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バイク免許は親に内緒で取れる?【反対する親を説得する方法】

バイクの免許
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バイクの免許は16歳から取得が可能です。

高校生になると免許が取れるので、バイクに興味を持つ人も多いのではないでしょうか。

一方で、親としてはバイクに対して良くないイメージがあり、「バイクに乗るのを反対される」という事も多いかも知れません。

ご両親が、免許を取る事に賛成してくれれば良いのですが・・・理解をもらえない場合には、なかなか簡単には免許を取ることができません。

そのため「だったら自分で勝手に(内緒で)取ってやる!」と思う人もいるかもしれません。

では、高校生や未成年が「親に内緒でバイクの免許を取る」ことは可能なのでしょうか?

結論としては「できなくもない」のですが、相当困難ではないかと思います。

であれば、むしろ親を説得する方が早いのではないかと思いますし、その方が確実に良いと思います。

そのため、ここでは

  • 親に内緒でバイクの免許が取れるのか
  • 教習所やバイク購入に必要な親の同意書
  • 反対する親を説得する方法

などについて解説をしています。

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法律上は16歳から免許取得は可能

法律上は、バイクの免許は16歳から取る事ができます。

これは、原付免許でも小型二輪免許でも、普通二輪免許でも同じです。

(大型二輪免許だけは18歳と言う年齢制限ですね。)

関連記事バイク免許の種類は7つ!取得に必要な費用・期間・年齢のまとめ

高校生の場合は、学校の校則で禁止になっているかも知れません。

ただ、道路交通法上では、高校生でも年齢条件を満たしていれば免許取得は可能です。

しかしながら、16歳になったからと言っても、自分の判断や意思だけで免許を取るのは結構難しいと言えるでしょう。

まずは「親に内緒で免許を取得する」のが困難な理由から説明していきましょう。

未成年が教習所に通うには親の承諾書が必要

通常、免許を取る時は自動車教習所に通うのが一般的です。

高校生であった場合、教習所に通うお金を用意する事も大変ですが、頑張ってアルバイトをすれば貯められない金額ではありません。

しかしながら、教習所の費用が貯められたとしても、未成年の場合は教習所の入校に「親権者の承諾書」が必要になります。

そのため、親に内緒で教習所に通うという事ができないのが現状です。

つまり、親に内緒で免許をとるなら、教習所に通わないで免許を取るしかありません。

原付免許や一発試験なら親に内緒で免許が取れる?

では、教習所に通わないで免許を取得する方法はあるのでしょうか。

結論から言うと、教習所に通わなくても運転免許は取る事ができます。

まずひとつは、原付免許です。

原付免許の場合、教習所に通わないで、運転免許試験場で直接試験を受けるのが一般的。

そのため、原付免許であれば、親に内緒で免許を取得することは可能でしょう。

(※内緒で免許を取る事を推奨している訳ではありません。)

また、原付免許以外でも、教習所に通わずに免許を取得する方法があります。

いわゆる「一発試験」と言われる方法ですね。

この方法も、運転免許試験場で直接試験を受ける方法になります。

しかしながら、原付免許が学科試験に合格すれば良いのに対して、小型二輪以上の免許試験は技能試験があります。

この実技試験が非常に難易度が高いと言えます。

今までバイクに乗ったことが無い人では、合格はかなり困難ではないでしょうか。

だからこそ、多くの人は教習所に通って免許を取得すると言うわけです。

(教習所に通えば運転技術を学べて、卒業すると技能試験が免除になる)

バイクを買う時や保険加入時にも親の同意は必要

仮に親に内緒で免許取得ができたとしても、次にバイクを買わなくてはなりません。

実は、未成年の場合だと、バイクを買う時にも親の同意は必要になります。

バイクショップとしても、親の同意が無い未成年に対してバイクを売ると、非常に大きなリスクを抱えます。

そのため、どこのバイクショップでも未成年の時は同意書を求められます。

ショップによっては、直接親に電話確認をするところもあるくらいです。

ポイント

もし、未成年に「親権者の同意無し」でもバイクを販売するショップがあったら、悪質なショップと思った方が良いでしょう。

後々トラブルになる可能性もあるので、避けておいた方が賢明です。

また、バイク保険に加入する時も、未成年は親権者の同意が必要になります。

親に内緒にしたくても、無保険でバイクに乗ることは絶対にやめましょう。

万が一事故を起こしてしまった時には、取り返しのつかない事になりかねません。

関連記事≫バイク保険に未成年が加入するには?親の同意や保険料について

結局のところ、仮に免許を取得できたとしても、バイク購入時や保険加入時に、親に内緒で物事を進めるのは困難と言う訳ですね。

内緒にするより理解してもらうべき

ここまでで、未成年が親に内緒でバイクに乗る事が、非常に難しいという事は理解して頂けたと思います。

もし、「俺(私)は親には迷惑は絶対かけない!」と何らかの方法で、内緒で免許を取得し、バイクも入手できたとしましょう。

では、万が一事故にあった(起こした)場合にはどうなるのでしょうか?

