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バイクのスロットルアシストは便利?メリットやデメリットも解説

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バイクにはスロットルアシストと言うパーツがあります。

その名の通り、スロットル(アクセル)を回し続ける動作を、補助してくれるパーツのことですね。

このスロットルアシストですが、実際に使った事がある人の間では

「使ってみたらメッチャ便利!」
「邪魔くさいし、危ない目に遭った」

など色々な意見があります。(もちろん、筆者も使ったことがあります。)

ここでは

  • スロットルアシストとはどのようなパーツか
  • スロットルアシストの取付け方や使い方
  • スロットルアシストのメリットとデメリット
  • 人気のスロットルアシスト

などについて詳しく解説しています。

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バイクのスロットルアシストとは?

スロットルアシストとは、バイクのアクセル開度を一定に保つパーツのこと。

通常、バイクが一定の速度を保つには、スロットル(アクセル)を右手でひねり、固定しておく必要があります。

ただ、スロットルアシストを使えば、手を離したり、軽く手を置いておくだけで速度を保つことができると言うわけですね。

スロットルを固定する事から「スロットルロッカー」「アクセルロッカー」などとも呼ばれることもあります。

スロットルアシスト 出典:ラフ&ロード

なお、最近では電子制御で一定速度を保つ、「クルーズコントロール(オートクルーズ)」を搭載したバイクも増えて来ていますね。

関連記事バイクのクルーズコントロールとは?メリットや後付けについても解説

スロットルアシストの効果とは?楽って本当?

スロットルアシストを使うと、走行中にアクセルを握りっぱなしにしなくて済みます。

そのため、個人差は当然ありますが、

  • バイクの運転で手が痛くなるのを軽減する
  • 長時間の運転で肩がこるのを軽減する
  • 姿勢を変えやすいので腰などの負担も軽減できる

というような効果が見込めると言えるでしょう。

もちろん、完全に手を離すと速度が落ちてしまいますし、(ロックできるタイプでも)危ないので手は添えておく必要があります。

ただ、常に右手をアクセルを捻った状態で固定しておく必要はなくなりますので、非常に楽です。

筆者も関東から四国・中国、関東から青森と長距離を走った時に使いましたが、本当に楽でしたよ。

個人的には、無くても問題ありませんが、あると便利なアイテムなのは間違いないと言えます。

関連記事バイクで肩こりになる原因は?痛みを軽減するための対処法!

スロットルアシストのメリットとデメリット

スロットルアシストは一見便利なアイテムですが、デメリットもあります。

そのため、メリットとデメリットをまとめてみました。

スロットルアシストのメリット

まず、メリットですが

  • 手や肩など体の負担が少なくなる(疲労軽減)
  • 汎用性が高いので、ほとんどのバイクに使える
  • 取り外しが簡単

という点でしょう。

一番は、疲労対策に効果的ということ。

特に、高速道路での長時間運転では重宝します。

それから、取り外しが簡単。

使わない時には外しておけば良いというのもメリットですね。

また、ひとつあればバイクを乗り換えても使えますし、2台3台持ちでもスロットルアシストは一個で充分です。

(※後述のGRANDTOUR アクセレーターロックEvoはサイズがあります。)

スロットルアシストのデメリット

逆にデメリットで言うと

  • 邪魔に感じる事がある
  • 慣れるまで違和感がある
  • スピードを落としたいときに焦る事がある
  • 見た目がイマイチ

と言うのが使った感想です。

前述の通り、高速の長時間巡行の時には、メチャクチャ重宝しました。

ただ、ストップ&ゴーが多い下道や、カーブの多いワインディングなどでは、逆に邪魔臭いと感じることも。

ただ、これは慣れの問題と言えるかもしれません。

慣れれば、装着したままでアクセルを回しても違和感は感じないかも知れませんね。

また、スロットルアシストの使い始めの時に起きたことですが、高速で前の車が急に減速してきたことがありました。

こんな時は、普通にアクセル戻せば良いのですが、ちょっとしたパニックになったことがあります。

やっぱり慣れるまでは、戸惑う人も多いかも。

最後に、完全に個人の主観ですが・・・見た目があまり好きではありません。

人気のスロットルアシストとおすすめ2つ!

