バイク免許の種類と取得費用、期間、取得可能年齢のまとめ

免許のイメージ画像 免許

バイクに乗りたい!と思うキッカケは人それぞれだと思います。

映画や漫画の主人公がかっこよくバイクに乗っていたという場合もあれば、先輩や友人など知人や家族がバイクに乗っていて自分も乗りたくなったという場合もあるでしょう。

バイクに乗ると、行動範囲も広がりますし、車や電車とは違い風を感じながら移動することができます。

良く「バイクの良さは乗った事がない人にはわからない」と言う人が居ますが、筆者もその通りだと思います。

乗りたいと思ったのであれば、是非とも行動に移していただきたく思いますが、まずは免許が必要です。

ここではバイクの免許の種類や取得するための費用などについて詳しくまとめています。

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バイクの免許の種類は7種類

一言でバイクの免許と言っても、実はたくさんの種類が存在していて、原付免許~大型免許まで7つの区分がされています。

各免許区分での違いのひとつは、乗車できるバイクの排気量が異なる事です。

また、もうひとつが、乗車できるバイクがマニュアル車なのかオートマ車なのかの区分です。

50㏄のいわゆる原付スクーターはクラッチのないオートマチック車ですが、昨今では、中型や大型バイクでもクラッチ操作の不要なAT車(オートマチック車)が一般的になってきており、免許制度も車と同様にAT限定免許で区分されています。

もちろん、全てのバイクに乗れる免許を取得できるのが理想ですが、当然費用や取得に掛かる日数、難易度も大きくなります。

まずは自分が乗りたいバイクに乗るためには、どの免許が必要なのか。

将来的に乗りたいバイクに乗るためには、どの免許が必要なのかを把握して、免許取得の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

バイクの免許と乗車できる排気量区分

原付免許の取得費用・期間・年齢

◆運転できるバイク・・・50㏄以下のバイクのみ

◆運転可能なバイクの例・・・JOG、Dio、スーパーカブ50、エイプ50など

◆免許取得可能年齢・・・16歳

最短取得期間1日(場合によっては2日)
参考取得費用8,050円

原付免許はバイクの免許で最も簡単に取得できる免許です。原付免許を持っていると、50㏄以下のバイクに乗れるようになります。

主に運転免許センター(運転試験場)の「適正検査」「学科試験」で合格すると、実技講習を受ける流れになります。

適性検査は視力や聴力検査、身体能力検査があります。また、学科試験は90%以上正解すると合格になります。

合格者は3時間ほどの実技講習を受け、その後免許が交付されます。

50㏄以下のバイクは、普通自動車免許を持っていると運転ができるため、車の免許が取れない16歳、17歳の免許取得者が多いのも特徴です。

小型二輪免許の取得費用・期間・年齢

小型限定普通二輪免許を取得すると、125㏄以下の原付2種のバイクにも乗ることができるようになります。もちろん、50㏄のバイクも乗って問題ありません。

原付2種のバイクは原付1種(50㏄)のバイクと違い、「二人乗りが可能」「二段階右折が不要」「30㎞制限がない」と一気に利便性が上がります。 そのため、昨今では原付2種クラスの人気も上がってきています

◆運転できるバイク・・・125㏄以下のバイク

◆運転可能なバイクの例・・・PCX125、シグナス125、GROM、Dトラッカー125等

◆免許取得可能年齢・・・16歳

 保有している免許教習時間/教習費用

最短取得期間

(自動車教習所)

免許なし・原付免許学科26時限/技能12時限
普通自動車免許学科1時限/技能10時限

参考取得費用

(自動車教習所費用)

免許なし・原付免許150,000~180,000円ほど
普通自動車免許90,000~110,000円ほど
※教習所の費用は各教習所によって差がありますので、あくまでも参考価格になります。

取得方法は、運転免許試験場で適正検査、学科試験、技能試験に合格することで免許を取得することができます。

一般的には、試験場で試験を受ける前に、自動車教習所で学科教習、技能教習を受講し卒業する方が多いです。教習所を卒業することで、試験場の技能試験が免除になる為です。

免許不所持の場合、教習所の技能教習は原則1日2時間までですので、最短6日は教習所に通う必要があります。また、運転免許試験場に免許取得に1日必要です。

もし、普通自動車免許を所有していれば、試験場の学科試験も免除になりますので、教習所を卒業すれば免許が取得できます。

教習所に全く通わずに試験を受けることも可能です。よく、「一発試験」や「ダイレクト試験」と言われる方法です。

一発試験の合格率と言うのは公表されていませんが、警察庁が公表している「運転免許統計」をもとに推測すると、小型限定二輪の一発試験合格率は7~8%ほど(AT小型限定でも20%ほど)と思われます。

当然、何度も受験することは可能ですが、その都度費用も掛かりますので、よほど自信がある人以外は、教習所に通う方が良い可能性が高いようです。

AT限定小型二輪免許の取得費用・期間・年齢

125㏄以下のバイクに乗ることができますが、AT限定という条件が付きますので、MT車(クラッチ操作を必要とするバイク)は乗る事ができません。

通勤通学や買い物中心で、スクータータイプしか乗らない方にはぴったりの免許です。

◆運転できるバイク・・・125㏄以下のバイク(ATのみ)

