバラになってしまうという事です。

まとめ:高く売るためには比較が絶対条件

ここまで、中古バイクの流通の仕組み、買取店の査定額や評判がバラバラな理由について記載してみました。

バイクショップも買取専門店も商売でやっている以上は、利益を確保しなくてはなりません。利益を確保しないと、事業の存続ができないからです。

そのためには、安く買い取って高く売るというのは、必然であり、悪い事ではありません。

とはいえ、大事なバイクですから売る方としては、少しでも高く売却したい(少なくとも適正価格で売却したい)ところです。

そのためには、複数の業者の査定を受け、比較することは絶対条件と言えるでしょう。

※本記事は2019年2月に記載しています。ご活用の際は、有用性をご確認くださいますようお願い致します。
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