未成年である以上は、全て親に負担が掛かってきます。

ケガの治療費や、相手がいた場合には相手の治療費も負担しなくてはならないかもしれません。

ガードレールや相手の車を壊してしまったら、その修理費用も掛かるかもしれません。

もし、保険に入っていなかったら数千万、数億の賠償になる事もあります。

このような大金の賠償を、親に背負わせる可能性もある事は知っておくべきでしょう。

また、金銭的な面だけではありません。

何よりも自分の子供が大怪我をしたり、最悪、命を落とすことになったら、おそらく一生深く悲しみ続けるでしょう。

しかも、自分の子供がバイクに乗っていることを知らなかったとしたら、尚更です。

自分を育ててくれた親をそんな目には遭わせたくないものです。

であれば、内緒で物事を進めるよりも、きちんと話し合って理解してもらう方がずっと良いのではないでしょうか。

そもそも親がバイクに反対する理由

では、何故、親はバイクに反対するのでしょうか。

説得するには、反対する理由を知っておく必要があります。

もちろん、反対の理由は人それぞれだとは思いますが、一般的には以下の理由が多いのではないでしょうか。

バイクは危ない、事故が心配

圧倒的に一番大きな反対理由でしょう。

もしかしたら、これだけが理由と言う親御さんも多いかもしれません。

転んだらケガをする、死んでしまうかもしれない。

危ないから乗ってほしくないという事ですね。

確かに、バイクの事故の際の重傷率や死亡率は車より圧倒的に多いです。

転倒した時に体が投げ出されてしまったり、車と違い、直接ダメージを受けやすいのは事実でしょう。

また、未成年のバイク事故は(何故か)ニュースなどでも良く取り上げられる様な気がします。

とはいえ、きちんと安全運転をすれば、それほど危険な乗り物ではない事は、既にバイクに乗っている人は良くわかっています。

安全面での理解を得ることが一番のポイントでしょう。

関連記事≫バイクは本当に危ないのか?事故率をもとに分析と考察した結果

お金が掛かると言う金銭的な心配

免許取得やバイク購入には、ある程度の費用が掛かります。

このあたりの経済的な事を心配して反対しているという場合もあるでしょう。

原付ならまだしも、中型クラスになると免許取得だけで10数万円かかります。

バイクを買うとなると更にお金が掛かるわけですから、親としては金銭的な面でも心配は尽きませんね。

学力の低下(勉強しなくなる)が心配

バイクを買うためのアルバイトや、バイクに夢中になることで、学業が疎かになる事を心配する親御さんも多いです。

特に高校生であれば、その後の進路で大学に進学予定の人も居ますよね。

そのようなケースの時には、親としては勉強が疎かになる事も心配です。

素行が悪くなると言う心配

もしかしたら、「バイク=暴走族、不良」という古いイメージを持っている親も居るかもしれません。

昔は「三ない運動」言うものがあり、この時代のイメージが残っているご両親という場合もあるでしょう。

三ない運動

1980年ごろの暴走族やバイク事故増加を背景に、高校生にバイクの「免許を取らせない」「買わせない」「運転させない」という教育委員会やPTAが推進してきた社会運動。

バイクに反対する理由は人それぞれだとは思います。

ただ、ほとんどの親は最初の「バイクは危ない」という事が一番の理由ではないでしょうか。

バイクに乗らない人にしてみると、なかなか理解を得るのは難しいところではありますが、少なくともちゃんと話し合う事は必要でしょう。

バイクに反対する親を説得する10の方法

では、どうやって親を説得したら良いのでしょうか?