◆運転可能なバイクの例・・・PCX、シグナス125、アドレス125など

◆免許取得可能年齢・・・16歳

 保有している免許教習時間/教習費用

最短取得期間

(自動車教習所)

免許なし・原付免許学科26時限/技能9時限
普通自動車免許学科1時限/技能8時限

参考取得費用

(自動車教習所費用)

免許なし・原付免許140,000~170,000円ほど
普通自動車免許80,000~100,000円ほど
※教習所の費用は各教習所によって差がありますので、あくまでも参考価格になります

※2018年に、道路交通法施行規則の改正があり、AT限定小型普通二輪免許(125㏄以下)の教習に際し、一日に受けられる技能教習コマ数の制限が見直されました。

これにより、普通自動車免許を所有している人であれば、最短2日でAT限定小型二輪免許の取得が可能になりました。

短期間でバイクの免許を取れるのは非常に嬉しい事です。

興味がある方は、以下の記事も参考にしてみてください。

普通二輪免許の取得費用・期間・年齢

普通二輪免許になると、400㏄以下のバイクに乗ることができるようになります。

16歳で取得できるバイクの免許は、この普通二輪までになります。昔は中免(中型二輪免許のこと)というような呼称も一般的でした。

◆運転可能なバイク・・・400㏄以下のバイク

◆運転可能なバイクの例・・・CB400SF、ニンジャ400、YZF-R25など

◆免許取得可能な年齢・・・16歳

 保有している免許教習時間/教習費用

最短取得期間

(自動車教習所)

免許なし・原付免許学科26時限/技能19時限
普通自動車免許学科1時限/技能17時限
小型二輪免許学科0時限(免除)/技能5時限
AT限定小型二輪免許学科0時限(免除)/技能8時限

参考取得費用

(自動車教習所費用)

免許なし・原付免許180,000~220,000円ほど
普通自動車免許100,000~140,000円ほど
小型二輪免許50,000~70,000円ほど
AT限定小型二輪免許50,000~70,000円ほど
※教習所の費用は各教習所によって差がありますので、あくまでも参考価格になります。

免許の取得方法の流れは、小型二輪と同様ですが、技能講習の時間数が増えます。

教習所に入校し、学科講習・技能講習を終え卒業すると運転試験場の技能試験が免除になります。車の普通自動車免許や小型二輪免許を持っていると、学科試験も免除になりますので、教習所を卒業することで普通二輪免許が取得できます。

小型二輪同様に、一発試験(ダイレクト試験)での受験も可能です。

しかしながら、合格率が3~5%(AT限定で7~8%)と言われており、かなりの難関となっています。そのため、ほとんどの方が自動車教習所経由での免許取得になっています。

AT限定普通二輪免許の取得費用・期間・年齢

普通二輪のクラスでもクラッチ操作不要のバイクのみに限定する、AT限定普通二輪免許の区分が存在します。

この免許も16歳から取得可能で、教習所の技能講習時限が少なくなる以外は、取得の流れは普通二輪免許と変わりません。

◆運転可能なバイク・・・400㏄以下のバイク(ATのみ)

◆運転可能なバイクの例・・・フォルツァ、XMAX、PCX150、バーグマン400など

◆免許取得可能年齢・・・16歳

 保有している免許教習時間/教習費用

最短取得期間

(自動車教習所)

免許なし・原付免許学科26時限/技能15時限
普通自動車免許学科1時限/技能13時限
小型二輪免許学科0時限(免除)/技能3時限
AT限定小型二輪免許学科0時限(免除)/技能5時限

参考取得費用

(自動車教習所費用)

免許なし・原付免許170,000~210,000円ほど
普通自動車免許100,000~130,000円ほど
小型二輪免許50,000~70,000円ほど
AT限定小型二輪免許50,000~70,000円ほど
※教習所の費用は各教習所によって差がありますので、あくまでも参考価格になります。

昨今は、小型二輪では乗れないスクーター(150㏄、250㏄など)も多く出てきていますので、この免許を取得する人も増えてきているようです。

しかしながら、このクラスになるとマニュアル車(MT車)にも非常に選択肢が増えてきます。将来的にMT車にも乗る可能性がある場合は、普通二輪免許を選択する方が良いかも知れません。

大型二輪免許の取得費用・期間・年齢

昔は、限定解除と言われ、一発試験でしか取得ができなかった免許です。合格率も1%ほどで、バイク乗りの憧れの免許でした。しかしながら、1996年から教習所で卒業で試験場の実技試験が免除できるようになり、門戸が広がり多くの人が大型二輪免許の取得をするようになりました。

とはいえ、全てのバイクが乗れる大型二輪免許は、今でもバイクに乗る人であればいつかは欲しい免許である事は変わらないのかも知れません。

◆運転できるバイク・・・全てのバイク

◆運転できるバイクの例・・・YZF-R1、ニンジャ1000、ハーレー、R1200GSなど

◆免許取得可能年齢・・・18歳

大型二輪になると、18歳から免許が取得可能になり、普通二輪までの16歳からとは異なります。

 保有している免許教習時間/教習費用

最短取得期間

(自動車教習所)