メリット、デメリットもありますが、基本的には便利なアイテムであるのは間違いないと思います。

そんなスロットルアシストですが、良く使われているのは、

  • 握らなくても良いヘラタイプ
  • 完全に手を離せるロックタイプ

のふたつですね。

その中でも、実際におすすめのものを2つ紹介しますね。

おすすめ①ラフアンドロードのスロットルアシスト

スロットルアシストの定番中の定番。

取付けは簡単で、スロットルのグリップにはめるだけ。角度も自由自在に調整ができます。

完全に手を離すと速度が落ちてしまいますが、軽く手を乗せておくだけ(もしくは手のひらで押さえるだけ)で一定の速度をキープできます。

高速道路の巡行や、ロングツーリングでの疲労軽減に非常に効果があります。

筆者が使っていたのも、このスロットルアシスト。

手軽で便利で、おすすめです。

価格は定価で1,320円(税込)です。

また、キジマからも同じようなスロットルアシストが販売されています。

それから、Amazonなどでノーブランドのスロットルアシストがメチャクチャ安い価格で売られています。

ただ、「すぐ折れる」「すぐズレる」など、レビューが微妙なのでやめておいた方が良い気がしますよ。

おすすめ②GRANDTOUR アクセレーターロックEVO

GRANDTOUR アクセレーターロックです。

定番のヘラタイプに対して、こちらのアクセルロックは「レンチ」のような形ですね。

一番の特徴は、一定の速度でロックをしたら、手を離してもスロットルが固定されること。

(もちろん安全のために、手放しでの運転はしないようにしましょう)

詳しい使い方は後述しますが、キープしたい速度になったら、人差し指で押し込んでロックを掛けるだけ。

速度を落としたいときは、通常の操作と同じくアクセルを戻せば大丈夫です。

こちらの商品は、ハンドル径によって、2タイプのサイズがあります。

値段は3,000円ちょっとするので、定番のヘラタイプよりも高めですね。

また、人によってはですが、完全に手を離すとバイクの振動で少しずつ「ずれて」来てしまうという意見もあります。ただ、手放しをしなければ充分効果的だそうです。

もちろん、バイクによってだと思いますが、参考にしてみると良いですね。

スロットルアシストの取付け方法と使い方

スロットルアシストの取付け方法は非常に簡単です。

定番のヘラタイプもロックタイプも同じで、

  • 付属のゴムバンドを巻く(滑り防止)
  • 少し広げてアクセルのグリップに付ける
  • 自分の丁度良い位置(角度)に調整する

というだけですね。

ちなみに、ヘラタイプの方はグリップがゴムならバンドは付けても付けなくても平気です。

一方で、使い方になると、少々異なります。

ヘラタイプの方は、説明も不要なくらい簡単で、手のひらで押さえて(もしくは軽く手を乗せて)アクセルの開度を固定するだけです。

ロックタイプ(アクセレーターロック)は、

  • 固定したい速度に達したら、人差し指でロックを押し込む
  • ブレーキレバーにぶつかったら離してもOK
  • 速度を戻したい時は、通常通りスロットルを戻す

という流れです。

文章よりも、映像を見た方が確実にわかりやすいので、それぞれ動画を貼っておきますね。

ラフアンドロードのスロットルアシスト使い方】

GRANDTOUR アクセレーターロック使い方

グリップヒーターの上からでもスロットルアシストは装着できる?

良くある疑問ですが、グリップヒーターの上からでも、スロットルアシストを付ける事は可能です。

そもそも、グリップの太さはバイクによって違います。基本的には汎用品なので、よっぽど特殊な太さでなければ、問題なく装着が可能です。

ただ、巻き付けるタイプのグリップヒーターだと、少々厳しいかも知れませんね

関連記事≫バイクの防寒におすすめのグリップヒーター厳選3点!

スロットルアシストは自作できる?

スロットルアシストの原理は非常に簡単です。

グリップを握らなくても、一定の角度で固定できれば良いという事ですね。

そのため、わざわざ購入しなくても、自作しようと思えばできてしまいます。

ホームセンターや100円ショップで、何かしら代用のできる材料さえ見つかれば、作れてしまうという事ですね。

ネットで検索すると、大きめの洗濯バサミで自作している人も。

あとは、見た目の問題で、納得できるかどうかでしょう。

個人的には、それほど高価なものではないので、購入した方が良いと思いますよ

まとめ:ロングツーリング派ならあると便利

ラフアンドロードのスロットルアシストは、筆者も実際に使用していました。

(「いました」と過去形なのは、友人にあげてしまったため。)

最近は、本当に長距離のツーリングに行くことは減ってしまったのですが、それこそ東北道を延々と北上した時には、非常に重宝したアイテムです。

クルーズコントロールが搭載されたバイクならまだしも、そうでないバイクで長距離ツーリングに良く行く人は、ひとつ持っていると良いかも知れませんね。

逆に、街乗りが中心と言う人は、それほど必要性は感じないと思います。

※本記事は2020年1月に記載しています。ご活用の際は、有用性を確認くださいますようお願い致します。
※2024年3月に加筆・修正、更新しました。