前述のとおり、反対の理由は親の考え方や家庭環境などにもよって色々あると思います。

そのため、何が正解かは回答し難いのですが、ひとつだけ確実なのは「とことん話し合う」ことが重要だという事でしょう。

親の意見も聞くこと、自分の意見を聞いてもらう事に時間を費やしましょう。

そのうえで、下記の方法を参考にしてみてはいかがでしょう。

①バイクに乗りたい熱い想いを伝える

一番シンプルな方法ですがとても大事なことです。

基本的には、親は子供のやりたい事は応援したいという気持ちは強くあります。

バイクに乗りたいというのであれば、乗らせてあげたいと言う気持ちはあるのです。

ただ、子供が大事だから心配なのです。

「バイクに乗らせてあげたい」という気持ちよりも「ケガをしたり、危ない目に遭って欲しくない」という気持ちの方が強いから反対してしまうのですね。

まずは、なぜバイクに乗りたいのかどれだけ乗りたいのかを熱意をもって伝えるのが大事です。

②親に内緒にしたくない事を伝える

「どうしてもバイクに乗りたい、でも親にはバイクに乗っている事をちゃんと知っておいてほしい」と伝えてみましょう。

親だって、内緒で乗られるよりは、自分も知っている方が良いはずです。

裏を返せば「 反対されるなら内緒で乗ってしまうよ」という意味合いを含んだ、少しずるい方法かもしれません。

しかしながら、ちゃんと納得してもらった上で乗りたいという気持ちは、親にとっても嬉しいものです。

③親戚や兄弟を味方に付ける

もし、親族にバイク乗りが居れば、非常に強い味方になるはずです。

周りに協力してくれる人が居ないか探してみましょう。

運良く周りにバイク乗りが居れば、どうしたら親に理解してもらえるか先に相談してみるのがおススメです。

④フルフェイスやプロテクターの着用を約束する

バイクの事故で死亡事故の大きな要因は頭部や胸部の損傷です。

特に重要なのは、ヘルメット。

半キャップやあご紐の緩みが原因で、事故の際にメットが脱げてしまい、大きな損傷をうけるケースが多いのです。

きちんと安全基準に適合したフルフェイスやプロテクターをつける事を約束して、危険への心配を軽減してみてはいかがでしょうか。

関連記事バイクのヘルメットは5種類!メリットやデメリットを比較

⑤一緒にバイクショップに行ってみる

免許の取得を許してくれるか云々は置いておいて、「とりあえず一緒にバイク屋に行ってみよう」と誘ってみましょう。

ショップのスタッフにも話を聞いてみるのも良いと思います。

イメージだけでバイクに反対している親の場合には、意外と効果的な方法です。

特にディーラー系のショップなら店内のショールームも綺麗ですし、これから免許を取るか迷ってると言うと、丁寧に色々教えてくれます。

ショップ側にしてみれば、バイクが売れるかもしれないという気持ち(下心)もあり、免許取得を勧めてくれるでしょう。

関連記事≫バイク屋の選び方【バイクを買う時はショップ選びが重要!】

⑥一緒に免許を取らないか提案してみる

高校生くらいになると、親は子供との時間が極端に減って寂しいものです。

むしろ、巻き込んでしまって、一緒に免許を取ってツーリングに行きたいと誘ってみるのも一つの方法です。

「お父さんと一緒にツーリングに行ってみたい!」

「いつかお母さんを後ろに乗せてあげたい!」

そんな事を言われたら、親としては嬉しいものです。

⑦費用は自分で何とかする(と言う)

経済的な事を心配しているのであれば、お金は自分で頑張る!と宣言してみましょう。

免許取得やバイク購入の費用は、全て自分でバイトをして貯めると約束するのも効果的です。

とにかく、本気度を伝えましょう。

⑧勉強を頑張る

例えば、学校の成績も上げることを交換条件にするのも良いでしょう。

ここまで出来たら認めてほしいと交渉してみたり、交換条件も効果的かもしれません。

⑨友人にも会わせる

もし、他にもバイクの免許を取りたい友人や、既に乗っている友人が居たら、親に合わせて一緒に話してみるのも良いでしょう。

少し古い考えを持っている親の場合、バイクに乗って悪い事をしないか、暴走族に入らないか・・・など、素行が悪くならないかを心配をする人もいます。

段仲良くしている友人を知ってもらう事で、安心する事もあるでしょう。

⑩誓約書を書いたり、一緒にルールを決める

例えばですが、

  • 安全運転を誓う
  • バイクに乗る時はどこに行くか必ず連絡する
  • 成績が落ちたらバイクは売る
  • 危ない目にあったらバイクは降りる

内容はともかく、親の意見も聞きつつ、ルールを一緒に考えるのも良いでしょう。

一方的に決めるのではなく、話し合って親の意見も取り入れることが重要です。

まとめ:親に内緒はNG!頑張って説得しよう!

まず前提として、親の気持ちも理解することが大事です。

反対するのは、心配してくれている証拠ですから。

とはいえ、バイクに乗りたいという気持ちも非常にわかります。

だからと言って、内緒でバイクに乗る事は、親に多大な迷惑をかける可能性もあります。

また、コソコソ乗っていても、きっと心から楽しめないでしょう。

本気でバイクに乗りたいという思いがあれば、きっと親も理解してくれると思います。

一番は諦めずにしっかりと話し合う事が重要です。

感情的にならずに、しっかりと話し合ってみて下さい。

※バイクに乗ることができたなら、保険には必ず入りましょう。保険についても親としっかり話し合いましょう。

※本記事は2019年1月に記載しています。ご活用の際は、有用性を確認くださいますようお願い致します。
※2020年3月に更新しました