免許なし・原付免許学科26時限/技能36時限
普通自動車免許学科1時限/技能31時限
小型二輪免許学科0時限(免除)/技能20時限
AT限定小型二輪免許学科0時限(免除)/技能24時限
普通二輪免許 学科0時限(免除)/技能12時限 
 AT限定普通二輪免許学科0時限(免除)/技能16時限 

参考取得費用

(自動車教習所費用)

免許なし・原付免許250,000~300,000円ほど
普通自動車免許200,000~250,000円ほど
小型二輪免許130,000~160,000円ほど
AT限定小型二輪免許150,000~180,000円ほど
普通二輪免許 80,000~120,000円ほど
AT限定普通二輪免許110,000~150,000円ほど
※教習所の費用は各教習所によって差がありますので、あくまでも参考価格になります。

免許の取得方法は普通二輪や小型二輪同様に、運転免許試験場での一発試験(ダイレクト試験)での取得も可能です。しかしながら、他の免許同様にかなりの難易度があり、平均しても合格するまでに4~5回ほどの受験が必要と言われています。

多くの人は教習所を卒業し試験場での技能試験を免除される形で免許を取得しています。

昔は、大型二輪の講習が受けられる教習所も少ない状況ではありましたが、昨今は多くの自動車教習所で大型二輪の教習を行っています。 教習所によっては、普通二輪免許~大型二輪免許の連続プランなども用意している教習所もあります。講習時間も多く、また、費用もそれなりに掛かるので、教習所の評判や口コミもチェックして選びましょう。

AT限定大型二輪免許の取得費用・期間・年齢

大型二輪免許にも、AT限定の区分があります。ほかの二輪免許同様に、AT車限定という条件が付くことに加え、乗車できるバイクの排気量が650ccまでという条件もあるので注意が必要です。

◆運転できるバイク・・・650㏄以下のバイク(AT限定)

◆運転できるバイクの例・・・T-MAX、スカイウェイブ650など

◆免許取得可能年齢・・・18歳

 保有している免許教習時間/教習費用

最短取得期間

(自動車教習所)

免許なし・原付免許学科26時限/技能29時限
普通自動車免許学科1時限/技能24時限
小型二輪免許学科0時限(免除)/技能27時限
AT限定小型二輪免許学科0時限(免除)/技能28時限
普通二輪免許 学科0時限(免除)/技能9時限 
 AT限定普通二輪免許学科0時限(免除)/技能10時限 

参考取得費用

(自動車教習所費用)


免許なし・原付免許230,000~280,000円ほど
普通自動車免許180,000~230,000円ほど
小型二輪免許120,000~150,000円ほど
AT限定小型二輪免許130,000~160,000円ほど
普通二輪免許 80,000~120,000円ほど
AT限定普通二輪免許110,000~150,000円ほど
※教習所の費用は各教習所によって差がありますので、あくまでも参考価格になります。

最短で取得するなら、合宿という手もあり

できることなら、すぐに取得したいのが免許です。

しかしながら、教習所の技能講習は一部例外を除き、1日に2時間までしか講習が受けられない決まりになっています。

例えば、免許を持っていない人が普通二輪免許を取得する場合に、教習所に通うとすると19時間の講習が必要です。1日2時間までとなると最短でも技能講習だけで10日は通う必要があります。そのほかにも学科の講習が26時間あります。

また、教習所の講習の予約が取れるかという問題もあります。

毎日でも講習の予約が取れれば良いですが、思うように予約が取れない事もあります。となると、少なくても数週間~数か月の教習所通いが発生してしまうケースが一般的です。

そのような背景感のなかで、もし、最短で取得をしたい場合には合宿免許と言う方法もあります。

合宿免許とは、宿泊施設に滞在しながら短期集中で教習・講習を行い、免許を取得する方法です。

バイクのケースでも多くの自動車教習所が実施しています。

普通二輪免許の場合で最短9日間、大型二輪の場合は最短6日間で免許取得できる合宿もありますので、時間が確保できる人にはおすすめです。

詳しくは以下の記事にてまとめてありますので、是非参考にしてみてください。

全国から探せる合宿免許わかば

まとめ:バイクの免許を取ってバイクに乗ろう!

バイクの免許は色々な種類があり、それぞれに特徴があります。

自分自身のバイクの使い方に応じて必要な免許も変わってきますので、「どのような時にバイクに乗りたいのか」「先々はどんなバイクに乗りたいのか」を考えて免許の取得計画を立てると良いでしょう。

まずは、教習所に行って話を聞いてみたり、教習所のホームページをチェックしたり、「バイクにのる一歩」を踏み出しましょう!

きっとバイクに乗ることで、世界は変わるはずです。

※本記事は2019年2月に記載しています。ご活用の際は、有用性をご確認くださいますようお願い致します。
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